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『キネクトが来る!!』のこと。



 とりあえず、これを観て。



 良い出来です。

 いつでも自画自賛の傾向があるマイクロソフトさんですが、今回は、いつになく「これでも日本で売れないのかXbox!!」という気迫のこもった、むしろ開きなおってコアユーザーに「ネタにしてくれ」と懇願しているかのようにさえ感じられる落ち着き払ったプロモート。発売一ヶ月を切ろうかというのに、こんなに露出が無くて平気なものかと、こっちが心配になってきたので、もくろまれ通りにネタにする私。

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『ProjectNatalとMilo』の話。

『2009 タイムが選ぶ今年の発明』のこと。

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 あれから一年を待たず、正式発表。

 ProjectNatalあらため、

「kinect」
(キネクト)

 できるようになるかなあ、とS.Ukawaと話していた、バーチャファイターっぽいのも、やったもん勝ちという形で発表されていた。

 作っているのはUbisoft。
 『Fighters Uncaged』は、Kinectを使って、実際の全身動作と音声で敵をなぎ倒していくという趣向。



 ここで単純に画面を見て心配することがひとつ。
 Kinectって、某社のアレのように、床に機械を置いたりするわけではないので、もちろんのこと、両脚が床を離れたかどうかを判断するのは、見た目の問題。でも、通常kinectはテレビの高さにあるわけで、プレイヤーの足もとっていうのは、見おろす形になっているはず。

 ジャンプが、ジャンプと認識できるんだろうか、本当に?
 それが認識無問題だとしても、格闘ゲームでは、蹴りひとつとっても多彩なバリエーションがある。で、多くのプレイヤーは、ハイキックをかましているつもりで動いても、脚が腰より上には上がらないという状態に違いなく、ましてドロップキックとか、バックドロップとか。どうするんでしょうか。

 製作発表で「音声でも操作する」という表現が使われていたのは興味深いです。まさか「ローリングソバット!」って叫ぶことでいまのジャンプはローリングソバットだったと確定するシステムだったら、それってkinectいらねえじゃん、という感があるのですが……いや、どんなマシンでも、最初の格闘ゲームは、とりあえず出したことがエラいので、完成度? なにそれ、kinectって主旨で格ゲーないなんてありえないでしょXboxなのに、じゃあうちが出す。勇者です。エラいです。そういうメーカーのことを、私たちユーザーは、決して忘れません。

 そういうファン心理に通じた、あざといバーチャファイターの生みの親、我らがセガは、世界に誇る音速のハリネズミ、ソニックで小手調べ。

kinect

 王道です。
 もっと王道な、そういうのも、もちろん用意されています。 

kinect

 マイクロソフトの夢をのせた二匹目のドジョウも用意されています。

kinect

 コナミさんは、全身で『ダンスエボリューション』させるってことで、こりゃあダイエット記事にする雑誌が現れないはずがないでしょう。



kinect



 それにしても、あのエロプロレスで培われた技術が、このように花開くとは……つくづく、プロレスが描ければ、世界のすべてが描けてしまうということですね。私もがんばってきれいなトペコンヒーロが描けるように精進したい。ゲームの出来うんぬんとか以前に、この娘、普通にデビューさせたほうが儲かるんじゃなかろうか。ポリゴンなんだから「ダンスエボリューションでこんなに部分痩せっ!」べこっ、と二の腕のふくらみ消すことだって簡単なわけだし。これだけの雰囲気があれば、ノリでkinectもXboxも売ってくれそうな気がする。

(エロプロレスは話題になったが、なにせプロレスファンの数が限られていたうえに、プロレスファンこそ女子プロレス嫌いとかいう層もいたから……世界地図を塗り替えるほどいる新種ダイエット狂信者たちが一人一台kinect買ったら……という計算を、マイクロソフトは真顔でやっているはずだ。ダンスエボリューションというよりも、そっちで革命的な気がしてならない。他社も盗んだ技術で「裸体で操作できるセンサー」商圏に追随してくる前に、マイクロソフトはビリー隊長とひなことコアリズムを確保しておく必要がある。私のまわりだけでも、コアリズムのkinect版が出れば絶対買うに違いない女性が数人、確信を持って思いつきます)

 あんまり注目されていないが、個人的には、犬や猫ではなく、リアルな猛獣たちと戯れようという『Kinect アニマルズ』が、大化けする可能性があると思ってる。



kinect

 しかし、このソフトでも、プレイヤーの女性が一緒に跳ねようと飛び跳ねているのに、アニマルは宙返りしている、というような場面があった。手入力のコントローラーであれば、コマンドでそれが「昇竜拳」なのか「サマーソルトキック」なのか指示できたが、カラダを使うとなると、本人はジャンプのつもりだが跳んでいると認識さえされないとかいうことは当たり前にあるはずで、残念な運動能力で表現される「昇竜拳」をkinectはそれとどうやって認識すればいいのか、という点が、疑り深い私は、まだ心配。

 それでも、これは。
 まぎれもなく発明である。
 なにも身につけず、裸体で複雑な指示をマシンに与えられる。
 その技術を、たとえば手指にクローズアップして使えば、手話ならぬ文字通りの手操作も可能になるはずで、そういった使い方であるならば、手話が複雑な会話をきちんと伝えられるように、ゆくゆくは世界共通のマシン身体言語のようなものが策定されることもありうるだろう。

 小指と親指をくっつけて、中指で空中を三回ひっかく。
 それが、世界共通の車のエンジンスタート方法になるかもしれない。

 コントローラーがいらないということは、あらゆるリモコンのたぐいが必要なくなるということであり、指づかいをマシンの側が見て正確に認識してくれるのならば、ブラインドタッチのできる人であれば、キーボード自体は、いらないことになる。画面のなかの動物を愛撫することができるのなら、こちらの指先の動きで、ネット回線の向こうのなんらかの器具を操作することもできるわけで……

 それはまさに、Xboxに関して以前話した、そこに戻っていく流れだ。

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『SeXbox』のこと(増量中)。

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 技術は、愛し愛される人間の営みに新たな潤いをもたらすものであるべきだと信じてる。
 ヒトが感動するのに、完成度はそれほど必要ない。
 安っぽい、オモチャでいいんだ。
 遠い土地にいる、画面の向こうのそのひとと、見えているし話しているけれど触れあえない、そういう状況で。たどたどしくても、こっちが動かした指の動きで、向こうのテーブルの上のぬいぐるみでもいいから、かわりに触れてくれたら。

 感触なんて、心で感じられると思う。
 たぶん、それは飽きないゲームになる。

 Kinect。
 神様はなにも禁止なんてしていない。
 世界、ちょっと変えちゃってみて。

kinect






 

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