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『PRIDE』のこと。

 プロレスのリングで起こることはすべてプロレスである。


 ジャイアント馬場

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 二十世紀からのプロレス好きとして、そこから派生して、プロレスの新しい形を築きあげて二十一世紀につなげたPRIDEというイベントは、とても好きだ。

 だから、実際にリングサイドには強面の方が多いなあ、などと思っても、B級プロレス団体や、テレビ放送されないボクシングの試合なんかでは、もっとあからさまにミナミの帝王スーツを着た兄さまがたがふんぞりかえってちょっと煌々としたスポットのそばでは化粧のきつすぎるきらいのある彼女に得意顔で解説している姿、などはよくある風景なわけで。

 そもそもはマニアックなものが、大々的にゴールデンタイム地上波テレビ中継などされてしまうと、そういう風景を見慣れない人には「なにこれヤクザさんの集まり?」的な印象だけが残り、そこに持ってきて週刊現代の、一連の疑惑報道。

 実際、それが売れたのだから、記事が真実であろうとねつ造だろうと需要はあったので……言葉を濁しながら企業イメージうんぬんを語る、フジテレビにとっては、でまかせだろうがなんだろうが関係ないってことなんだろう。

 まあ、そういうこともあるよね。
 ここは傍観するのが正しいファンのあり方だよね。
 と、思っていたのですが。

 今日になって発言しはじめた、彼には一言触れたい。

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 元PRIDEエグゼクティブ・プロデューサー、アントニオ猪木(63)が7日、東京・赤坂プリンスホテルで、猪木ブランドの飲食店を新規展開するという発表会を開催。その席上で、フジテレビの契約解除によって崩壊の危機に直面しているPRIDE選手へ手をさしのべる発言をした。

「ケガをしても頑張ってる気持ちは分かっている。選手はリングに上がっていくら、という立場。そういう場がなくならないように、我々は戦える場所を提供してあげるべき」

 アントニオ猪木は現在、ブラジル出身のPRIDE選手イズマイウとともに立ち上げたブラジル開催の総合格闘技イベント『ジャングル・ファイト』や、旗揚げが延期されているものの、韓国で立ち上げる予定の新総合格闘技団体の運営に携わる一方、米国総合格闘技団体IFLの日本大使でもあり、PRIDE選手を送り込む戦場には事欠かない。また、経営からは手を引いたものの、新日本プロレスのサイモン猪木社長は自身の娘婿であり、いまだ影響力を持つ。藤田和之、ケンドー・カシンらを率い、プロレスラーの総合格闘技進出をひとつの流れに育てあげた猪木が、今度は逆にPRIDEの総合格闘選手をプロレス界に引き入れる役目を担うかもしれない。

「来いよ。何か応援できることがあったら訪ねて来てよ。スポンサーにもオレが交渉をつけてあげられる」

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 ……猪木は出てくるな。

 話がややこしくなる。
 ていうか、猪木祭きっかけじゃねえかよこの一連の流れ。好きとか嫌いを超越して、全日そしてNOAH派の私だってあなたのことはレジェンドだと仰ぎ見ているが……いまの猪木はダメだ。すべてがリアルで、プロレスじゃない。

 馬場御大の言葉を噛みしめろ。

 リングの外で、いくらプロレスを気取っても、それは偽物なんだ。
 リングに立って、そのうえから「おまえたちここに来い!」と語りかけるなら、それはプロレスだ。だからこそ、高田総統だってプロレスファンに許容されるのだ。でも、ことあるごとに、リングサイドのヤクザと大差なくソファーにふんぞり返って無責任な発言をする。

 猪木、ちっともおもしろくない。

 ということだけ、はっきり言っておく。
 だからなんだってわけでもないが。

 すべてのPRIDE選手と、そこを目標にしていた名も知らぬ世界中のファイターたちよ。
 絶望しないで謳って。
 続けて踊って貫いて。
 観ているし、聴いている。
 愛してる。
 
 PRIDEがんばれ。 

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