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『Halo Infiniteの真実』の話。




 今年もたのしいE3!!

 でも別にE3が始まろうが終わろうが、私は毎日プレイしている『Halo 5: Guardians』。

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『eスポーツとしてのHalo』のこと。

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 デイリーログイン徴発パックがいただけるのは毎日のことなのだけれど、数日前からプラチナ徴発パックなどというものが突如として現れ、パニックになった。

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 買ったおぼえがなのに、クソ高い徴発パックが引き出しに入っていたのである。世には酔狂なひとが多いもので、ギフトもできる徴発パックを私の引き出しにそっと入れておいてくれるなどということはままある。

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 しかし、そういう場合は、パック上に贈り主の名前が出るし、XboxLiveメッセージも自動で入る(おかげで男同士なのにバレンタインパックとか贈ってくるかなふつうという懸念も隠しオフで会いましょうなどという空気にならず贈り物には感謝感激というニュアンスを含めた返答を各国語で書くスキルが身についたこの数年)。

 気づかぬうちに買っちゃうなんてことあるかなあ、と首をかしげていると、こんなメッセージが流れてきた。

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 これを記念してのE3期間、毎日ログインプラチナパックプレゼントだそう。

 確かに久々のヘイロー関連重大ニュースである。

 毎日汗を流すeスポーツなので、そうそうしょっちゅうルールが変わっても困る。『Halo 5: Guardians』が発売されたのは2015年の暮れだったから、ざっくり二年半ほどが経っているけれど、ネット対戦が実装された『Halo 2』から数えれば、もはや十年以上。『2』から『5』で十年を越えるので、ルール変更なしで過ごした年のほうがずっと多い。

 私はネット対戦こそ毎日だが、ストーリーモードを協力プレイではいちどもプレイしていない。いちどもだ。シリーズ通してだ。十年以上、対戦ツールとしては愛しても、そこで語られる物語を映画のように他者と共有したり繰り返し愛したりはしないできた。そのように『Halo』シリーズを競技アイテムとして捉えていると、別に『6』が来ようが来まいが『5』が健全に堅牢に稼働し続けてくれていればOKなのだ。

 なのだ、が。

 とはいえテレビゲーム。シリーズを追うごとに、映像や音響、レスポンスなどの面で新しくなるたびに快適になり競技への没入度が増してきたのは事実。そういう意味においては、たとえばテニスの新コートが建設されても芝が気持ちいいねとか土が足に馴染むね、なんて感想にとどまるのと比べ、eスポーツの新舞台リリースは世界そのものの変化ではある。

 『Halo Infinite』

 それが新作タイトル?
 ……『6』じゃなくて?
 インフィニット?
 『Halo』サーガには、UNSC( United Nations Space Command ) Infinityという全長五キロメートル越えの母艦が登場する。インフィニティ=無限大と形容される、いやいくらなんでもそんなにデカく造る意味があるのかという宇宙船。

 インフィニットだと、無限、と訳せばいいのだろうか。なんにせよ、ヘイローフリークであれば、間違いなくあの母艦を想起する単語だ。それがタイトルにつけてある。

 そして、この映像が流された。



 ややこしいことに、新作ゲーム映像ではない。つまり『Halo Infinite』のゲーム画面ではない映像を『Halo Infinite』を発売しますというアナウンスとともに流してきた。

 だったらこれはなんなのかといえば『Halo Infinite』のために開発された、新たなるゲーム描写エンジンSlipspace Engineの技術デモだそうだ。

 どこかの濡れた洞窟……水を飲む鹿……砂漠と湿地帯、疾走するサイに似た巨獣の群れ……水中、そして砂と水の境界をまたいで伸びる影と、着色されたスモーク。

 草木の生い茂る小高い丘に、ヘルメットをさげた機械兵。ものすごく引いた画で、爆走するワートホグが跳ねる。

 そしてさらに画が引くと、兵士たちを含めたそれらの大自然が、宇宙に浮かぶ超絶巨大なリングの内側にあることがわかる。

 それが『ヘイロー』。後光、光輪、という意味よりも、この十年で宇宙に浮かぶ人造居住地区リングのことを指すようになった。そのヘイローそのものを背景にして、ぶちあげられるロゴ『Halo Infinite』。

 無限のヘイロー。

 というフレーズが頭に浮かび、ゲーマーならば、広大なヘイロー世界を自由に散策できるオープンワールドタイプのゲームなのかな、と予感する。となると、映画的にがっちりストーリーを描いてきたナンバリング『Halo』の続編『Halo 6』ではないのか。

 いてもたってもいられずにヘイロー公式に請うと、もちろんとてもすばやくブログが更新されている。

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Our Journey Begins | Halo Infinite | Halo - Official Site

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 The team also heard feedback loud and clear on the amount of time spent playing as the Master Chief in Halo 5. In Halo Infinite, the game will focus on the Master Chief and continue his saga after the events of Halo 5.

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 と、書いてある。

 ヘイローインフィニットはヘイロー五のあとに続くマスターチーフのサーガを見ています。

 ですか。
 それってふつう『六』って言いませんか。

 頭によぎるのは、Windowsのナンバリングが9を飛ばして10になったこと。マイクロソフトはこれが未来だとでも宣言するかのごとく、日本の小学生はだれも知らないXboxなるゲーム機との連携を大胆に盛り込んできた。

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『Windows10でXboxOneをストリーミングするレシピ』のこと。

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 ぶっちゃけ、マイクロソフトはWindowsもXboxも自社のサービスが走るということでは同じものだから、そこそこ売れてサービスに課金してもらうのが大成功という、そこそこ高級ホストクラブ方式にシフトしている最中である。そこそこ売れるそこそこ高級というところが大事だ。千円の酒しか飲まない女を十人機嫌をとってアフターサービスするよりも、一万円を落とすひとりを見つめて姫と崇める商売がしたい。

 Windows離れ、などという言葉がニュースになるような状況は許されるものではなく、彼らはなりふりかまわず、Windows9をすっ飛ばして清廉刷新された自分たちをアピールしてみせた。

 言うまでもなく、Windows8が賛否両論だったからである。

 さてヘイロー。

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『Halo5: Guardiansの物語』の話。

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 その記事の最後で、私は書いた。

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 Amazonのレビューが賛否両論うずまいている、その大半の原因が物語にあるというのは、良いことです。お約束の欠如に期待を裏切られたと感じるひとと、小説や映画を巻き込んでハードSFなタイトルへ変貌遂げようとする心意気に拍手を送る層に分かれ、Halo信者同士の内戦が起こり始めている。いずれ、カトリックとプロテスタントのような流派が確立されることでしょう。一方は初期三部作を聖書とし、もう一方は次作でこそコルタナ受肉化無限増殖によってマスターチーフの後天的インポテンツ奇跡回復が成し遂げられると見せかけて驚きのマスターチーフ機械生命化なんて展開なんだろうなと夢見ながらまた裏切られることを心待ちにする……どんな愉しみかたも自由になる。
 争わないで。
 否。
 争うことさえも、愉しんで。
 そういうふうに、なればいい。

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 『Halo』信者たちのあいだでマグマのように熱が噴出したのは事実だ。いちおう書いておくと、スポーツライクな側によってプレイしている私は、物語の変化は純粋にニヤニヤしながら見られて大歓迎という派閥であった。

 で、そこで徴発パックの話にもどるが。
 私は、ギフトを贈られることはあっても贈ることはない(数度の例外はある。あなたは特別だった)。自分自身のためにも、金の力を使って新しい装備を手に入れるというのはしたことがない。だからプラチナ徴発などというものが自分の引き出しに入っていたときに大慌てだったのである。

 つまり、ストイックに毎日の対戦プレイを日常として、ブロガーのくせに『Halo5: Guardians』の物語の変化についてはいちどのシングルプレイで言及をやめた。私は、千円の酒さえも飲まない、『Halo5: Guardians』というソフトを購入しただけの客だ。まあ、広い意味で初代Xboxからの有料会員ではあるのでマイクロソフトの大事な金づるではあるはずだけれど、こういうやからは物語がどう転ぼうとも常に金づるであり続けるので、課金層最底辺として放置しておけばいい。

 昨今の彼らのビジネスモデルにおいては、物語がひねったものであった結果、ヘイローサーガに見切りをつけたものたちがいるというのは看過できない事実であったはずだ。結局のところ、ナンバーワンに立つホストというのは正統派でなくてはならない。もっと言えば、店自体がイロモノを扱っていると見なされては狙うべき顧客層がブレる。『Halo』は、これまでなんども超大作映画化を失敗してきたが、それもすべてはマイクロソフトが『トランスフォーマー』であり『スターウォーズ』クラスの映画を作ろうとしたせいだ。『Halo』は、そうでなければならない。彼らはそう考えていて、そう作ったつもりだったのだが、『Halo5: Guardians』は、正統ナンバリングタイトルとしてはひねったものとして世界に受け止められてしまった。

 そこで、こんなことになったのではないか。

 『5』のあとを描く。
 しかし『6』を名乗らない。

 『Halo5: Guardians』の、そのあとを描く。『Halo5: Guardians』で、ヒロインのコルタナは行方不明で、主役マスターチーフは追われる身となって、プレイヤーは伝説の超戦士を追う若造たちを演じることになったけれど、そこは主役のマスターチーフに焦点を当てなおす。

 上のHalo - Official Siteブログで、明言されている。
 
 Slipspace Engineの技術デモではあるが、マスターチーフがかつて着けていた旧式のアーマーなのは『Halo Infinite』のコンセプトを象徴している。

 ……つまり原点回帰というやつか。
 超戦士マスターチーフを描く。
 ヒーローが宇宙を救う。
 そこに尽きる、と。

 そんなもん、もちろん大歓迎である。
 『6』は、いらない。
 『Infinite』を寄こせ、そしてよかったら『Infinite 2』を出せばいいのだ。映画『スパイダーマン』方式だ。ウケなくなったら仕切り直せばいいのである。監督も役者も変えたってマスターチーフのサーガは続く。正しい。実に正しい。

 マスターチーフと違って、だれも明言していないが、コルタナも間違いのない正統派美女優あたりをスキャンした姿になって、マスターチーフときちんと触れあってくれるに決まっている。正統派において、美しいヒロインが美しくさらわれて美しく救われ、ヒーローに口づけるのこそが正義だ。そういうのを描くのは小っ恥ずかしいものだ。特に、いちどひねった方向性へ行って新キャラも出して複雑化したあとでは。

 でもやれ。
 やってくれるのだ。

 『Halo Infinite』が、『5』の物語を継ぎつつ正統へ回帰する。

 ああもう、そうなのである。
 たのしみでしかない。

 とはいえ、私にとってはもっとも興味のある『Halo Infinite』の実際のゲーム中での動作の映像などは、けっきょくE3のあいだは放出されなかった。まだ煮詰まっていないのだろう。何年もかけて新しいヘイローを作るためのエンジンという「道具ができました」というところ。すばらしい彫刻刀ができあがったのでその切れ味を見せてくれただけで、それによって彫られたこれまでに見たことのないような彫像が示されたわけではない。

 まだしばらくは『Halo5: Guardians』が私の日常です。

 徴発パックの件でいうと、いちども課金せず武器乗り物は100パーセント収集済みで、着せ替え用のヘルメットとアーマーが、どちらも97パーセントを越えて、あと数個ずつ。プラチナ徴発とか四枚も送り込まれたから、レジェンド級のアイテムがさらに数個やって来てしまってオール100パーセントになってしまいそう。これだけの年月プレイし続けているひとの大半がこうなっているはず。コンプリートを促進させるのではなく収集物を増やして欲しいです切実に。

 私のゲーマータグはYoshinogi。

 どうぞ、お声をかけてください。
 日本の日付が変わるころに、よく彷徨いています。

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