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『Happy Halo Dayと新マップ』の話。

 2006年11月17日。
 それは北米でのプレイステーション3の発売日だが、周知の事実として、PS3の生産台数は雀の涙。先行販売された日本でも転売転売また転売で値だけがつり上がっていくマニアのためのアイテムになっているくらいのものなのだから、日本に比べて好調なXbox360の存在もあり、任天堂の人気も高いあっちで発売日に血眼になってない本体を追い求めるなどという人は雀の涙のさらに飛沫でしかないだろう。

 でもPS3の発売はニュースになる。それはジャポネもアメリカも一緒。一般紙の経済面に大きく載る。そして、ライバル社がそれに対してどういう戦略を練っているかが、センセーショナルな見出しとともに踊る。ねえどうしますPS3発売ですよマイクロソフトさん? 良い感じで先行していますが、追いつかれたりしないですか?

「大丈夫です」

 と、さすがに苦戦の日本では声高に言ったりしないが、向こうではどうやら様子が違う。PS3? なにそれうちのソフトたちを見なよ。我々のマシンを愛する世界中の人々を見なよ。
 2006年11月17日。
 なんの日かって?
 そんなことの前に、
 2006年11月15日。
 今日はなんの日か知っているかい?

「初代XboxでHaloが発売されて、まる5周年の記念日です」

 マイソフ君の最大の友人でありボディーガードである、バンジー君が言った。

「お祝いと皆さんへの感謝の証に、私たちはビッグニュースをご用意いたしました」

 北米時間11月15日午前6時。
 バンジーからその発表がなされたのを、私は15日夕刻の日本で見ていた。

 bungie.net

 細かな発表としては、年末からHaloのCMと制作ドキュメンタリーがテレビ放映されること(アメリカでのお話しです)。
 大きな発表としては、『Halo3』マルチプレイのベータテストが来春にも行われるということ!!
 2007年中に発売されるという『Halo3』はおそらく年末になるだろうと予測されていて、たしかにマルチプレイはもうプレイ可能な状況にまでできあがっているという話を漏れ聞いてはいたのだが……オンライン対戦のスタンダードレベルを格上げした『Halo2』でもテストは行われなかった。今回も、てっきりまたソフトの発売日までテストプレイも体験版も配信などないと思っていた……でも、ええ、言われてみれば。製品版の発売の前にベータテスト版。RPGのソフトならよくある話ですね。ああ。プレイできるのか。できるんだろうか競争率高そうだな(笑・しかし数ヶ月前にブルートフォースは出ないのかという話をしていたことを考えると夢のようなコトだ)。

 そして、最大級の発表(フランキーはベータテストの発表が最大の爆弾と書いているが、私にとってはこっちだ)。
 『Halo2』に新マップ。
 次世代機戦争が火蓋を切るここに合わせて、落とす爆弾が?
 旧世代機のソフトである『Halo2』のアップデートを我々はやめないという意志の表示。
 マイクロソフトのボディガードと先に書いたバンジーが、その意思表示をしたことに口をぽかんと開け。
 そして、Haloを愛する私は拍手喝采した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

One positive of all this is that the team responsible for the backwards compatibility on Xbox 360 are going to go back and look at Halo 2 again. Many of you are aware that a few bugs exist when playing Halo 2 on the new platform and we’ve gotten indications that work is being done to try and improve that experience.


 bungie.net

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 要約(意訳)すると……

「あなたは360でHalo2をプレイすると少々のバグがあることに気づくでしょう?」

 ええ、音が割れたり、シャギーが出たりします。
 互換性はありますが、あきらかに初代箱でプレイしたほうが『Halo2』は快適です。
 それでも、様々な、そして圧倒的な360の利点を取って、私は360で『Halo2』を今夜もプレイする。

「良い側面として、Xboxの互換性をサポートするチームが、我々が『Halo2』をまだ現役と見ていることによって、再び戻ってきて仕事をしてくれるということです」

 ──ブラボーな話だ。
 バンジーはマイクロソフトの批判をしている。
 PS3発売直前、360チームは握手して微笑む写真ではなく、発破をかけあい高みを目指して怒声を飛ばし合う己たちの姿をさらしてきた。
 ハッピーバースデーHalo。
 すでに始まっている新時代機戦争の戦火の下で、今日も10万人が旧時代のものであるHaloをオンライン上でプレイする。実感として、360の専用ソフトをオンラインプレイするよりも『Halo2』で対戦相手を捜すほうが、ずっと簡単だ。いや、さがす必要さえない。つなげば十人近くが集まって即プレイ。360が発売されてから(私もたびたび勧めてきたが)、よりいっそう、Haloをプレイする人口は増えている気がする。

 私たちは、“Halo Nation.”の住人です。

 それをバンジーも認めている。
 もはやそれはひとつの流れであり、とても大きな世界中を包み込むもので、細切れにして語れるものではない。たしかに『3』は待ち遠しいが、それが次の時代だからといって、いまプレイしている『2』がないがしろにされる理由にはならない。
 PS3でも互換性の不具合はさっそく多発しているようだ。
 360もまだ下位互換していないソフトは山とある。
 『Halo2』は、マイクロソフトが「少なくとも看板ソフトであるあのゲームは完璧に動く」と胸を張ったタイトルである。
 それが360発売一年後も、素人目に見てわかるバグがある。

 まったくマイクロソフトはなにしているんだとフランキーが言ってくれることは、とてもうれしい。PS3発売直前に、『Halo3』の発表と同列に並べて五年前に生まれた初代Xboxのソフトの話を朝の6時から「大発表だ!」と大騒ぎしている。みんなこれが嬉しいんだろう? と得意満面に言っている。

 うれしいよ!
 ありがとう。
 そしておめでとう。
 これからもついて行く。
 いや、私たちが作るのか。
 私たちは、“Halo Nation.”の住人ではない。
 私たちが、“Halo Nation.”なのだから。

xbox360halo2

 (あなたがファイナルファンタジーや鳥山明のファンであるならばこれこれという選択肢もいまならある。『Halo2』の新マップをプレイするためにも、ハードディスクは必須です)

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