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『Windows10でXboxOneをストリーミングするレシピ』のこと。


 やってきました近未来。
 マイクロソフトの新OS『Windows10』では基本機能としてXboxOneゲームのストリーミングプレイができてしまうのですが、できるよ、できちゃうよ、という記事はニュースサイトが取り上げるものの、日本語の個人サイト運営者でXboxOneを保有している絶対人数が圧倒的に少なく、あちこちの掲示板でウはぁーこれスゲエ、なんて声はあれど写真付きできちんと動いていることを伝えた記事についぞ出逢わない。

 なので書く。
 だってねえ、私のまわりのXbox360ユーザーたちも、まだ半分も移行していないのですよ。そんなもん、しろうとに売れるかっていう。だがここにきてウィンドウズ。
 ああ使命感。

 とりあえずちょっと、動かしてみますね。

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○材料

Windows10搭載パソコン 1台
XboxOne本体 1台


○作り方


1 Windows10搭載パソコンには緑色のXマークのアイコンがあるはずです。見つからないわけがない。こんなに日本でのXboxOne普及率が低いのに、そんなアイコンを目立つところに勝手に置いていいのかという気はしますが、マイクロソフト的にオフィスとウィンドウズの抱き合わせ販売が独占的だと断じられた裁判をふまえたうえでなお「XboxOneはオフィスほど売れるわけがない」と考えている証拠です。押しつけがましいくらいに推しても許されると考えているのです。


2 ともあれ、そのアイコンを押します。サインインして、左の下のほうにある四角い「ストリーミング」アイコンをクリック。まずは「テストストリーミング」を選べば、家庭内LAN接続されているXboxOneに、なんの認証も必要とせず接続されます。あ、もちろん、XboxOneの電源は入れておく必要があります。つながると、こんなふうに接続状況が表示。

xbox101.jpg

 ちなみに私の環境は、二階にXboxOneがあり、一階にWindows10搭載のメモリ4GB積んだノートパソコンがある。XboxOneは有線接続で、ノートパソコンは無線。画面では有線接続が望ましいとなっていますが、結果はオールグリーン。背景のマスターチーフ(ゲーム『Halo』の主人公)は、ストリーミングと無関係なただの私愛用の壁紙です。なにが表現したいかといえば、デスクトップが見えているということ。かつてXbox360ではそれがないとPCと接続できなかったwindows media centerのように、起動させれば強制的に画面全部がそれになる、という仕様ではない。あくまでWindows10の窓のひとつとして起動するのです(このことが、あとで少し不便を感じることになる)。


3 本ストリーミング開始。カクつくこともなく『Halo: The Master Chief Collection』が起動したのですが、このようなメッセージが。

xbox103.jpg

 あれ、でも、動いてる。ていうか私、いまコントローラーでXboxOneの電源入れたよ……驚くべきはXboxOneの無線コントローラー。一階のノートパソコン前で操作しているのに、二階の奥の部屋にあるXboxOneが直接操作できてしまっているのでした。でもまあ、アクションゲームをプレイしようとしているわけですので、有線USBケーブルでノートパソコンにつなぎました。逆説的には、すばやい操作を必要としないアプリならば、遠くのXboxOneを直接操作でも使えそうです。XboxOneのコントローラーはエネループでも動くので、電力消費など気にせず、電池をポケットに詰めこんでおけばいいだけですし。

XboxOne


4 右上の「ストリーミング停止」の「ト」が文字化けなのかなんなのか、ずっとこう。

xbox102.jpg

 気になる。気になるが、この「ストリーミング中」表示バーは、すぐに引っ込むので、ゲームに支障はありません。


5 いよいよ『Halo』開始。マッチメイキングに影響はなし。当たり前です。だってすべてをつかさどっているのは二階のXboxOneなのだもの。目の前のノートパソコンは、送られてくる画を表示しているだけ。だけって言いますが、スゲエことですよ、これは。プレイ開始して、その思いはさらに強くなる。ラグが感じられない。いや、正確に言えばあるが、不安定さによるものではなく、全体的に「ストリーミングしていますよう」という匂いが感じられるというふうなので、すぐ慣れる。ただ、Windows10のストリーミング能力とは別の部分の問題として、安いノートパソコンのディスプレイと貧弱にもほどがあるスピーカーが、なぜこの画面でわざわざ『Halo』をやらなければならないのかという気にはさせる。


6 実績を解除。

xbox104.jpg

 これ、私を撃ちまくる敵の背後にあった決して大きくはない的である核融合装置を私が撃って、その爆風で相手を倒したというアクロバティックな技を決めた褒美。つまり、それくらいストリーミングはプレイに害を及ぼさない。なんというか、十年前の私に「2015年の暑い夏の日にWindows10でXboxOneバージョンの『Halo2』をプレイして対戦実績を解除したよ」なんて話をしたら、彼はどこからつっこめばいいのか悩むことでしょう。とにかく私は泣いてプレイができなくなる。ここは未来だ!!


7 しかし少し気になる。かつてXbox360が夏になるとバタバタ倒れた想い出がよぎり。ノートパソコンで快適に私は『Halo』しているものの、もちろん二階の奥の部屋にだれもいないのだから、記録的な猛暑でも空調は切ってあるし、窓は閉まっているし、たぶん室温は摂氏四十度というなかで……私のXboxOneは起動しているどころかこのノートパソコンにラグなき画を送るという大仕事をやってのけているのだった。大丈夫か箱。ちゃんと未来なんだよな? むかしとは違うんだろうな本当に。心配すぎて二階に行ってエアコンをつけたくなってしまうが、だったらXboxOneで直接『Halo』やりゃあいいじゃないかというジレンマ。


xbox105.jpg

8 終了します。

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 さて。感想。
 レビューする身として、私の環境がマズかった。
 これ、逆ならすごく有意義な使い方ができるのだと思う。リビングの大きなテレビにXboxOneを接続していて、でもリビングにいるロリータたちはゲームに興味なく、ディズニーの映画をテレビで観ていて、彼は二階の奥の自分の書斎で、パソコンのモニタを見つめながら「おれにHaloをやらせろおおお」と叫んでいる。

 できるのである。
 なんという、素晴らしき未来。
 XboxOneをTVセットトップボックスとして使用していれば、さらに有意義だ。そう!! つまり、私がXboxOneを買ってきて、まず思った無意味なんじゃないのこれという、それ。
 「HDMI-IN」端子。

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『XboxOneを買ってきた』の話。

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 これが意味を成す。XboxOneに入れた画はWindows10搭載パソコンで丸見え。まあ少なくとも、地デジ以外ならば。今日のところは、そこまで検証できませんでしたが、DTCP-IPの問題が未解決なため、地デジは映らないはず。というか映ったら問題なので試してもみなかった。日本のテレビ事情に関しては本当にどうにかマイクロソフトの偉いヒトが見識を深めてくれないと、永遠に解決されない問題になりかねないとまた鬱になる。つーかカード挿さなくちゃ暗号化されていてふつうのテレビが観られないという仕様のほうこそが狂気なので、見識を深めたり首を切られたりすべきはこの国の偉いヒトなのかもしれない。

 そんなこんなで、ざっとやってみた。
 問題なくできた。

 世界中で普及してゆくWindows10。
 そこに、ものすごい技術力を投入して実現されているXboxOneストリーミング機能を、いったいどれほどのひとが「おおスゲエここは未来ぞ!!」と愉しんでいるのか。

 我が家では、あんまりいまのところ活用方法は見いだせていないものの、単純に、こんなことが簡単にできてしまうという事実が遊戯。

 『XboxOne (Halo: The Master Chief Collection 同梱版)』
 まだあります。

XboxOne

 アマゾンさんで決して『Halo: The Master Chief Collection』ソフト単体をググらないでください。レビューが酷評だらけなのです。でもそれは、締めきり守って原稿下書きで提出した、みたいな某少年ジャンプ連載者のようなことをやってのけた黒歴史があるからで、ちゃんとコミックではペン入れされて、いまでは上の記述通り対戦もサクサクできるようになっておりますからご安心。でもいちど書かれた悪いレビューは消えないというのが、密林のオキテ、きびしい。

 せめて私が言っておく。

 『Halo』の『1』~『4』に触れるというだけで人生の意義です。
 ふまえてこの年末には『Halo 5: Guardians』が発売。
 むろんすでに私は予約済みなのですが。

 ストーリーモードも協力戦が昂ぶるように設計されているらしい。

 ほら、ストリーミングで、二階のXboxOneが一階のノートパソコン上でラグ感じないでプレイできるということは、二階があなたの部屋でも変わらないということで。あなたの部屋がブラジルにあっても変わらないわけで。なまみの接触はできないにしても、『Halo』をあたかもとなりにいるようにワイワイキャッキャとプレイできる未来はとっくに来ているわけで。

 いよいよこの世界に距離なんてものはなくなってしまった。

 Windows10にしたのにXboxOneで遊ばないのはもったいないし、そんなことよりも、これだけ言ってなにが伝わらないのか問いただしたいくらいに、あなたと『Halo』が、したいです。
 買って。やって。

XboxOne

Windows10

 ゆーても天下のウィンドウズのラストナンバリングだとかいうのですから、遅かれ早かれ、そこらじゅうのパソコンが10を基本としたものになる。操作が変わるのはなあ、ではなく、早いところ慣れる覚悟で挑んだほうが、お利口さんだと思う今日このごろ。

(書き忘れるところだった。途中で触れた、ストリーミング機能が開いた窓のひとつとして実現されていることの問題点。それは、たとえばこの記事を書くために何枚かスクリーンショットを撮った。これを保存しようと別窓を開くと、ストリーミングが中断。もとのXboxアプリに戻っても、もういちど接続しなおす必要がある。だったら「windows media centerのように、起動させれば強制的に画面全部がそれになる、という仕様」のほうがむしろ親切なのではないか。窓だから並行操作できると直感的に思ってやったら止まる。イラっ、とします。マジでイラつく現象なので、たぶんそのうち直るでしょう。Windows10は、はじまったばかりだ)

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