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『ゴジラ VS 太陽の塔』の話。


Bushi0

某パレードで見たハーレー乗りのかた。
鎧武者がアメリカ国旗あげてハーレーとか。
ハーレーに革ジャンサングラスで入場し、
大和の国がどうとか熱唱するカリスマを、
連想せずにはいられないのですけれど。
あれもそれもこれも、なんかカッコイイ。
このパレードの武者も。
鎧とバイクの親和性って、なにこれ。
バイク乗りから見ても、理にかなっている。
兜とヘルメットの類似性はあきらか。
肩や腕のガードは、バイカーズジャケットよりも、
武者装束の袖と籠手のほうが頑丈そう。
手甲は指を動かしやすく、手そのものは守る。
そうしてみると、気づきます。
鎧も、現代のバイカー装束と同じコンセプト。
転倒したときに身を守る構造になっている。
私もバイク乗りです。
想像してみます。
鎧を着けて、愛馬にまたがって。
エンジンに火を入れて、敵陣にまっしぐら?
……おっと、怖い。
なにが怖いって、自分自身ではなくて。
自分は鎧を着ているわけですから。
飛んでくる矢に当たるか否かは運次第。
怖いのは、タイヤ。
現代でも変わりません。
風で舞うビニール袋とか、ナイロンロープ。
そんなものがホイールや、チェーンに、
絡まるだけでバイクが前転して死亡事故。
後ろに乗せた彼女の長いマフラーが絡まったり、
そういう事故だって多いのです。
矢を射る敵も、ちょっとベテランならば。
前輪を狙えばいい。もしくは燃料タンク。
バイクの燃料は運転者よりも前に溜まっている。
そこを射られたら、ガソリンまみれ、爆発。
むかしだってそうだったのではないでしょうか。
鉄の鎧で肌を隠した武者が突っ込んでくる。
でも、乗っているのは生の馬。
頭脳明晰知略の軍師でなくとも、馬を狙うべき。
長刀振りかぶって、切りつけるなら、馬の前脚。
もしくは長い首の頸動脈のあたり。
大転倒の結果、鎧武者、地に這う。
そうだったはずです。
だから、鎧は転んだときのための装備なのです。
現代のバイク乗りと、なんら変わらない。
鎧武者が凛々しく見えるのは、だからかも。
天から無数に降ってくる弓矢の雨のなか、
たまたま生き残れば敵陣へ特攻、
落馬しても生きていれば撤退してやりなおし。
受精の光景のようです。
数万匹のうちの一匹が、
運よく敵の大将にたどり着いたならば。
そこではじめて、刀は鞘から抜かれる。
そこへ至るまでは、鎧、それそのものが武器。
運を勝ち取るため攻めるための、人造の厚い皮膚。
バイクがカッコイイのって、いまもそれ。
敵もいないし電車も走っているのに、
あえて転んだら死ぬ馬に鎧を着てまたがる。
おのれと戦っているのです。
という意味では、サイドカーはいただけません。
戦車を鎧着て操縦していたってカッコワルイだけ。
鎧武者は転ぶ馬に乗っているからこそカッコイイ。
ハーレーよりもレーサータイプのバイクのほうが、
鎧武者には似合うと思います。
……ん。そういえば、いま、
まさにそういう仮面ライダーですね。
鎧着たヒーロー、オフロードバイクに乗せる。
そう、意外と。
機動力ある軽い車種にこそ、ゴツい鎧は似合う。
理にかなっているなあ。

GAIMU

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 このところ、ドラゴンボートレースをモチーフに小説を書いていました。それがどこからひっぱってきた題材かと言えば、上記某パレードもおこなわれる、兵庫県の祭り。毎年、観に行っています。パレードがあり、花火があり、競漕がある。今年は開催地近辺が大河ドラマの舞台にもなっているので、なんでもかんでもそこに結びつける勢いで、鎧武者もハーレーダビッドソンに乗っているというわけなのです(去年は鎧を着ていませんでした)。

 そんな土地で、ふらっと立ち寄ったホテルに、岡本太郎さんの『繚乱(りょうらん)』という像が建っていた。

Ryouran

 しばらく見てた。なんだか、笑えてきた。なんで金色なの? どう見ても感動させようとかそういう意図じゃないよね? ちなみに『繚乱』のすぐそばには、キメラのブロンズ像がある(こちらは太郎さん作ではない)。

Chimera

 どういう配置なんだ。なにを悟らせたいんだ。いよいよ、くすくす笑ってしまいます。ともあれ、そんな出会いがあった直後だったので、今朝のニュースに、へえ、と、ちょっと食いつく。

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太陽の塔〝第4の顔〟復元へ - MSN産経ニュース

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 いまのところ2017年には太陽の塔の内部が一般公開される予定で、今朝のニュースはそれにあわせて、「地底の太陽」を復元しようということになりましたという話。

 第四の顔、と呼ばれるのは、太陽の塔のてっぺんにある金色のパラボラアンテナみたいな顔が「黄金の顔」で、おなかにあるのが「太陽の顔」、背中に彫られているのが「黒い太陽」だから。よくわからないことに、1970年の大阪万国博覧会で太陽の塔の内部、それも地下に展示されていたオブジェ「地底の太陽」が、万博後からずっと行方不明なので、作り直して設置するとか。

 いや、あのね。「地底の太陽」って、高さ三メートルで、幅十メートル越えるんですよ? 行方不明ってそもそもなんなんだ。

 えへん。
 これについては私、一説もっています。
 たぶん、細切れにされて、関西各地の建設関係者の自宅に飾られているのです。
 えー、大きな声では言えないのですが。
 根拠も提示できてしまう。
 私の父が、まさに大阪万博当時、土建屋さんだった。
 で、実家のリビングにこんなものがある。

Ballbolt

 これ、太陽の塔がにょっきり顔を突き出していた、大天井のボルトだという言い伝え。

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太陽の塔 大天井 - Google 検索

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 あの奇っ怪な建造物を組み立てるために、ボルト一個から製造された、その一個とか。窃盗です。窃盗罪の時効は七年なので、たぶんここで書いてもダディはピーポーに乗せられて行ってしまったりはしないのではないかなと思いながら書いているのですが。

 太陽の塔を取り囲んでいた大天井のボルトがここにある。そのころ若造だった父の懐にさえ、そういうものがおみやげとして転がり込むのですから……万博終了後、太陽の塔の内部が非公開になることは決まっていたので、第四の顔「地底の太陽」なんて、お、部長はそっちを持って帰るのかい? 社長はやっぱり顔の部分をお持ち下さいな、とか、そういう流れであったことは想像に難くない。どう考えたって、外側の太陽の塔が存続して、内部の出入り口から持ち出せない大きさのオブジェが消えるなんて、ルパン三世や怪盗キッドというよりは、まわりの大天井や他パビリオンを解体した建築関係者の仕業です。

 罪を憎んで、ひとを憎まず。
 耐震工事して、内部一般公開しましょう。消えちゃった「地底の太陽」は、ないないしちゃったひとたちの自宅をガサ入れしてパーツを取り戻し修復するよりは、設計図が残っているのだから、新しく作り直したほうが早い。

 賢明な判断です。
 ていうか、たぶん、それを決めた大阪府の役人さんたちのダディとかグランパも、盗っ人であり、リビングには変な形のボルトとかが飾ってあって、自慢げに「これはあの太陽の塔のな!」なんて聞かされて育ったに違いない。

taiyounotou

 ↑『超合金 太陽の塔のロボ』
 2014年9月30日発売予定、予約受付中。

 コンバースさんも来月、太陽の塔柄スニーカーを発売するそうです。万博公園のおとなりのユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)もハリーポッター増築で外国人観光客が増えていますし、一般公開間近で太郎作品が世界的に再認知される気運が高まっているのかも。

(って言っても電車で小一時間かかりますので、ハリポタついでに太陽の塔を見るなら、ホテルは二日押さえておくべきだと地元民として進言しておきます。太陽の塔のそばにある民族学博物館は一日潰せます。首刈り族の刈った首のミイラが幼い私のトラウマになった場所です。乾いてちっちゃくなるんですよ、刈られた首って)

 だったら、過去の復元にとどまらず、もっと知恵絞って付加価値山積みしていくべきではなかろうか。世界へ、発信!!

 ガイジンさんが先入観なく見たら、ぜったい円谷プロ製作のキャラだと思う太陽の塔。実際、ウルトラマンの放送直後の時期に岡本太郎によって描かれた。

 そのころの日本は、グレート・イトウ(上田馬之助)や、ヤマハブラザーズ(山本小鉄×星野勘太郎。逆の疑いもあり)という日本人プロレスラーが世界を沸かせはじめていました。今年2014年だって、TNAにサナダ(真田聖也)、WWEにKENTAという才能を送りこんだ記念すべき年だけれど、なんだか優等生ぽい。日本人が世界でウケたのって、思わず苦笑しながらも「あいつらまじめな顔してどこかイッちゃってる」と賞賛される立ち位置で進出していったからだと思うのです。





 岡本太郎と太陽の塔が、ふたたび世界に認知される機会を得たいま、そのついでに、ハリウッド版『GODZILLA』なんかに負けない日本オリジナル新作『ゴジラVS太陽の塔』を真顔で作って配給すべき。
 それでこそ大和魂。
 そういうのこそ、
 CoolJAPAN!!
 って、大笑いされると考えます。

 え、あれ、マジで日本のオーサカシティにいる巨大ロボなの?
 ニッポン行きてええ、ってなるはず。

 そういうの期待してやってくるガイジンさんたちを、ハーレー乗って登場して大和魂の歌を歌う筋肉質なフォークシンガーとか、ハーレー乗ってる鎧武者(仮面ライダー含む)のパレードなんかで迎えてあげれば、きゃっきゃきゃっきゃと猿のようによろこぶのではないでしょうか。売るべきは、そういうのですよ。

Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014

 実は、このアルバムを聴き込んでいて、私のなかで長渕剛も再評価中。遠い昔、彼と彼女が結婚していなかったころ、まだ私の友人である彼にくっついて遊びに来た感が強かった彼女が、『DEAD OR ALIVE Xtreme Beach Volleyball』で巨乳ビキニ美少女ビーチバレー対決しながら、そのBGMに長渕剛がバリバリにアメリカどうたら歌っているのを流している私たちを眺めて、猿のように笑い出して止まらなくなったのを思い出します。

DOAX

(初代Xboxで、ゲーム中にハードディスクに溜めた音楽をBGMとして流せるというのは当時のゲーマーたちにとって画期的で、こぞってそこにギャップを生み出すのが流儀でした。ホラーゲームにハッピーラブソング、エロビーチバレーには反戦歌)

 やっているひとたちは血管切れるほどに真顔。
 ゆえに熱すぎて、腹抱えるほど滑稽。
 =いい想い出。

 そういう要素がクールジャパン計画全体にとってキモのような気がする。日本のエロアニメやマンガが「HENTAI」と称され海外でもてはやされるのも、イきすぎて笑うしかない設定が多用されているところがカナメです。ふたなりとか、ヤオイ穴とか、大発明。でもね、さすがに国が太陽の塔をポルノとして輸出するのはマズかろうから、せめてゴジラと戦わせるくらいはしてもいいんじゃないでしょうか、と。そういうプレゼンな今回なのでした。
 いや、ちょっと本気で世界で売れるんじゃないかと思うんですけど。

『GODZILLA VS Tower of the Sun』

 Coming Soon !!

GODZILLA

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