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『にんにくの冷凍保存』のこと。



 幼いころ『なるほど!ザ・ワールド』というクイズ番組で、スペイン家庭の台所には必ずあるこの白い道具はなんでしょう?

 という問題が出た。

garlic

 正解はニンニクの皮むき器。

 大人になってから、ニンニクが好きな自分に気づき、毎日の料理に欠かせない食材となったとき、その問題を思い出して、それを買ったのだが、残念な結果だった。
 この器具を、洗うのが手間なのである。
 薄い皮が貼りつくし、漂白しないと匂いが取れないし。

 不思議なことに、手についた匂いというのはひと晩もすれば消えるものだが、調理器具に染みたりした匂いは、本当に取れない。新陳代謝がないからだろうか。まあ、新陳代謝があるニンニクの皮むき器というのも気持ちが悪いけれど。

 毎日のように皮を剥いていると、この器具を使うにしたって、まずはまな板の上で包丁を使って、根元の硬い部分は切り落とす必要があるので、だったら、もうひとつ器具を引き出しから取り出すという行為が、面倒。だいたい、ゴム素材で挟んで転がして皮が剥けるならば、手のひらでもできるんじゃないかとやってみたら、これが普通にできたりするし。スペインの家庭に必ずあるというのは、ちょっと大げさなんじゃないだろうか、あのクイズ番組をやっていたのはそういう時代だったしなあ、と遠い目をしてみたり。

 遠い目をしながら、自動的にニンニクが下ごしらえできるようになったなら、一人前。

 それにしても、私は比較的肌の強いほうなので、素手でさわって平気ですが、ちょっと弱い人だと、ニンニクというのは、一、二個皮を剥いただけで、痛痒くなってくるらしい。一方、そういった敏感肌に、ニンニクのエキスが効く、という論文もあって、さわれば痛いのに、飲めば治るって、それは実に毒と薬は紙一重というよくできた話だなあ、と感心してしまいます。

 私にとっては、別に元気のためとか、活力だ免疫力だ、というのを期待しているわけではなく、たんに好きだから食すのですが。
 ここで問題になるのが、匂い。

 客商売しているので、それは気をつかいます。

 経験上、スライスして炒めたり、焼いたり、というのは大丈夫。
 醤油とかポン酢に漬けてあったりすると、生でも翌日までは残らない。

 まずいのは、中途半端に熱が通った場合。
 最悪なのは、タコ焼きのなかに生にんにくを入れるの。
 次に最悪なのが、ラーメンにすりおろした生ニンニクを入れるの。
 どっちも、大阪では国民食ですけれども。
 休みの日には食べません。
 休みの前日にしか食べられない。

 ナマよりも、熱い生地を通してとか、スープの熱でとか、じんわりと温かくなった半生状態が、どうもいけない。
 朝。
 うわ、全身からにんにく臭がする!
 と自分で気づくくらい。
 口じゃないくて、汗腺から立ちのぼっている。

 というわけで、ニンニクを剥くのは自動的にできるようになった私なのですが、たとえば煮物とか、揚げ物とか、下味としてニンニクを使いはしないけれど、好きなので具材としてあとで入れたい、という状況が多々発生し、そのたびに「でもここで生ニンニク投入は自殺行為」と、思いとどまり、でもやっぱり食べると物足りなくてがっかり、なんてことを繰り返し。

 いろいろ、試してみました。

 そしてたどりついた。
 簡単なことです。
 火を通しておけばよいのです。
 蒸して、それを冷凍する。
 時間があるときに、やまほど蒸しあげて、急速冷凍です。

Garlic

 匂いません。
 便利です。

 唐揚げ粉をまぶして、こやつを揚げると、そうとう上級なおつまみになります。
 餃子に薬味として添えるのも良い。
 ラーメンには、まるのまま投入しましょう。   
 タコ焼きのレシピはこちら

 いやまあ、それだけのこと。

 生で冷凍するのもやってみたのですが、これはただたんに食感が悪くなるだけで、多量にニンニクをもらったからやむなく保存するといった状況でしかおすすめしません。

 10分ほど蒸す。

 そのひと手間が、実に重要。
 栄養的にどうなのかは、わかりませんけれども。
 冷凍食品として売っているガーリックチップスなんかを料理にばらまくより、確実にニンニク好きを納得させる存在感。

 我が家の冷凍庫に、欠かせないもののひとつなのです。 

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