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『コンセントプレートの隙間を解消する』の話。


 前回までのお話。

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『WN5291K / WN5292Kを取り替える』の話。

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 食べてすぐ走るとお腹が痛くなる子だったのに、大人になって食べてすぐどころか食べながら走らされるとか。パナソニック先生!
 保健室をください。

 というわけで、私が書いておく。
 ごく基本的なことを端的に。
 単なる商品説明の列記です。
 確実にこの電子の海でこの情報を探しているひとがいるはずなので、忘れないうちに、書きとめておく。
 それだけの回です。

 その2。
 ほら、思い出したときに書いておかないと、前回のお話から四年。書かないあいだに、パナソニック先生の次のスタンダードが生み出されかねない。

 今回は、コンセントのお話。
 まずは。
 「コンセントプレート すき間」
 で、ググってみていただきたい。

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コンセントプレート 隙間 - Google 画像検索

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 さあ、あなたの抱えている問題と合致したかな?
 では、はじめましょう。
 パナソニック社製コンセントの、近年の歩み。

 こちらが昭和の申し子。

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 型番: WN1001P
 商品名: パナソニックフルカラーコンセント

 そしてこちらが、大阪市が公文書に元号を使うのをやめて西暦に統一することにしたというニュースも耳に新しいこのごろ、そんなのよりもっとずっと早く、二十一世紀が始まったときから英数字に切り替えられた、現在進行形未来のスタンダード。

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 型番: WN1001SW
 商品名: パナソニックワイドコンセント

 ワイドという名だけれど、実はフルカラーコンセントと、サイズはまったく同じ。そのワイドは、ワイドに使われるようになれとパナソニック先生が願って命名した「パナソニックコスモシリーズワイド21」のワイドだ。

 ……前回のお話でも書いたが、わかりにくい。

 さらに、なにがわかりにくいといって、新たな世紀のスタンダードを目論んだわりに、「パナソニックコスモシリーズワイド21」の面々は、昭和の申し子フルカラーに、要所要所でよく似ているところ。

 こと、この形状のコンセントに至っては、 まったくフルカラーの形状を踏襲している。なのに、「パナソニックコスモシリーズワイド21」と刻印は打ってある。なにがちがうの? 色が、フルカラーはベージュで、ワイド21はホワイトなんですよお客さん、と言ってしまいがちだが、実のところカラーバリエーションはワイド21のベージュだって存在しているのである。

 いったいどういうことなのか。
 なぜまったく同じものに、ちがう名をつけるのか。パナソニックコンセント、それだけでは、なぜ、いかんのか。

 これが、いかんのだ。
 これこそ、私がこれを書いている理由だ。今日も、電気工事のことなどなにもわかっちゃいないおばちゃんが、自宅のフルカラーコンセントのカバープレートのつもりで買って帰ってみたら、上手いこといかずに返品しに来た。困る。パナソニックの小売店向け商品パッケージは、ビニール袋を破らないと開けられないのである。それを、自分が間違って買って帰ったのに、パッケージが破れていようがなんだろうが返品しに来る大阪のおばちゃんにも問題があると思うが、パナソニック先生にも問題があると思う。強く思う。

 おばちゃんに、ほら、ここに「コスモシリーズワイド21」と刻んであるでしょう、と見せたところで、白い本体に小さな文字で刻まれている文字など、老眼の進行したおばちゃんには判読できない。

 そこで、どうにか返品を思いとどまらせたい私は、これを勧める。

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 型番: WTF3710K
 商品名: パナソニックコスモシリーズワイド21埋込コンセント絶縁取付枠

 おばちゃんは、なぜ返品してきたのか。
 冒頭でググった画像を思い出して。
 ググらなかったひとは、いまからググって。ほらもういちどリンク貼っておきますから。

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コンセントプレート 隙間 - Google 画像検索

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 そう、隙間が空く。
 この現象の、ほとんどすべての原因が「昭和から使っているパナソニックさんのコンセントのプレートが汚らしくなったのでこんなモノ工事を頼むまでもないわ近所のお店で買ってきましょう純白のやつを」と買ってきた結果、そのコンセントプレートは「パナソニックコスモシリーズワイド21」だったために起こる。

 前述のように、コンセント部分の仕様は、昭和と二十一世紀で、なにも変わっていない。だが、ここがパナソニック先生が、あえて白いほうに「コスモシリーズワイド21」と刻印を打つ理由なのである。「パナソニックコスモシリーズワイド21」は、プレートと、取り付け枠が、昭和と互換性がない。

 これは、コンセントでなく、スイッチであれば、そもそもフルカラーの取り付け枠に「パナソニックコスモシリーズワイド21」のスイッチは取り付けられないので、おばちゃんでも気づくのだけれど。

 互換性がないにもかかわらず、コンセントは、ついてしまう。

 そして、少し隙間が空く。売ったり工事したりするひとならば、あれ間違えたと思う。けれど、お店で、白いから買ってきた、というようなひとは、自分のネジの締めかたとか、枠の取り付けかたとか、そういうことが問題だと勘違いしてしまう(実際、正しい組みあわせでも、ネジの締めすぎで同様の状態になることはあるし)。ほんの少しの隙間だし、そのまま使ったりしてしまう。

 コンセントと、コンセントプレートのあいだに隙間があるのは、よくない。見た目的には少しでも、埃が溜まる。ショートする。火事になる。

 ああパナソニック先生、どうしてスイッチ同様、コンセントも、無理やりにだって取り付けられないくらいの新しい形にしなかったのか。

 嘆いても遅い。
 だから、私は「WTF3710Kパナソニックコスモシリーズワイド21埋込コンセント絶縁取付枠」を勧めざるをえない。おばちゃんは、昭和の申し子フルカラーのコンセントと、コンセント取り付け枠に、ワイド21のプレートを取り付けようとしているのだから。そして、コンセントの形状は昭和も二十一世紀も変わらないのだから。

 ワイド21の取り付け枠を買って帰ってもらえれば、ミッションコンプリートだ。

 かくして。
 おばちゃんは。

「こんなん、よおせえへん。プレートだけ新しくしたかっただけやねんもん」

 まあ、そらそうですわ。
 返品を承る。
 パッケージが破れて、再販できないのに。
 不良品ではないから、パナソニック先生に突き返すこともできないのに。

 おばちゃんよりも、パナソニック先生のほうに、八割方の、どうにかしてくださいよ、を、つぶやきながら。

 

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