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『BQ-CC55 / パナソニック急速充電器』のこと。



 初代からのXboxサーなのですが、Xbox360の純正ワイヤレスコントローラー充電パックがひどくクソな出来で、Xboxのコントローラーは単三電池二本で動くので、それをエネループに変えたほうがずっと快適だった。

 それはXboxOneでも変わらず。

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 そんなのとか、懐中電灯だとか。目の届く範囲で、いくつかの充電池を運用しているあいだは、私の明晰なる記憶力によって充電池どものすべての動向を把握できていたのですけれども。

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 ……これが。
 プラレールに代表される、男の子のオモチャが。

 充電池が普及していなかったころには、どう考えても電池のほうが本体たちよりも高くつくに決まっているので、集めるのもためらわれたろうな、それで私は子供のころこういうオモチャを買ってもらえなかったのかな、と思ったりもするくらいに、もうなにもかもが乾電池。

 たとえば暖房器具だって、石油ストーブ一台の価格なんて、ひと冬の灯油代で軽く越えていく。エネルギーというのはそういうもの。筋トレ好きなひとはよくご存じでしょうが、ヒトの筋肉は、鍛えればすぐに「これ以上筋繊維を肥大させるんじゃない!」と脳に命令を出す。こっちは肥大させるために腕立て伏せをやっているのに、当の筋肉が主人にお伺いも立てずに脳へ直接の命令を下す。なぜなら筋肉が肥大すると燃費が悪くなるから。日常生活に必要である以上の筋肉をつけるのは、生物の生存本能的には不利になるばかりのこと。だから筋トレとは「やめろ!」と脳へ命令する自分の筋肉をこれまた自分の脳で凌駕して「ぶち切れろ!」とズタズタに筋繊維を破壊して言うことをきかせて太らせるという、文字通りの己との戦い。だからこそハマるヒトはハマるのですが。

 話が逸れましたけれど、電池。今日も、妻と息子が近所のリサイクルショップで、安いプラレールがあったとかで買ってきて、仕事から帰った私に息子が言う「だから!」……最近、唐突に「だから」という言葉を使うようになって、なかなかムカつく感じである。「だから電池ない!」いや、いまはじめて聞いた。そのプラレールも初めて見た。なにがどう「だから」なのか。言われもしないことを忖度しろと。ちょっと説明してやる。だから、というのは、まず買ってきたプラレールに電池が入っていないので入れて欲しいのですお父さまという会話があって、そのうえで私がよく話を聞いていなくて「なんだって?」と聞き返したときにやっと言う言葉だ。と教えるものの、やっぱり伝わらなくて……「だから!」。

 いいよわかったよ。Xboxで使い倒した充電池を入れてやろう。そうして私は新しいのをまた買おう。こういうことでもないと新しい充電池なんて買わないしな。

 なんてことをやっているうちに、追いつかなくなってプラレールのための充電池を買ったりして。あふれかえって。もともとコントローラーで使ってヘタっていたのも入れたし、百均で買ってきた充電池も入れたし。どれがいつ買ってきたどういう状態のものなのかがわからなくなってしまって、充電器を新調することにした。

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『パナソニック 急速充電器 BQ-CC55』 

 ただ、これのレビューをあさってみると、エネループの高容量タイプである「プロ」を認識しないというようなことを書いているひとがちらほら。そんなことある? エネループはかつてはサンヨーさんのものだったがいまやパナソニック製。パナソニックの充電池をパナソニックの充電器で充電できない?

 ええ、私、Xboxのコントローラーではプロを使っているアルよ。

 そうしたら、こんなセットがあった。

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 BQ-CC55+eneloop pro。
 しかも私の大好き黒色。
 これで充電できないとしたら詐欺で訴えて勝てる。というわけで買った。目的は、なにか。急速充電の必要性はあまりない。これまで、一晩放置で充電するスタイルで飽きずやってきた。

 欲しいのは、充電池の状態を知らせてくれるダイオードの存在である。

 届いたBQ-CC55へ、さっそく色々ハメてみる。

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 左からエネループプロ、アマゾンベーシック、VOLCANO NZ。ちなみにボルケーノNZは、なぜだか親会社が違うはずなのに百円ショップのFLET'S(フレッツ)とSeria(セリア)で同じものが売っている。二本セットで百円だったGoldenPowerという充電池が以前あって、百均で充電池といえば(DAISO)ザ・ダイソーではなくそっち、というクセがついてしまい、いまではボルケーノNZも一本百円なのだけれど、なんとなく変わらず手がのびてしまう。百均では、より良いものを求めるよりも、問題のなかったものを再び求める姿勢が現れがちである(ちなみにザ・ダイソーのニッケル水素充電池は「ReVOLTES」リボルテスかレボルテスか、ボルケーノよりは電池らしい名前をしている)。

 ともあれ、BQ-CC55のすばらしさよ。
 オレンジ色の発光は、充電具合が少なめですよのお知らせである。異常を感知すると赤く点滅するはずなので、どの充電池も充電が進んでいるように見える。

 エネループプロの容量2500mAhで、完全にカラの状態から四本同時充電で四時間。オレンジからだと、もう少し短いはず。待ってみる。

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 AmazonベーシックとボルケーノNZが一本、無事充電を終え、エネループプロをもう一本足して、じっと見つめる。数十分後、エネループはグリーンに点灯し、その後消灯。二本目もグリーン。もうすぐ充電終わりますよの合図。つまりエネループプロは問題なく充電できる。セットで買ったのだから当たり前だけれど。写真は撮っていないが、充電式エボルタも、もちろんパナ製なので、なんら問題なく充電完了。

 ……あれ?

 ボルケーノNZ……容量1300mAh。エネループプロのほぼ半分の容量だ。それがまだオレンジ。いや、もう一本のボルケーノNZは、さくっとグリーン点灯で消灯したのですよ。でも残った一本が、もうこうなるとあきらかに充電時間が長すぎる。異常通知は出ていないが……

 さわってみた。

 熱いっ、ボルケーノって! 太陽ケアの旧名みたいな名前な意味を、長いつきあいのなかではじめて知る。熱くなるからかっ!!

 そんなわヶあるか!!

 だったらなぜ充電池にボルケーノなどという物騒な名前をつけるのかの疑問は解けないままになるわけですが、それはさておき。

 ちょっと危険な熱さだったので、充電器から抜いた。
 まじまじと見る、と。

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 自身の発する熱で、コーティングが溶けて歪んでいた。あーこりゃ、ボルケーノ設計で予測されていないレベルのボルケーノになってしまったんだな。

 これまでのように、充電中のまま放置して一晩なんてやったら……真にボルケーノるかも。怖い。

 そういうわけで、以後、百円ショップ充電池は急速充電器禁止。うむ、これまで、いくつかの急速機能のない充電器で充電してきたぶんには、こんなことは起こったことがない。一本は難なく充電できたところからして、劣化か、製造時の出来のブレがあるのか、判然とはしませんが、さわれないくらい熱くなって外装が溶けるというのがいちどでも起きた以上、同じシチュエーションは避けるべきでしょう。

 そういうわけで充電池の状態を推し量ることのできる充電器を入手した結果、やっぱり価格にはそれなりの理由があるものだという気づきを得たというお話でもありました。

 いや、価格といっても、たとえば、

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 『Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池』

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 『パナソニック eneloop 単3形充電池 8本パック スタンダードモデル 単1サイズ変換スペーサー2本付 フラストレーションフリーパッケージ(FFP)モデル BK-3MCC/8FA』

 あたりは、時期によって価格変動の幅が大きいものの、最安値時で一本二百円くらい。百均の倍じゃねーか、という見方もできますが、百円差ほどでボルケーノったりはしない信頼性と、急速充電器に入れて放っておける安心感が得られるのならば、こちらを選びます私は。お安いときに買っておきましょう。

(いちおう書いておきますと、充電池を充電するさいに発熱が起きるのはエネルギーの流れ的な問題で避けようがなく、パナソニック先生の公式見解でも室温+30度までは異常ではない。つまり真夏だと70度近くても正常なので、その温度だとうかつにさわることもできない状態。火傷する。よって今回の件は、100円ショップの充電池に難があるわけではない。100円ショップにも充電器は売っていて、それは例外なく単純な作りの急速ではないゆっくり充電器。その組みあわせで充電するかぎり、ボルケーノがボルケーノることもないのだから、ボルケーノの外装を高温で溶けないようにコストをかけた素材にする選択を100円ショップがしないのは妥当である。むしろ一本は高級充電池並みにグリーンランプで充電できてしまったことがブレはあるにせよ百均製品も一定のクオリティで作られていることの証明ともいえる。充電池に合った充電器を使え。学ぶべきはそういうことだ)



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