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『WN5291K / WN5292Kを取り替える』の話。





 今日もまた訊かれたその話。なんなんですかね、部品寿命ということなのでしょうか。WN5291KもしくはWN5292Kが壊れたから買いに来たのに生産中止で、なのに後継機種はサイズが合わないとかなんなんだこら説明しなさいよ店員。

 これ、パナソニック先生がちゃんと周知すべきだと思うのだけれど、WN5291Kもしくは WN5292Kを検索しても、公式な説明というのがヒットしない。廃番品を電子カタログから抹消しているのですね。廃番品こそ、ググったら親切に「これとかこれに取り替えることができますよ」と説明する公式ページにたどりつかなければ嘘じゃないか。

 ググってもよくわからん。で、近所の店に行く。店員をつかまえる。そこからまた長い話がはじまる。面倒くさい。なんども同じ説明を繰り返すこちらも面倒くさい。今日なんて、昼ご飯を食べているさいちゅうに内線で呼ばれて、電話口で説明したけれどよく伝わらなくて、けっきょく走っていく羽目に。食べてすぐ走るとお腹が痛くなる子だったのに、大人になって食べてすぐどころか食べながら走らされるとか。パナソニック先生!
 保健室をください。

 というわけで、私が書いておく。
 ごく基本的なことを端的に。
 単なる商品説明の列記です。
 確実にこの電子の海でこの情報を探しているひとがいるはずなので、忘れないうちに、書きとめておく。
 それだけの回です。

 では、まず。
 問題の旧品。

Wn5292k

WN5292K
フルカラー
浴室用タイマースイッチ120分用

WN5291K
フルカラー
浴室用タイマースイッチ90分用

 写真はWN5292Kですが、ふたつの違いはタイマー時間のみで、構造はまったく同じ。プラスチックのギザギザ歯車を使用したひねって回すとジジジジと巻き戻るアナログなタイマースイッチ。なにせプラスチックなので、いつか寿命がきます。ギザギザ歯車がツルツル歯車に。そうしてジジジジと鳴かなくなり、タイマーの意味をなさなくなる。

 おそらく、その耐久性、もしくは音が問題になったのでしょう。
 廃番です。生産中止。
 昭和の想い出。
 いまではもう、手に入りません。
 そこで代替品。
 同じ機能を持ったものをさがすと、これになる。

WTC53916W
コスモシリーズワイド21浴室(換気扇)タイマスイッチ

WTC53916W

 回してひねってジャジャジャジャーン。
 10秒から12時間までoff時間を設定できるすぐれもの。
 ほら、これで問題ないでしょう?
 あれ、でも、壊れたのひねって回すその部分だけなんだけど。
 大きいですね、これ。

 ここがもっともわかりにくい。
 パナソニック先生、保健室建てる前にパッケージに大きく大きく明記してほしい。

 WN5291KもしくはWN5292Kは、フルカラー。
 コスモシリーズワイド21とは互換性がない。

 パナソニック先生は、だってコンセントとかって有資格者しか工事したらダメなのに、そんなことは工事関係者や電気屋さんにとっては自明の理。わざわざ書くことでもないでしょ、ってことなんだと思うのですけれど。それでもモノはそこかしこで売られているわけで。それを手にした互換性という言葉さえ頭にない方々に、口で説明するのが日常になっている者たちがいるのです。
 文字にすると簡単なこと。

 パナソニック先生製産スイッチの有名どころは二種類。

●フルカラーシリーズ。

(昭和後期の主流。左右にパチパチするスイッチ。昭和前期には同じ方式ですがパチパチ部分の幅が細い、ハイ角と呼ばれるシリーズが主流で、いまでも古いアパートなんかではときどき見かけますが、そのハイ角とフルカラーは別ものです(互換性もなし))

そして、

●コスモシリーズワイド21。

(現在でも主流とは言い難いが、パナソニック先生的には推している、未来の主流。ひらべったいスイッチを押して入り切りするタッチ方式。コスモシリーズの中でも、初期の型番には廃番品が存在するので、そのあたりは店員さんに訊いてください)

 上記二種類には互換性がない。

WN3700P
フルカラースイッチ金属取付枠

WN3700

 壁のなかにある、この取り付け枠はフルカラー用。
 なのでコスモシリーズが取り付けられない。
 WN5291KもしくはWN5292Kはフルカラー。
 それをコスモシリーズに変えるならば、

WT3700
コスモシリーズワイド21スイッチ金属取付枠

WT3700

 取り付け枠をこれに変える必要がある。
 ということはつまり、

WTP53916WP
コスモシリーズワイド21浴室(換気扇)タイマスイッチ
プレート付き

WTP53916WP

 取り付け枠からまわりのプレートも付いてくる、これを買って全とっかえ。
 今日からパナソニック先生の描く未来の一員。

 ね。文字で書くと簡単。
 口で話すとけっこう時間を食う。
 そしてひとしきり講義が終わったところで、たいていの人はそう言う。

「未来スイッチに変える気はないんだけど」

 ああ、パナソニック先生のもくろみは世に普及せず。
 そんなあなたには、ひねって回しての動作をあきらめていただくしかない。

WN5294
浴室換気スイッチ(4時間・2時間・連続ON)
(JANコード:4989602423645)

WN5294

WN5293
浴室換気スイッチ(90分・30分・15分)
(JANコード:4547441710618)

WN5293

 フルカラー取り付け枠で使える、現行機種は、上の二つです。
 未来じゃないけれど、タッチ方式。無音。
 私は、浴室用なら上のWN5294をおすすめいたします。通常は二時間にセットしておいて、ときに連続で。十五分、三十分では、じめっとニッポン、カビますよ。
 JANコードもつけておきました。
  
 以上。
 もの作る方々も、お客さま向けの凝った商品紹介とは別に、テキストでさくっと羅列検索できる形にしてくれませんものでしょうか。もしくは、それに期待せず、すべての店員自身が、きょう調べて発注したものの仔細とJANコードをネットに検索できる形でアップしたら、この国はずいぶんと平和になると思う。

「ネットに製品紹介ページがあってなんでコードのっけてないねんアホかボケっ」

 いや、大阪に限らず。発注担当者がパソコンの前でそうしてキレているのは、年中行事。電話とファックスでやりとりしていたころを思えば、雲泥の差だけれど、まだまだ、ネットでなんでも調べられちゃうっていうには、ほど遠い。まあ、考えてみれば当然ですよね。こんなブログ、書いているほうも、読んでいるほうもおもしろいわけないもの(笑)。みんな、仕事が終わったらゆるーい話をゆるーくダベってたいし、見ていたい。結果、ネットは雑談と独り言のビッグデータで埋めつくされ、ますますなんにも見つからなくなっていく。

 ではさようなら。
 あなたのお役に立ったなら幸いです。
 こんな混沌とした電子の海で、よくぞ欲しい情報を見つけ出しました。
 おめでとう。

コメリドットコム





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