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『基本のまるいパンのレシピ』のこと。




BrightBread1

BrightBread2

○材料

ぬるま湯 200CC
強力粉 280グラム
薄力粉 20グラム
ドライイースト 小さじ1
砂糖 小さじ1
塩 ひとつまみ

○作り方

 強力粉と薄力粉をまぜ、大きめのボールに入れます(ふるわなくてよし)。

 ぬるま湯(指入れてぬるめのお風呂くらい。30度ちょっと越えるくらい)に、あわせた粉の半量とドライイースト、砂糖を入れ、手でまぜます。

 残りの粉と、塩を加え、まとまるまでこねます。前にもピザ生地の回で書きましたが、あなたが100キロ程度のバーベルを上げられるなら1分もこねれば充分。そうでなくても3分もこねれば万全。

BrightBread3

(私的にはこんなくらい。生地がなめらかになるまでとか、もっちりしっとりだとか、そんなにまでがんばってパンを焼く気はない。晩ごはんに添えたいがクラッカーを買いに行くよりはパン焼いたほうが面倒くさくないという話なので。我が家の最寄りコンビニは目の前だから、服を着る以上に面倒くさいならばパンなんて焼かない)

 濡れ布巾をかぶせて、夏の気温で一時間くらい。二倍の大きさになるまで待つ。これを一次発酵と呼びます。時間ではなく、必ず膨らみ具合で判断すること。そうです、コツは、休みの日にのんびり焼いて、決して焼きたてを晩ご飯の時間に、などと考えず、余裕を持って生地の様子を眺めてつきあうこと。焼きあがる時刻は、こっちの都合ではなく、生地の都合で決まるのだと心得ること。

BrightBread4

(ほらね。こねが適当だって膨らむんだ。最近のイーストは優秀なんだ)

 膨らんだら、適当にまるめて、オーブンシートを敷いた天板に並べ、もういちど濡れ布巾をかぶせて、一時間休憩。

BrightBread5

 ここはもう膨らみ具合でなく、一時間固定でよし。これを二次発酵と呼ぶのですが、実のところ、発酵して膨らませるタイムというよりは、丸められた生地が、丸められたことに納得するのを待つ時間。ちゃんと丸めることには苦心しましょう。きちんと閉じられていなくて、裂け目が残っていたりすると、焼いて膨らんだときに変形して、せっかく覚悟を決めて焼かれてくれたパンがひん曲がってしまいます。

BrightBread6

(で、ひん曲がったら捨てるのか? んなわけあるか。パン屋じゃねえんだ。曲がったパン焼けたー、破裂したー、ていうだけのことである。でもまあ、一時間くらいは膨らませたほうが、クラッカーよりもパンに近いものができあがるので、待ち時間に三十分アニメではなく一時間ドラマを観るくらいの余裕は、やはり推奨したい)

 まんまるいのがお好きなら、そのままで。今回はアクセントをつけるのに、分量外の粗挽きコショウを振りまいてから焼きました。チーズとか、チョコレートとか突き刺してみるのもたのしい。本日の気温ですと中段200度で10分。焼き加減は目で見て調節しましょう。色白でも、こんがりでも、それはそれで味わい深いものです。それこそ家焼きパンの醍醐味。

BrightBread7

(ちなみに今回のレシピと同種のパンを以前焼いたときの温度と時間は、上段220度で20分。オーブンの性能や、上段や中段の差にもよるが、夏と冬では、うちの場合、二倍くらいの時間差は実際に出る。ので、目視大事。いやまあ、焦げたって食うけどな。どうせなら焦げないうちに出して、焦げ目はあとでトースターでつけたほうが平和)

BrightBread8

(冷ますときはパンの下に空気の層を作りましょう。べちゃっとしないように。べちゃっとしても食うけどな)

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 隣のとくっついていようが、大きさが不揃いだろうが、パンなんて添え物。今夜のメインはこのあいだの、それ。

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『紫キャベツマリネのレシピ』のこと。

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 完成図。

BrightBread9

 こういうのでビールです。それでいい。それがいい。

 以下また例によって蛇足。

 ピザを焼くことが多いいいいいのですけれども。

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『ピザ六景』の話。

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 パンもたまには焼くよおおおおおお。

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『きみのためにパンを焼く』の話。

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 ということで以前、同種のパンのレシピをのっけたとき、できあがったあとの二枚の写真(今回の冒頭の)だけで、制作途中がなかったのが、とても気になっていた。気になっていたわりに、二年くらい経っているのですが、日々、どういう語句で検索されてうちのサイトは読まれているのかしらんと眺めていると、不幸にもレシピサイトとしてまじめに検索したのにうちに迷いこんでしまった小羊たちがいたりする。まあいちおう、文字でレシピは書いているわけで、読んで作って作れないことはなかろうかとは思うものの、私、まじめちゃんがまじめすぎるがゆえに不器用に不利益をこうむるという図式にいきどおりを感じるタチでして、そういえば学生のころには不思議ちゃんと呼ばれる存在が現れると「タクミの獲物が来た」と揶揄されたくらい、だれの目にもあきらかなくらい、不思議ちゃん好きだと思われていた。本人的には恋愛や性癖における好き嫌いとはまた別な気もする感情で、男女問わず、まじめくんがまじめに壁にぶち当たっていると「曲がったら?」と手を出さずにはいられないだけというか、裏返せば「曲がればいいだけのことだろう曲がれよ!」という憤慨であったりもするので、自分勝手なお節介ではあるのですけれど。ああもうっ、となる。それが自分のサイトで、だ。

「ちゃんと料理作るのにうちに来ちゃうかな!」

 というのが、ええ、もう。うちのサイトのなかだけで、レシピからレシピに跳んでは熟読してくださっているかたがいる。イヤうれしいですけれども。そこはサイト内検索ではなく、広大なインターネットワールドか、レシピ専門サイトなどにいけばいいんじゃないのかなあ、と心苦しく思う良心が私のなかにはある。あってよかった。

 で、あらためて、サイト内検索でちゃんとパンの制作過程が出るようにしてみたというだけの回でした。パンは簡単です。発酵させて焼けばいい。それだけです。でもちゃんと冷ませよとか、そういった程度のアドバイスを添えておくのも親切かなと、照れまじりの荒っぽい口調でアドツンバイスしてみた。私の焼いているのを見れば、いかに大きさが多少不揃いであろうともなんら問題ないことがわかっていただけるでしょう。ピザ、よく作るんですが。と、さっきも言いましたが。まとめて作った生地をいつも三等分するのに、いつも一枚目が小さい。ぷくーと膨らんでいるところから最初にちぎりとるので、目視が甘く、つかみとる生地が少ないのでしょう。でもね、ピザ焼いて何年だって話です。いや、何十年だ。ほぼ毎週焼く。さすがに毎週、同じだけこねて膨らんだ生地から、同じように三等分をとるのに、三等分にいつまでたってもならないというのはなんなのか。だったら重さを量ればいいのに、そうしないのもなんでなのか。

 毎週、一枚目が小さくても、別に困らんからだ。

 適当でできると、適当のままだという真理。ここを修正しないと王者になんてなれないぞと言うならば、カウンターパンチの打ち込み角度の微妙な調整に汗を流す気にもなりましょうが、日々の料理とはそういうものではない。コンビニに行くのも面倒だから焼くだけだ。そういったものだ。検索も必要ない。直感でやればいい。失敗をおそれるな失敗したってどうせ食うんだ!!

 ということが伝えたかっただけです。

(ところで蛇足の蛇足になりますが、休みの日にコンビニに行くのもバイクに乗るのも面倒になってしまうのは、私が年中、家では裸で過ごしているから、まずパンツからはかなくてはならないという行為が面倒くさいからなのですが。先日、ロチェスター大学の発表した論文で「自宅を裸で歩き回り、罰当たりな言葉を使い、辛い朝食を食べる」ひとほど頭の回転が速く「違法速度で運転し、ギャンブルを好み、パブに出掛けることが多い」ひとほど社交的であるという研究結果を提示していたのを読みました。『料理の鉄人』に参戦した梅宮辰夫が、終始口汚く世界を罵りながら料理しているのを観ながら「私だ」と思った私は、朝からハバネロカレーが主食ですし、バイク乗りだけれどゆったりのんびりアメリカンで、ゲームに金賭けるなんてゲーマーのクズだと思っているし、外呑みはひとりではなにをたのしんでいいのかわからない派でもあるため、今回の論文に照らすと、自分はもしかして世界でトップクラスの「頭の回転の速い社交性のないひと」ではないかと疑ってしまいました。でもたぶん、そんなでもないのでロチェスター大学の研究チームのほうが統計学上のなにかミスを犯したに違いありません。英語圏の研究者って、なぜ統計に「パブに出かける」を入れたがるのか。そんなやつ社交性あるに決まってるじゃないか。関連性ないところを絡めてこその研究なのに。ちなみに私が服を着たがらないのは、どうせ脱ぐからです。出かけるには着なければならないけれど、出かけないならば出かけるまで着ることはない。自明の理だ。われながら頭の回転が速い。ときどき、どうせ滅びるのになぜ繁栄を望むのか……というようなことも考えてしまうのですが、考えてもムダなので考えないことにするという考えもできて、けっきょくなにも考えずにパンを食べてビールを飲むことにします。すごくかしこい)



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