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『引越がはじまった』のこと。



Corrugated

 天井まで積み上がるダンボール。

 耐えがたい暑さ。

 引っ越し屋さんは、同僚が今週何人倒れたか話してる。

 業界を甘く見たバイトの子が徹夜で挑んで病院に運ばれ社長にも親にもこっぴどく怒られたという話に、徹夜で仕事に行ったことはあるが、それで気を失ったことはない私など、なんて甘い生き様だろうかと猛省する。

 そんな話をしているマッチョな彼も、休憩につなぎを脱ぐと、ユニクロのシルキードライとコーディネートされた、蒸れるに違いない腰の分厚いコルセットが、プロ魂を魅せている。

 電気関係は置いておいてくださいと言われたから置いておいたら、けっきょく配線をほどきまとめるのにもっとも時間がかかってしまった。

「今月トップの本と有線の量ですよ、ヨシノギさん」

 そんなお墨付きをいただき、積み重なるハードディスクを丁寧に梱包していただき、指揮官のはずなのに腰の悪い彼も、本の詰まったダンボールを持ちあげてくれる。勇ましい。どうせ自分で引っ越し料金払うわけでもないのに、もっと小さい箱に小分けにすればよかったと、また猛省。

 そしていま。

 カーテンのない家で、裸で動きまわるわけにもいかず、床に汗をたらしながら、荷ほどき中。しかしやってるまに夜が来て。このペースでは、片付くのに数か月かかる見こみだと気づくが、もちろん今月も書きかけの原稿があるので、決断する。
 急いで片付けない。

 とりあえず、書斎でパソコンが起動してネットにつながった。
 これでいい。
 必要な本はそのつどさがし、さがして出せば片付ける場所が必要になるからそのつど棚を作っては並べればいい。
 今夜もいつも通りピザを焼く。
 オーブンは床に直接置いてあって、強力粉が足りなかったが、買い置きの強力粉がどこにあるかは不明で、慣れない薄力粉プラスにしたら水加減がべちゃっとなったが、焼けば形になるでしょう。
 住んでいれば、それなりにまとまってくるはず。

 と、徒然ることもできる日常に戻っては来たのですが。
 時節柄、山積みのダンボールのそばで寝るのは怖い。
 怖い怖いと言いつつ、疲れているので食べて飲んで眠ります。

 あしたから。
 真夏、山積みダンボール。
 鍛えられそう。


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