最近の記事

スポンサードリンク

月別アーカイブ

『Halo 5: Guardiansの発売日』の話。



 来たよ『Halo 5: Guardians』!!!!

 だれが言ったか、毎週毎月「あれがあるから生きていなくちゃ」と思えるなにかを見つけられるひとは死ぬまで心穏やかでいられるんだとか。という意味では軽くこの一年くらいは『Halo 5: Guardians』を待ち望んで私は生きていたので、それを手に入れたいま、次の「あれ」を思いつこうという気もない。すなわち、いまの私は限りなく死に近い。微笑んで大聖堂の天井から降り注ぐ神の光に召される心もち。

 いや実際。
 初代『Halo』を初代Xboxでプレイしてから十四年。生まれた赤ん坊が、そろそろエヴァンゲリオンに搭乗して人生に絶望したりする、お年頃。感受性豊かな頃あいだ。触れただけで破裂するような勃起との戦いである。この時期、愛だとか恋だとかはまず置いておいて、接触がもうダメなのだ。見ただけでも自分の目を突きたくなるくらいなのに、触れるだなんて、ああ、もう。

 プレイ前に満ち足りてしまった。
 マイモニタに、荘厳ないつものちゃーららららららららーららららーがかかって『Halo 5: Guardians』のタイトル画面。

 こんなの。

halo10301.jpg

 ごちそうさま。
 もうおなかいっぱい。
 死んでもいい。

 そういう充足感なのだった。

 キャンペーンモードを始めるのが怖い。もちろん、私はこのシリーズはすべて、最高難易度である「レジェンド」を最初から選んでプレイする。いつも、期待通りの鬼畜さで、こんなもんクリアどころかこのステージの最初の一歩がもう進めへんわっ!! とリトライしては秒殺の弾丸に泣き叫びながら、それでも延々と繰り返す。あの毎日が、キャンペーンモードを始めたら、また始まるのである。

 まあ待て。
 まずは、外堀から埋めていこうじゃないか。
 時間はたっぷりあるんだ。

 というわけで『Halo 5: Guardians』発売日のお話。

 クロネコヤマトで14時以降の指定を入れたにもかかわらず、朝の9時30分に届いたよと妻からの報せ。クロネコメンバーズなんだが。結構ポイントもたまっているくらいのヘビーユーザーなのだが。サイトで確認してみると、はっきり指定は反映されているのに、もうすでに届いているという。たぶん息子がオムツに脱糞するくらいの時間なので、あわあわとなった妻が指についたエメラルドグリーンなそれを、受け取った私の『Halo 5: Guardians』を包む段ボールに、べったり付けているだろうと想像して眉根を寄せる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・もちろん発売日に届くように予約した『Halo 5: Guardians』の、まさにその発売日に出張が入った。今月末の話なのだが、すでに眉間にシワが寄る。当日の私の不機嫌さは目も当てられないことになっているだろう。

twitter / Yoshinogi

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 出張中なのであった。
 発売日当日の、夜に帰る。
 きっと不機嫌だろうと私は一ヶ月前につぶやいていたが、そんなわけで時間指定を無視して午前中に届いた旨、メールを貰ってしまったため、帰ればヘイロれるのに私はこんなところでなにを、という不機嫌というよりは遠くの一点を見つめる植物人間状態で仕事にならなかったのでした。

 で、やっと帰った。

 そして冒頭の、タイトル画面の絶頂にすぐたどり着いたかというと、そうではない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・というまでものご褒美になると「でもまあ帰ってからインストールに一時間はかかるんでしょうね。即日アップデートもあるとか。二時間は見たほうがいいのかも。事前に落とせるダウンロード版にしておけばよかったかな」なんてパッケージ信奉者としての意志が揺らぐ昨今このごろ。

twitter / Yoshinogi

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 懸念の通りに、ディスクを挿入しても、オープニングは始まらない。これがコングラッチュレーション30周年なMSX2との違いだ。完成して発売されて消費者の手元に届いた当日に「アップデートが必要です」。そこから約10GBのダウンロードが開始。うーむ。我が家の回線は光ハヤブサなんていういかにも高速そうな名前がついているのだが、このサイズだと、それでも小一時間かかる。

 そして忘れてしまいそうになるが、その小一時間は、あくまで発売当日アップデートのダウンロードとインストールに要する時間。私が買った『Halo 5: Guardians』はディスク版。XboxOneへディスクの内容をインストールする必要がある。

 なにも手につかない。
 放ってリビングで晩飯でも食えばいいのだが、同じ屋根の下に『Halo 5: Guardians』があるのに、ほかのなにかをするなんて、精神的な浮気だと思う。浮気それ自体を私はどうこう思わないタチだが、当の本人が罪悪感を感じるのならば、やめておくべきだと思う。私の場合、『Halo 5: Guardians』が取り込まれているあいだに、なにを食べても味なんてしないのはわかりきっている。ならば、そういう浮気はするべきではない。正座してじっとインストールの完了を待っていればいい。そういう生きかたが損だとは思わない。むしろこの堪え忍ぶ時間こそが幸せというものかもしれない、と哲学の小道をひとつ切り拓いたりする『Halo 5: Guardians』。

 そんななら、最初からダウンロード版にしておけばいいようなものだが、哀しいかなファミコン世代なもので。自分の名前をマジックで直接書いたカセットが手元にないと、所有欲が満たされない。実際のところ、この数ヶ月、私のXboxOneには『Halo: The Master Chief Collection』が入れっぱなしだった。ディスク版をインストールした本体では、ディスクを入れておかないとゲームが認証されずにプレイできないからである。しかし、私はこの一週間、『LocoCycle』をプレイしていた。

 こんなゲームだ。

halo10303.jpg

 アメリカンバイクがアイスを食べるゲームである。Xboxプラットフォーム独占タイトルであり、ダウンロード専用タイトルでもある。そう最近のゲームは、パッケージ版はそもそも存在しないことだって多い。そんなわけで、一年中、私のXboxOneには『Halo』シリーズのディスクが入ったままなのだ。オンライン対戦を日常的にプレイしているので。だったらなおのこと、毎日のようにプレイするそれをダウンロードで買ったほうが便利ではないかという道理だが。

 今回の『Halo 5: Guardians』には、付録も多かった。組み立てたらオブジェになるレーザーカッティングされたペーパークラフトならぬメタルクラフトだとか、トレーディングカードみたいなのとか。

 さっそく額装する。

halo1030.jpg

 写真が小さくて見にくいかもしれないけれど、ごちゃごちゃとした模様のようなのは、メタルクラフトをスキャンした画像だ。
 こういうの。

halo10305.jpg

 これでリビングの風景がまた変わる。
 これだけとっても、物理的な質量を持つパッケージ版を選択したかいがあるというもの。

 そんなことをやっている間に、アップデートが終わった。
 あれ?
 ディスクをインストールする選択肢がない。おお、勝手にアップデートといっしょにインストールされてしまったのか。内蔵データ保存機器に、54.7GBの『Halo 5: Guardians』が入っている。ちょっと長いとは思ったんだよ。ぜんぶで、だいたい一時間でした。

 起動させる。

 不具合の多かった前作『Halo: The Master Chief Collection』だが、ほとんどのバグをアップデートで改善させたものの、けっきょく『Halo 5: Guardians』の発売まで、放置されていたバグがある。『Halo』シリーズを制作するために設立されたスタジオ343Industriesのロゴが、タイトル画面の前に登場する(東映映画の「荒磯に波」のような感じ)のだが、そのときかかる音楽が、いつも同じところで途切れるのだ。制作した自社のロゴだし、直すべきゲームの根幹に関わるバグが山積みだし、優先順位としては確かにあとのあとに回すべき(発売後のゲームをデバグしていること自体がすでにおかしいことではあるのだけれど)案件ではある。

 だがしかし、ほぼ毎日プレイする『Halo』。『Halo: The Master Chief Collection』は、発売からほぼ一年。ささいなことではあるが、すりこみとは恐ろしいものだと知る。『Halo 5: Guardians』のタイトル前で流れる343Industriesミュージックが「途切れない」ことに、私は違和感を感じる。一年とはそういう時間だ。ちょっと変なのも、一年接していたら、当たり前になる。そして変なのに慣れてしまうと、正常さに落ち着かなくなるのである。

 狂人のふりをし続けるものは狂人である。

 そういった格言を思い出す。深呼吸する。『Halo 5: Guardians』がバグっていないのだ。この一年がおかしかったのだ。私はもどってきた。端正で、正常な、正統進化の先頭にあるHaloユニバースへ!!

 夜も更けたので、晩ご飯の前に少し、マルチプレイをした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・『Halo 5: Guardians』。とりあえずマルチプレイに没入。『TMCC』の同じ轍は踏まれず。つながんねえ地獄が思い出に変わる。ひとがいっぱいいてストレスなく延々と対戦できるだけで泣きそうなのに、そのうえベータでイラっとしたところが、すべて直っていて素晴らしい。大拍手。

twitter / Yoshinogi

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そんな発売日でした。
 なんの報告だかよくわかりませんが。
 発売日からこっち、仕事中も「帰ってHaloしたい」とぶつぶつつぶやいているような状態なので、書くブログだって、そりゃこうなりますわ。

 『Halo 5: Guardians』の続き、してきます。



Halo5:Guardians

TRACKBACK http://yoshinogi.blog42.fc2.com/tb.php/610-2cf9de5a