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『生機必滅会者定離、Xbox360、RROD』の話。



 初夏です。
 あたたかくなってきました。
 半袖です。
 短パンです。

 でも、一年中、ぶんぶん唸って熱くなりケースに閉じこめられているぼくの発売初期型Xbox360は、二度の修理で内部改造もほどこされたはずなのですが、やっぱり、今年も、この梅雨に……

 リングオブデス!!

Rrod

 我らがマーカス“廣田行生”フェニックス軍曹と紅いドクロが、危機的点滅発光ダイオードによく似合う。

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『Gears of Warフェイスプレートをいただいた』の話。

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 三日前には、いちど電源を切って入れなおしたら直りました。ふつうにそのあと三十分くらいプレイしていた。でも、翌日はもうダメ。上の写真は、今年の夏は乗り切れないかなあ、ということを書こうかと思って撮った写真だったのですけれども、まさか翌日にどれだけ端子を拭いても、電源入れなおしても、ACアダプターのステータスランプはグリーンのまま、本体は三つ目血の紅。いや、まあ、初期型で、三回目で、まだ「まさか」とか言っている私が可愛くてしかたないですけれども(笑)。

 RROD= Red Ring Of Death=リングオブデス。

 それは確実な死への信号。死神の足は、いつだってこっちの想像よりも速いのです。だいたい故障状態が略称で呼ばれている時点で、どんだけひんぱんに話題にのぼっているんだというところではあります。

『マイクロソフト サポート オンライン / Xbox 360 のリング ライトでクアドラント 3 か所が赤く点滅する』

 しかしまあ、正直、この夏で逝ってくれないかなとは思ってた。
 二年前の夏。

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『再襲のリング・オブ・デス』のこと。

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 この後、結局、HALO3を、本体待ちでプレイできない夜を過ごした私です。
 この秋のHALO:REACHで、また同じことになったら、私が逝くときに、遺言で言い残すことになったでしょう……HALOの新作を買う前に、本体も新調するんじゃぞ……いつも不思議に思うのですが、アニメなどで死にかけたジイサンは「じゃぞ」とかいう言語をよく使いますが、あれは、若いころからそれを使っていた世代ということなのでしょうか。それとも、いまは「じゃぞ」なんてまったく使わない私も、年老いていくにしたがい、顔に茶色い斑点が浮かぶのと同時進行で、口から自然と「じゃぞ」なんていう言語が飛び出すようになるのでしょうか。だったらたのしみです。

 さておき。
 三度目の修理。
 いやまて、それはなんだ、自動車保険か。
 毎年春が来れば払う金って。
 自動車保険は事故らなくても払う理屈がわかるけれど、Xbox360は、実際に事故って私をまきこんで、さらに金を取るのである。ハッピーになれるコンテンツとひきかえになら金は惜しくないが、毎日の日課のようにプレイしているHALOを数日、私から奪ってまで金をとるとか、なにごとか。修理の内容はいつもマザーボード交換。パソコン自作しないひとでもわかるでしょう。マザーですよ、マシンの母の部分です。それはすなわち本体の中身をイチから新品に替えましたということ。それが二回。そして三回目。ええ、パソコンのケースに電動ドリルで熱対策の穴をいくつも開けたことのあるひとでなくてもわかりますよね。問題は、マザーボードではないのです。新しい母をいくら入れたところでその灼熱に焼かれていずれは死ぬのです。それって修理じゃねえよ……

 ちなみに、修理はオンラインで申し込むとお得。
 お得ですが、定額一万円ちょっとが、一万円をちょっと切るくらいになる(送料込)という程度のことで、これは、リングオブデス(学名:「E74」エラー)なら仕方ないので三年間は無償修理しますというマイクロソフトの救済措置さえもを越えてしまった初期型ユーザーにとって、ほとんど悩むところではありません。

 なにせ初期型なのでハードディスクが20ギガバイトという携帯音楽プレイヤーなみのボンボンでして、昨年からハードディスクにDVDゲームをインストールできるようにアップデートされたこともあり、慢性的に「ハードディスク買おうかなあ」状態になっていたわけで。

 20GBでは新しいゲームをプレイするために前のゲームを消去せざるをえず、二作を同時にインストールして遊ぶことが事実上不可能です。私の場合、常に一作はHALO3なので、それはインストール対応していないソフトであるがゆえに20GBでなんとか回っていたのでした。しかしHALO:REACHはもちろん、このXBOXの新しいインストール機能に対応。ハードディスクの購入は、もはや避けられないこと。

 そのハードディスクですが、専用のものしか使えません。
 テラバイトのハードディスクが一万円を切ろうというご時世に、マイコン(マイコンピュータ)界の王様マイクロソフトは数百ギガの専用HDDを万札二枚で売ってくれます。

 この状況で、タダならともかく、どうせ一年後にまたグリスが乾いたころには熱暴走するのであろう修理という名の部品交換に金を払うなんてのは、愚かしすぎます。

XBOX

 というわけで、ようやくこの五年目にして。
 Xbox360本体を新調。
 黒くなった。新品のコントローラー(これも黒。嬉しい)に触れ、いかに五年の月日で私の愛用コントローラーがゆるゆるになっていたかを思い知る。

 さっそくハードディスク転送キットを申し込む。

『Xbox.com | ハードディスク転送キットのお申し込みについて』

 しかし届くのに時間がかかるということで、当面は20GBの白いのを、黒い大きいのにつけて起動。当然、新しいゲームをインストールする余裕はないので、おまけについてきた『Forza Motorsport 3』をディスクで起動してさわってみる。



 ていうか『Forza Motorsport』といえば海外で「Japanese Paint cars」と呼ばれる「痛車」。痛車というのがだいたいにおいて高級車にそんなペイントを! という外連味で魅せるものなのに対して、フォルツァはいくらリアル映像でも、しょせんCG。それでも注目されるのは、それが単純なペイント機能しかないXbox Forzaのソフト上で、下絵もなしに描かれたものたちだから。
 その製作風景は、感動さえおぼえます。
 こりゃ日本人が尊敬されるわけだ。





 ていうか、レースゲームやるのが単純にひさしぶり。
 こんなことでもないと、自分では買わない。
 リアルスポーツも、対戦は好きだけれど、競争競技にはあんまり燃えるものがない私です。

 ベヨネッタ姐さんも、素敵だが、とびつきたいタイプじゃない。
 女王様タイプには萌えない私です。



 そういう意味では、バリューパックになぜXboxの看板『HALO3』をつけないのかという論議がファンのあいだでありましたが、これが答えなのでは。私、このパック、二本の自分が持っていないソフトがついていたから買ったんですから。マイクロソフトもわかっているんですって。

 今週もXbox360本体が飛ぶ勢いで売れているのは、確実に夏が近づくなか、初代からのコアユーザーたちが二台目、三台目を買っているから。余談ですが、初代Xboxも、現行Xboxのように五年経ってなお次世代機の噂も出ない状態であれば、修理工場をパンクさせたはず。私の実家で、DVD再生機としての余生をおくっていた初代機も、その余生は短いものでした。

 五年ともなるとね。
 パソコンだって、携帯電話だって、買い替える時期。
 マクロソフトも、もっと積極的に、既存ユーザーのための買い替え促進販促をすすめていくのが、何気に安定した販売実績を確保できるのではないかと思ったりする今日この頃です。
 さようなら、二代目。
 これからは黒い三代目との蜜月を過ごします。
 ま、ここまで本体修理では一銭も払っていないわけで。
 いま売られているXbox360は熱対策もされているし、ここからさらに三年も経てば、さすがに新型の登場となる可能性はある。故障をおそれず買って良い時期になったのだともいえます。ただ懸念は、この私の買ったエリートバリューパックが在庫処分のように安すぎること。たぶん、250GBのHDDがついたエリートは出るでしょう。もしかしたら小型の新型なんてことも考えられる。それでもあえて私は言う。
 買って損なし。
 いまという時間は、いまにしかないのだから。

 それにしても初期型からエリートへの乗り換えで、驚いたのはACアダプターの軽さです。初期型を買った当時、こんなことを書いていましたが、

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『Xbox360』の話(その1)。

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 おなじように、今回も写真を撮ってみた。
 比較対象は、ディーン・クーンツ師の名作

Xbox_elite

 右が二代目、左が三代目。
 二代目に埃のたまっているのが見てとれるでしょうか。このACアダプタにも冷却ファンがついていて、そりゃあもうなかに埃のたまるたまる。しかしもちろん電源のケースが開けられる仕様になどなっているわけもなく、通風口から、ああなかに埃がたまっていくなあ、と見ていることしかできないのでした。そういう意味でも、新品になって気持ちいい。

 ACアダプターよりも邪魔だと書いた硬くて太い電源ケーブルも、新型では、おののくほどにやわらかくなっている(太いのは変わらずだが、それは仕方ない)。
 なにより、ディスク起動しかできない『HALO3』がめっちゃ静か。
 いや、音はしているよ、でも、初期型の騒音をきみたちは知らないからそんなことを言うのだ。
 これはほとんど無音といえる(言いすぎ)。ずっと防音のためにXboxの下に敷いていたコルクボードも、熱対策に取ってしまおうかと思うくらい。

 いや、そんな気遣いはもういらないんだよね。
 もう真夏だって平気。
 もうクーラーの効いた部屋で360に扇風機を向けなくて平気。
 もう壊れない。
 もう大丈夫。
 ありがとうマイクロソフト。

 必ず別れはくる。
 機械は壊れる。
 それは当たり前のことなのだ。
 そんなことにいちいち精神的ダメージを受けてはいられない。
 金は稼げばいいことだ。
 けれど愛は買えない。
 そばにいて、抱きしめていないと愛とは希薄になってしまうものなのです。

 二日もHALOやっていないから、禁断症状が……ヤってくる。

HALO

 さて、そうして、もはやゴミにしかならない二代目Xbox360ですが……
 いや、もう保証関係ないなら開けてみましょう。中身はパソコンだって聞くし、だったら熱暴走ごとき。直ったらもうけものです。これはこれでたのしいオモチャが手に入ったというわけだ(笑)。

 愛してるXbox。
 これからもどうぞよろしく。
 わたしはしあわせです。

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