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『このディスクにWindowsをインストールすることはできません。』の話。






 ノートパソコンにWindows10を入れて使ってみて、XboxOneと連携させたりしていた先月ですけれども。

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『Windows10でXboxOneをストリーミングするレシピ』のこと。

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 ひと通り感触をつかみ、不具合もなく、マイクロソフト社的にも最後のWindowsだとか言っているし、これはタイミングかなあ、と思い立つ。

 なにかと言えば。
 起動させているマシンのなかで我が家最古のデスクトップパソコン。

 執筆用。

 ほかのなににも使わないので、無駄にRAIDなど組んで2007年頃には、すでに無情を感じていたりしたのですが。

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『RAID無常』の話。

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 その後、ハードディスクはひどく安くなり、SSDなんてものも普及して、無料のクラウドサービスもあまたあり、RAIDなんて重くなる原因になるだけだなと感じながらも、それはそれとして同じく安価になってきたメモリも増やしていって4GBもあれば別にWindows Vistaでも平気っていうかグラフィックボードが年代物なのでWindows7になれるかどうかも怪しいくらいで……

 問題が起こっていないメイン機を、いじって問題が起きたら困るし、なによりも、そのマシンで一年中書き続けているために、OSを入れ替えようというタイミングが、まずなくて。

 思えば遠くに来たもので、Windows10。
 Xboxの歴代ユーザーで、携帯はWindowsPhoneなのに、Vistaで小説を書いている。

 インストールできなかったら、マザーボードから変える覚悟で挑みました。その顛末。結果として十年選手な私の愛機にもWindows10は入ったのだけれど、その作業過程では「もうこいつは二階の窓から放り投げて近所のジョーシンでメーカー製の新しいのを買ってくる!!」と本当に口に出すような状況もあったということで、そのあたりを、備忘録のごとく。

 試行錯誤の、誤りの部分の詳細は記述しません。
 やったことを列記。

●Windows8アップグレードアシスタントを実行。

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Windows 8 アップグレード アシスタント

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(Windows10のアップグレードアシスタントは探してもないため。8が入れば10も入るということなのだろうが、後に、このせいで疑心暗鬼になる。いざ行き詰まったとき「8のアップグレードアシスタントでOKだったけれど、やっぱり細かいところで10は違うのでは?」との思いが沸き上がるのであった)

 してみれば、これがもうまったく問題がない結果。執筆に使っている『一太郎』を最新バージョンにしなくてはならないが、それはわかっていたこと。あと、「お使いのPCにはセキュアブートとの互換性がありません」という要確認事項が表示されるが、これは「最新式のブート(起動)に対応しませんよ」というだけの意味で、従来通りのブートはできるはずなので気にしない。少なくとも、この時点では気にしていなかった。

●Windows10を買ってくる。

Windows10

 ていうか、持ってきてもらったわけですが。ダウンロード版でもよかったのだけれど、なんだかダウンロード至上主義なXboxOneの愛用者であっても、パッケージ版というのに惹かれてしまう。それで通販。この選択が後に、またややこしい一因となる。

●ハードディスクを新調する。

 RAIDとの決別。いやなに、今回の件を決断したのには、ハードディスクの情報を解析するSelf-Monitoring, Analysis and Reporting Technology( S.M.A.R.T.(スマート))において、肝心カナメのRAID組んでいる複数ハードディスクすべてに「きっともうすぐ寿命が来るよ」の黄色マークが神々しく点ったせいもある。これもRAIDのアホさだといまになれば思う。同時期に買ったハードディスクでバックアップ領域を組んでいるのだから、バックアップがバックアップ元と同時期に逝ってしまわれる可能性がとても高くなるのは自明の理である。そんなわけで、お安くなったハードディスクを買ってきて、複数の老いぼれたものどもと交換してシンプルな構成にした。新品のハードディスクにWindowsをクリーンインストール。失敗する要素がなにもない。という気分になる。気分は気分だけのものなのに。

●さて本番。

 詳細は書けば書くほど、今回のこの記事をググって読んでくださっている方にとっては混乱する(ここまでの前置きも長いよな。わかってはいるんだ)だけでしょうから、私の場合の、起こった問題と解決策。

 いざ買ってきたWindows10入りのUSBからブートしてみれば……

「このディスクにWindowsをインストールすることはできません。このコンピューターのハードウェアでは、このディスクでの起動がサポートされていない可能性があります。コンピューターのBIOSメニューで、このディスクのコントローラーが有効になっていることを確認してください。」

  ブートはするがインストールできない。
 ここまで書いてきた、様々な疑う心の暗き鬼娘が跋扈するが、丸二日ほど頭を掻きむしった結果、単純な事実に突き当たる。

●結論。

 インストール先以外のディスクがつながっていると、このメッセージが出る。

 だが、私の場合、いままで使っていたハードディスクをすべてマシンからもぎ取って、新品のハードディスク一台だけをつないでいた。

●承服しがたい結論。

 マシンに突き刺さっているUSBメモリが、邪魔なディスクだと認識されている。

●いや、だって。

 そのUSBメモリにWindows10が入っているんだぜ? 10からディスクではなくてUSBで売ることにしたのはマイクロソフトなのに、それを正規のルートから購入してインストールしようとしたら「USBメモリが邪魔でインストールできません」って!!

 えっと、だれを殺せばいいのかな?

 ……冷静になれ。そこからまた丸一日ほど、家族も同僚も、なにやらぶつぶつ言っては頭を抱える私を遠巻きにしていましたが。

 たどり着けば、それはまた単純な結論。

●最初からダウンロードにしておけばよかった。

 いまからじゃ無理なの?
 いいえ、だって、Windows10は、7や8からは自動でアップデートできるんですもの。そのひとたち(私もだが)のマシンになにかあったらどうする気? 彼らは7や8のリカバリディスクしか持っていないから、OSの再インストールができないことになる。無料アップデートは一年限りだって言っているのに、一年後に再インストールの必要が出たらどうするってんだい。

 などという、当たり前の心配に、タマを用意しないはずがないわけもないに決まっているマイクロソフトの偉いひとは、このページを無料公開しているのだった。

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Windows 10 のダウンロード

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 粛々と、DVDを焼きました。
 そして無事、インストール完了。

 つまり、私が買ったWindows10の入ったUSBメモリは、私と私のマシンを混乱させただけ。だれでもネットから入手できるWindows10のインストーラーで、私のマシンにそれは注入された。

 もちろん、インストールするのにプロダクトキーは必要なのですが。そう考えると、私はポケベルでさえ送ることのできる25文字を、わざわざ箱詰めにして送れとダダイズムをこねて宅配業者さんの手をわずらわせたわけで。人手不足の昨今に、しかも資源のムダ。せめてWindows印のUSBメモリをカラにして再利用したいところだけれど、もちろんバカな子が上書きしないように読み込み専用になっており、書き込めるようにスイッチできる機能などもついてはいない。ああことごとくなんたるムダ。

 なんにせよ、そうしてインストールは完了したのですが。

 懸念していたグラフィックボードが……
 モニタの解像度が上がらない……
 悪すぎてめまいをおぼえる冗談のように荒い画面。えーアップデートアシスタントで問題ないって出たじゃないですか……ああ、あれは8のアシスタントだったっけ……

 さすがに十年選手だしな。あきらめてグラボだけ新しいの買うか。と覚悟を決めつつ、もう疲れ果てて、グラフィックカードのドライバを覗いてみたりすると……「Windows標準ドライバ」? あーそうなるんだ。もしかして、Windowsアップグレードアシスタントって、そこまで有能なの?

 有能でした。

 マイグラボはNVIDIA製なのですが。

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NVIDIAドライバダウンロード

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 自動検出してもらって、表示されたドライバを入れたら、あっさり直った。私的には問題なくなったので問題ないのですけれど、ウィンドウズのツールが世界中のパソコンのグラボメーカーさんがWIN10用ドライバを用意しているかなんて、本気で調べあげて表示しているとは思えず。ググってみたら、案の定。各方面で「NVIDIAだけど解像度上がらない」なんて記事が散見されます。年代には関係ないみたい。古くても私みたいに上手くいくものもあれば、メーカーさんの対応待ちなものもある。やっぱりWindowsアップグレードアシスタントは万能ではない。USBメモリが競合してインストールできないなんて状況を見越せない時点で、私のマシンの大切な部分をなんにも見ちゃいないじゃないかというのはわかっていたのですけれども。

 ともあれ、無事インストール。

 さっそく自動ログインを設定。
 「Windows」キーと「R」キーを押し「netplwiz」と入力。「OK」をクリックしてユーザー名を選択。「ユーザー」タブの「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外し「適用」をクリック。

 私専用Windows10マシンの完成。

 寿命が近いと警告されている古いハードディスクも、寿命が来るまで使い倒すために初期化してつなぎ直し、RAID解体したために、使い切れないほどの空っぽのハードディスクがぶんぶん唸る箱に。素敵。

 さて、あとはアプリどもを入れ直して……

 って、あれ?
 我がサイト運営に欠かせない『FFFTP』がWindows10未対応とかなっているんですけれども……いやいやいや。Windowsアップグレードアシスタントでは「互換」と自信満々に……

 これもどうにかなる手段があるのか、それとも単にアップグレードアシスタントが適当なのか。
 まだしばらく、頭を掻きむしって血を流す日々が続きそう。

ichitaro15

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