最近の記事

スポンサードリンク

月別アーカイブ

『XBOX ONE』の話。




 ついに来ました新世代。
 ブロック崩し専用機とともに生まれた人生がゲーマーな私ですが、今回はもっとも長く待たされたマシンになりました。

 XBOX ONE

 ワンときたよワン。
 Revolutionとか Infinity∞とか、いっそすべてを排除してXboxだけで来るんじゃないかとか、さまざまな思惑が飛び交っていたところへ、だれも予想しなかったONE。三代目XboxなのにONE。すべてをこの謎箱ひとつで解決という意味らしいですが……

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Xbox 新たなる世代の幕開け - Xbox.com

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 正直に言いましょう。
 私のXbox360は書斎にある。
 リビングにも直した一台が置いてはあるが、私にとってのXboxは執筆のあいまに『Halo』をプレイするためのマシン。座りっぱなしでカラダを動かす気なんてさらさらないし、TV機能もいらない。

 ゲームできればいいのであって、いろんなことができる必要性はまったくないのです。ていうか同じモニタにパソコンつながっていますし。動画の関係は、ぜんぶそちらのお仕事。

 XBOX ONE、私にとっては無駄な機能が多い。
 次世代『Halo』がプレイできるだけのモデルが出てくれるといいなあ、とワクワクどくどくきゅんきゅんの前に注文をつけたくなりました。

 とはいえ。

 発表会に、スティーヴン・スピルバーグおじさまが登場したのは、タイムスリップ恐竜ドラマを観ていたのに打ち切られた私にとっては僥倖。あの頓挫した映画『Halo』を、おじさまがXBOX ONEでドラマ化? それは観なくちゃ観ますとも。

TERRA NOVA

 しかしそこで、それってどういうカタチで観られるのだろうかと、首を傾げる。

 このあいだのauの発表会は失望でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

auの発表会、windowsphone8なかったなあ。マイクロソフトの日本での本気が魅たい。あしたのXbox発表会で日本撤退とか言われたら、私はアメリカへ行く。

twitter / Yoshinogi

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 私はWindowsphone7のユーザーです。 
 ですが、そいつはまるで使えない。
 私は、昨日書いた原稿をPDF出力して、通勤電車のなか、ipodで読んでいるのです。
 だってWindowsphone、PDFがちゃんと読めるアプリがないんだもの(いや、たぶんあるのだろうが、iOSで秀逸なソフトがたくさんそれも無料であるのに、わざわざWindows用アプリを探索する気が起こらない)。私は一太郎をメインで使っていて、Wordのバージョンも古いために、一太郎文書をWord文書に変換して入れてみても、Windowsphoneでは「このバージョンは編集できません」とか言われて、いやまあ編集できなくても読めればいいんですけれどって、それもままならない挙動。結果、WindowsスマホでWindows文書を読むのが苦痛で、アップル機を愛するという。

 そんなWindowsphoneですけれど、手放せない。
 動画に対する股の開き具合がアップル機よりもがばがばで、たいていのファイルが入れたらちゃんと観られるというのも大きく、テキストはipod、動画はWindowsphoneな使いわけをしているからでもありますが……、
 それ以上に、Xbox好きとしては、そこらじゅうにXboxって文字が出てくるのがたまらない。

 XboxLiveはもはやXbox360ユーザーが対戦ゲームをするためだけのものではなく、パソコンや携帯でも必須。そう、近ごろマイクロソフトさんのなかで『Xbox』という呼称は、特定のハードを指すのではなく、多くのサービスを総称したものになっている。

「Xboxで見たよ」

 と私が言うとき、それは360でゲームをしているときには限らず、パソコンでファイルを受けとったという意味かもしれないし、携帯でメールを受信したという意味かもしれない。

 いまもう、実際にXboxびいきな私はそうなのだ。

 だとしたら、そのXboxでドラマを作ろうというスティーヴンおじさまが仰られているのも、そういう意味であるのかもしれない。

「Xboxという名のテレビサービスで観られる」

 なのだとしたら、別に筐体としてのXBOX ONEがなくては観られないという意味ではない。そこのところが、文字的にもボカしてある感じがするのは、まさにマイクロソフトと熟練の名工スティーヴン・スピルバーグおじさまのなせるわざなのかも。

 XBOX ONEの発表会で、テレビもやりますよ、いろんなことできますよ、ブルーレイも再生できちゃうんです、そう言いながら、随所随所で、XBOX ONEではなくXboxは、という言い方がされている。それってたぶん、この発表会観ているひとはXbox360の流れで観ているから『Halo』のドラマ、観るために買わなくちゃとなるんだけれど……おそらくはPCでもWindowsphoneでも観るだけならば観られるのでしょう。
 印象です。
 そういうのは大事です。
 こういうプレイもできますってアピールするのは、本当にはそれの専門家でなくても、ちょっぴり客に夢を見させて、意外に客はそれだけで金を払ったりするものですから。

 XBOX ONEの発表をしながら、Xboxというブランドも売っている。

 そういう意味では、日本が用意した動画の通訳さんが『Halo』のことを最初は「ハロー」と発音しているのが興味深い。公式XBOX ONE最初の紹介動画で、Xboxの看板タイトルは「ヘイロー」と読むのだということさえ通訳に教えていないスゴさ。途中で気付いて「あ、ヘイローって読むのね」と通訳を修正してくるのですが、ということは通訳さんが、まず教えられたわけだ。

 スティーヴン・スピルバーグの新作は「ヘイロー」。
 「ヘイロー」はXboxのもの。

 それは、かつてさんざん悔やんだことだった。
 映画が、あれさえコケなければ。
 日本でだって。

(このブログで「2007年にピーター・ジャクソン監督とアレックス・ガーランド脚本で公開が決定しているXboxの代名詞『Halo』」と書いたのは2006年のことでした。超大型SF映画の新シリーズとして華々しく世界で公開されるはずで、そうなっていれば、アメリカ人よりも大作SF映画大好きな日本でのゲーム『Halo』シリーズとゲーム機Xbox360の運命も、違ったものになっていたことでしょう)

 そんなこんなで、多くのニュースでは、スピルバーグが『Halo』のTVドラマ化を手がける、という文章になっていたりする。
 実際のところどうなのでしょうか……
 ああ、もやもやする発表の仕方。

 NBCニュースの記事では、こういう表現になっていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Steven Spielbergworking on 'Halo' TV series for Xbox One - NBCNewsTech

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 マイクロソフト曰く、

「the storytelling magic of television with the interactive innovation of Xbox One.」
「XBOX ONEにおいてテレビが語る物語の魔法はインタラクティブな革新を遂げる」

 スピルバーグ曰く、

「For me, the Halo universe is an amazing opportunity to be at that intersection where technology and myth-making meet to create something really groundbreaking」
「私にとってHaloユニバースは、真に画期的ななにかを生み出すために用意された、科学技術と神話創造の交差点です」

 スティーヴンおじさまの発言を邦訳するときに「Haloの宇宙と神話」というような文章にしてしまっているのを散見しますが、アメリカンプロレスを観るかたならご存じの通り、あちらのエンターテイナーがユニバースという表現を使って客を煽るとき、それは地球が浮かぶ宇宙を指しているのではありません。
 世界最大のプロレス団体WWEのオープニングで司会者は叫びます。

「WWEユニバースのみなさん、こんばんは!」

 つまり用法としては、
「とかげの月ユニバースのみなさんこんにちは」
 と私が発するなら、それはここで書いている私を含めた、この『とかげの月』に接しているみなさんこんにちは、という意味なのです。

 だとしたら。
 上のふたりは、技術屋か夢見屋かの語句選択の違いはあっても、言っていることは同じ。
 マイクロソフトさんの発言の「インタラクティブ」は「双方向」と直訳して問題ない。
 ならば要約すると、

「XBOX ONEでのHaloのドラマはこれまでにない双方向性を持つ」

 そういうこと。
 双方向?
 デジタルテレビが普及しはじめたころ、明日からクイズ番組には視聴者が全員参加できるようになるというような新聞記事が出たりしたものですが、それらはいまだにほとんど実現していない。

 ときまさにPS4が発表され、私はつぶやきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

PS4、シェアボタンほんとについてた…いろいろ盛ってきたなあ。

twitter / Yoshinogi

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 テレビだ映画だ言っていたソニーさんが、新しいプレイステーションのコントローラーに取りつけたのは、テレビのリモコンボタンではなく、SNS起動スイッチだった。現実的な路線として、リビングでの画面と現実との双方向性は、まだまだ文字情報が限界だろうと踏んでのことでしょう。機能はテンコ盛りだったけれど、ソニーさんはあえて夢物語を語りませんでした。

 しかし、Xboxは言う。
 テレビとゲームを融合させる。
 それは、クイズ番組に参加するどころではない話。
 だって世界中で発売するハードなんだもの。

 端末を売れば、インターネット網を通じて、世界はつなげられる。
 でも、ソフトが必要。
 世界中で流すことのできる、これまでにないソフト。
 聞くだに、おそろしい計画である。
 マイクロソフトとスティーヴンおじさまは、でも、やる。

 それがどんなものになるのかは、現時点では憶測するしかない。
 だが、双方向テレビドラマで世界を制す、という発言である。
 生半可なものでは巨万の富を持つマイキーだって傾きかねない。

 すなおに考えると、もっとも金が稼げるのは、ふつうのテレビでも観られるドラマとして製作しているが、XboxLiveまたはXBOX ONEを活用すると、プラスアルファな要素が楽しめる、というものでしょう。

 だとしたらそれは、USJの体感アトラクションみたいなのがリビングでできちゃうよ、なんてものであって欲しくはない。

 私が求めるのは、スティーヴン・スピルバーグの紡ぐ物語のさいちゅうに、コントローラーでプレイするゲーム『Halo』が挿入されるという形。それこそ遊園地や映画館では実現できない、リビングの主役を狙うマイクロソフトの遣り口にふさわしい。

 ドラマ『Halo』でアクションシーンがはじまる。
 ぼくらはコントローラーを握って、戦闘に備える。

「マスターチーフ、来てくださったんですね」

 そう、ぼくがマスターチーフ。
 ドラマは観ていたので事情はわかっている。
 さあ、ぶっ放しに行こうか。

 一時停止が自由自在なネットTVにXBOX ONEが備われば、充分に可能である。そういったTVドラマの形式が普及できたとすれば、リビングゲーマー人口はV字回復するかもしれない。

 現状、生まれたときからのゲーマーである私などの目には、ゲームとしてはクソだとしか映らない特撮やアニメの主人公たちが「ただ戦うだけ」な格闘ゲーム群も、その出来でさえ、いまもそこそこ売れている。
 これが、日曜朝の仮面ライダーを観ていたら、プリキュアを観ていたら、
 XBOX ONEに、

「さあコントローラーを取って、きみたちの出番だ!!」

 なんて、のたまわれた日には。
 子供たちのテンションが上がりすぎて壊れてしまわないかと心配になるほどである。

 RPGのムービーが長いと、ムービーゲーなどと言われてクソゲー扱いされるものだが、あれだって、ディスクという中途半端なメディアに頼っているせいもある。XBOX ONEはクラウドを活用して無限に拡張できると語られているけれど、そうなってくればRPGゲームのムービーは、挿入されるものではなく、それ自体が目的として成り立つ一本の作品としてのボリュームを備えることができるはずだ。

 スタートレックの新作を観るために、スタートレックのゲームをプレイする。

 似たような思想のゲームはこれまでにもあるにはあったが(チュンソフトのサウンドノベルなんかは、物語そのものがご褒美として増えていく形式を取り、事実成功していた)、映画とゲームを完全にセットで作りあげ、それをヒットさせたものなどない。これからも、データ量的に可能になってもコストの面で回収できない懸念がある。
 だが『Halo』がやってくれたならば。
 それが成功したならば。

 ゲーマーの夢だ。

 ほんの五年ほど前、『Halo3』のベータテストのとき、私は書いた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『Halo3ベータテストと仮想うつつ』の話。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そこに世界があると知っていて、そこに自分の居場所があって、だれかと触れあえるのだと知っているのならば。それはだれだって、その場所を訪れるだろう──現実ではないし、私のすべてには成り得ない──けれど、確実に存在して、完全に私の一部となった──

 Xboxユニバース。
 
 とりあえず、方向性は見えた。
 Xboxは、これまでに各社が夢想しながら実現には至らなかった、リビングの中心に多機能ゲーム機、というコンセプトを、ついにマジで狙ってきた。アメリカではレンタルビデオ店がほぼ皆無の状況にまでなっていると聞く。テレビといえばケーブルかネットであって、リビングにいながら映画だって選び放題。それで実店舗が皆無にまでなってしまうのは、広大な敷地を持つがゆえの現象であって、近所のレンタル屋まで徒歩数分の日本では状況は違うかもしれない。

 だが、ここにもひとり。
 我が家のテレビはネットである。
 ちなみに、アメリカンプロレスが観たくて、そうした。
 実際に、レンタルビデオ屋には行かなくなった。
 XBOX ONEでしか体験できない『Halo』があるならば、それだけでXBOX ONEユニバースの一員にも望んでなるだろう。

 私も、リビングにゲーム機を置く日が来るのだろうか。

 ファミコンよりも前に生まれたゲーマーのひとりとして言うならば。
 オンデマンドも『Halo』も認知度の低い日本で、またしてもこのマシンは売れない気がする。
 しかし、言っておこう。
 Xboxは、これまでも私を満足させ続けてきた。
 きっとこれからもそうであるはずだ。

 まずは、私に訴求してみせろ。
 初代と二代目のXboxコンソールにWindowsphoneも使っている私に向かって売れないのならば、この国ではだれも買わない。
 その私が言っておきたいのだと冒頭に書いた。
 そんなに多機能である必要はない。
 少なくとも私はXBOX ONEであろうがなんだろうが、リビングでゲームをしないので、リビング推しをされればされるほど置いてけぼりだ。

 Xbox360でも、マイクロソフトは世界の各国でさまざまに変えた売りかたをしてきた。
 どうぞ、いまの日本にも、似合うXBOX ONEを。
 クラウドで無限の拡張の前に、
 私の望むXBOX ONEを。
 おねがいいたします。

 いやでも、リビングで双方向ドラマティック『Halo』とか、想像しただけで悶絶な私もいて……

 複雑です。
 すごいならとことん。
 選べるなら多彩に。
 受けとめるこちらの願いも、まだ揺れている。




TRACKBACK http://yoshinogi.blog42.fc2.com/tb.php/483-e1b44885

クロムハーツ 通販  クロムハーツ 通販  2013/10/24 16:50
スーパードゥーパ ブログ 。私はそれを愛しています.. は、再び戻ってくるになります。フィードも|私はブックマークを取っています