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『プラレール博を攻略する』のこと。



 めったに行くことのない駅で、めったに見ない電車がやって来て、しかし帰宅方向とは真逆へ向かう……それに「乗せてぇぇぇ」と叫ぶ二歳の息子へ「あれ乗ったら見知らぬ土地へ向かってしまうわ乗るのは反対方向のっ」と叫び返しているところをめったに行くことのない駅なのに偶然にも知人に目撃されてそれが仕事関係のひとで、あらあら吉秒さんて小さいお子さんがいるのねというよりも休日の革ジャン重ね着にシルバーリングも重ねづけなバイカーバージョンな私に興味津々なのを隠そうともしないという羞恥プレイに昨日も遭遇したくらいに、彼にとっては電車はいま、それそのものを愛でるものである。

 そして私は仕事柄、年末年始は家にいないので、三が日も過ぎてから、さてここからが私の正月だどこかへ行こうか、となったとき。大阪南港ATCホールで元日から八日間にわたって開催されていたプラレール博へ息子を連れていくというのは、自然な流れだった。

 多くのひとの正月はすでに終わっていて、正月に正月らしくすごす多くのひとたちも、8日の成人の日という祝日が最終日に重なるのでそっちに集中するだろう。カレンダーの祝日とは無関係な休日を得ていることの特権ではある。この谷間、そんなに混んではいないだろうと思いつつも、コンビニで前売り券は買っておいた。当日券の売場に行列ができることをおそれてというよりかは、単に前売り券は200円安いから。

 プラレール博へ行くのだから、むろん電車移動だ。向かう乗り物からしてもう、プラレール的。

PlarailExpo2018

 ニュートラム南港ポートタウン線『コスモスクエア』行き。昭和の日の幼い私がその響きを聞いたら、どこの火星を舞台にしたロボットアニメの鉄道かと思うような名前である。いかにも反乱軍にテロ攻撃されそうだ(実際、Asia & Pacific Trade Center、略称ATCは、大阪湾に浮かぶ人工孤島咲洲にあるので、道路とニュートラムを爆破すればテロリストたちが独立国家を宣言するのに最適な立地ではある)。

 孤島にひとが集まってくるので、道に迷うことはない。ほぼすべてのひとがプラレール博目当てで、私は午後から参戦だったので、向こうから目立ちまくりなトミカプラレールビニール袋をさげた家族連れが途切れず家路をたどっている。きっと朝イチから来ていたひとたちもいるのだろう。ご苦労なことだ。

 たどり着き、道なりに進んでいくと、まずこれに出会う。

PlarailExpo2018a

 迷子ワッペンシール。注意書きにも書いてあるけれど、けっこう粘着力が強い。フェイクファーな服に貼ったりすると、ごっそり毛が抜けるレベル。あと、これは実話だが、会場はものすごく暖房が効いていて、イベントの特性上、ベビーカー置き場というものが広大なスペースで用意されている。息子もベビーカーに乗せていた。歩けるが、疲れると座りこむというやっかいなころあいなのだ。みなさん、ベビーカー置き場にそれを置き、おまけに貴重品だけ持って脱げるだけの服も脱いでいく。ベビーカー置き場には職員さんが常駐しているから、盗難の危険はほぼない。で、私は、息子の着ていたコートに迷子シールを貼りつけて、それを脱がせて会場入りしようとした。

 確かにバカな実話なのだが。だって順番がそうだった。迷子シールを貼るところでコートを脱がせて中の服に貼るか? そんなことはまずしない。バカな実話だが、起こるべくして起きる事態なので、お気をつけいただきたい。

 しかしまあともかく、基本的には広大な敷地にプラレールが走りまくっていて、それを嬉々として眺めるイベントだった。ちょっとしたゲームや、きかんしゃトーマスや新幹線の模型と写真を撮ったりできるコーナーには、午後になっても長蛇の列である。私、どんなに美味いものでも、行列には並ばないという生きかたをしてきたもので、写真好きだが、ことごとくスルーしていった。子供たちはどこを向いても走っているプラレールを追いかけるのに夢中なので、多くの撮影スポットは撮影者たる大人の欲求によって混んでいるのだ。

 そういう理由によって、一部が本邦初公開と告知もされ私的には興味もあった、日本の伝統工芸とプラレールがコラボする、というコーナーは、比較的すいていた。なぜなら大事に展示物がガラスケースに入っていて、人物といっしょに記念撮影できるような作りになっていないから。それだけを撮影するならば、ネット上に高解像度の写真も掲載されているし、動画もアップされている。



 私もいちおう撮ってはみたが。

PlarailExpo2018b

 展示箱の防犯装置がどうやっても写り込むので、インスタ映えしない。インスタグラムは、やっていないけれど。ちょっと背景は考えてもらいたいものだ。和紙を一枚貼るくらいできるだろうに。そういう理由ですいている(覗き込んでいるのはよその子なのでモザイクかけました。台の高さからして、どうしてもそういう顔になるところも撮影向きではない)。

 攻略というタイトルで書いているから、ここからはそれらしいことも書いておこう。

 まず、お昼。

PlarailExpo2018d

 うちの冷凍庫で見たことあるレンチンするだけの総菜群がカッコいいプレートに載せられてくるけれどその皿は返せという850円をはじめ、どう考えても、歩くのもしんどいおじいちゃんおばあちゃんの財布を狙ったメニューがずらり。だって、プラレール博って、出たり入ったりできるんだもの。目の前にリーズナブルなレストラン街があるのですよ。

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レストラン一覧: 大阪南港ATC

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 寒波が来ていて寒さが尋常ではなかったが、港なので海を見る公園も整備されていて、そこでお弁当食べているひとも多かった。重ね重ね、再入場できる会場内であきらかな冷凍総菜を売りつけてくる商法はいかがなものか……いや、良心的に考えると、あれはできるだけ外のレストラン街へお金を落としてきてくださいという、タカラトミーさんの地域への配慮なのかもしれん。前述のように会場内は暖房ききまくりだから、会場内で持ち込み飲食を許せば、コンビニゴミがてんこ盛りになるのも目に見えているし。

 私は午後から行ったので、昼は食べて入ったのですが。あとあと考えると、この時間帯は正解だった。プラレ-ル博における課金イベントはあまたあるのですが、なかでも外せないのがプラレール釣り。

 プラレール釣り堀から、プラレールを釣る。制限時間一分。当日の最高記録を抜くと豪華賞品がもらえますが、当日の記録は十台で、うちの記録は二台でした。

PlarailExpo2018e

 この課金コーナー。大きな電動プラレールに乗れたり、サイコロを転がしたり、それらが全部チケット制。なんであれ課金となると熱くなるかたは多くて、サイコロなんかは、出目が揃うとゴールド塗装のプラレールがもらえたり、もうなんだかひと足早いカジノ解禁が大阪南港で、という雰囲気。ただ、そんな合法カジノも、最終16:30で終了。16:00時には入場がストップ。

 私、十五年ほどプレイしている『Halo』というゲームで、課金システムがあるけれどいちども払ったことがないというくらいにそういうのに手を出さない口で。ゴールド車両がもらえなかったにしても、それが今日の運と、さくっと手を引いたのですが。多くのかたが16:00あたりからは、買ったチケットの消費と終了時刻のせめぎあいになる。

 あれ、これって……

 前半で、華麗にスルーしまくった無料ゲームや撮影スポットのあたりに引き返してみると、まあひとが引いておりまして。こういうのを数十枚撮った。

PlarailExpo2018f

 ラスト三十分で、ほぼすべての撮影スポットを制覇。まったく並ぶこともなく、トーマスとも新幹線たちともばっちり撮影できたので、写真目的ならば、最終時刻前に走りまわるというのも手です。

 午後から行って、行列を避けてぶらついた結果、戦利品はこんな感じ。

PlarailExpo2018g

 なんというか、イベントオリジナル品なのでマニアはたまらんのでしょうが、実在しない列車群なので子供の食いつきもいまいちで、こんな程度でよかったのではなかろうかと。

タカラトミーモール



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『とかげの月/徒然』 『プラレール博を攻略する』のこと。