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『松花堂二段式900ml』のこと。




Brokenlunchbox03

弁当箱。
同じのを買い続けている。

買い「続けて」いる。

壊れるから。
陰謀だと思う。
パッキンのカビる千切れる。
ではない。
それらは部品売りされている。
普遍的定番型弁当箱なのだ。
フタに箸を収納する。
その収納にまたフタがある。
閉めると、かちっ、と留まる爪があるのだった。
フタのフタと一体成形の、プラスチックの爪。
二箇所。
これが折れる。
二箇所とも折れる。
フタのフタぱかぱかになる。
リュックのなかで箸が鳴る。
ときに飛び出す。
ケースに入れるとか、バンドで留めるとか?
輸送時はそれでいいのだが、食べるときに裏返す。
けっこう騒々しく鳴る。
恥ずかしい。
そして箸入れのフタは、なぜか部品売りされていない。
重ねて書くが。
普遍的定番型である。
部品提供する気もないならば、なぜ爪の厚みを二倍にしない?
決まってここが壊れる。
私だけではないはずだ。
何十年このカタチの弁当箱を、作り続けているのか。
なんのこだわりがあって、毎回折れる爪を強化しないのか。
爪折れる問題をメーカーが把握していないわけがない!

……疑いたくもなる。

でもまた新しい同じのを買う。
検討の果てに普遍的定番型に行き着いてしまうのである。
選択肢がないのだ。
競争相手が不在ゆえの怠慢か。
それともやはり企てなのか。
なにくそ負けるものかと決意する。
アクリル板をL字に加工して、接着剤で爪の裏に貼りつけ、さらにゼリー状接着剤を山盛り。もしかしてこうすると、しならずにフタが閉まらないかも、と案じたものの杞憂にすぎず。
なんの問題もない。

かちっ。

これで少し延命できるだろうか。
新品を買ってすでに最期を思い、新品に手を加えて祈っている。
せつない買い物を、させないで欲しい。

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 悪口ではなく、長年の愛人からの小言。なので名前も書いてしまいますが、スケーター(Skater)です。松花堂二段式900ml。

 愛人としてむしろカチンとくるのは、壊れないところの改良は施してくる。前はついてこなかった、多彩な仕切りパーツなどが最近はもれなく付属。

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 容量減るし。まったく使わないし。それは別売りでいいじゃないかいるひとに個別にセット販売でよろしかろうもん。全人類には、その仕切りパーツのプラスチックで箸蓋の補強を施せ。ていうか、仮面ライダーの変身ベルトでもそうだけれど、押せば曲がるまさに仕切りパーツに使っているような軟質プラスチックで爪を作るのが正解なのではないか。固いから欠けるのでしょう、折れるのでしょう。ぼくは大人だけれども、幼児の玩具を作るようなやさしさでもって弁当箱を設計してもらいたい。

 実をいえば一時期、かぱっと被せるカタチの蓋を採用した弁当箱に浮気したことがある。しかしてリュック内につゆだくダダ漏れ事件が起きて、あらゆる箇所がガチッと閉まるこちらに戻ってきた。ガチッと閉まるからパキッとも逝く、その理屈はわかるが、リーディングカンパニーとして理想を追い求めていただきたい愛してる。

 それだけだ。以下使用例でも書くか。

Brokenlunchbox01

Brokenlunchbox02

 二日分撮った。ハンバーグ(ヒジキ入りだし、つくね?)が左から右に流れていくフォーメーション。丸いのは鯖シソ揚げ。あ、いま書いたのにしっかり付属の白い仕切りをひとつ使っていますが。本当にこれしか使わないし、これが壊れることはないので、弁当箱本体が壊れるたびに溜まっていく無常。でもなんとなく新品を使ってしまう慕情。

 以前にここで書いたが、

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『珪素弁当』のこと。

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 葉っぱの湯がいたのとか、なんなら沢庵漬までもが、我が家の冷凍庫ではシリコンカップで無数に凍らせてある。「二人ぶん作るなら五人ぶんも同じだからよってらっしゃい」と、友澤くんのおばちゃんはよく言ったものだが、事実、ホウレンソウを湯がくのなんて特に、株を小分けにしてワンカップぶん作るほうが手間。買ってきたぜんぶを湯がき、ざっくざくと切って、詰められるだけのシリコンに抱っこさせて冷凍。

 飽きる?

 のーんのん。それは素材に味をつけるから。茹でたホウレンソウに味つけはいっさいない。ハンバーグにも焼き魚にも塩さえしていない。シリコンカップに入っていないおかずも、まとめて火を通してジップロックで冷凍している。結局、弁当箱を前にしておこなう作業は、冷凍庫から取り出したピースでパズルをする。そして、味つけ。

 ソースか、醤油か、酢醤油、ポン酢、ケチャップレモンのときもあれば、塩コショウを振るときもある。一味唐辛子やタバスコは必須(仕事中にカプサイシン欠乏の禁断症状が出ると私はブツブツひとりごとを言いはじめる。カフェインや糖分でそういう症状のあるかたは近場の自動販売機で調達もできようが、唐辛子依存症は、法的にマズい薬物なみに、ちゃんと携帯しておかないと緊急入手する手段がない。職場の最寄りのコンビニに週になんども制服でタバスコだけを買いに来る男というのは気味が悪いのでそうならないように、昼ご飯で適量の摂取を心がけている)。

 調味料の塩分というのは、なんにせよけっこうなもので、食材自体に味つけがなくても、後付けでしっかり足りる。逆に言うと、それに慣れてしまうと、市販の冷凍食材などを混ぜると、ひどくしょっぱい。えーと、これは買ってきたもので、これは作って冷凍した味のないの……と考えながらソースをかけるのも至難のわざなため、できるかぎりは手作り冷凍おかずに偏っていく。

 ごはんが毎日茶色いのは、玄米。某プロレス団体の道場で玄米食が徹底されていると知ったときからずっと。炊飯器も一晩中唸り続けるGABA増大モードで炊いているので、もしかすると私が不眠に悩まされていないのは、これのおかげかもと、GABAサプリメントを売りながら思う毎日です。

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 考えてみれば怖い話。どんな成分にも耐性はできるはずで、プロレスリング道場を真似て玄米食べ出しただけなのに、私のカラダはすっかり毎日のGABA摂取に依存している。食べないでいた時期がないのでわからないが、もしも捕まって支給白米だけを食べるような生活が続いたら、なにより不眠が苦痛という状況に陥るやもしれん。捕まらないようにしたい。

 これも前に書きましたが、

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『おでんで炊きこみごはん』のこと。

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 白米同様、弁当用玄米も170gパックで冷凍しています。二パックでスケーター定番弁当箱にぴったり。私の日々の調理のすべてが最終的に、この弁当箱に収束する。愛するゆえ深まるほど浅い欠点も許せず。いや爪折れるって浅くない。どうにかできるはず。




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