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『福山雅治の不具合』のこと(その後)。

 20日のメールに関するお詫び。
 っていうメールが22日に来ました。
 内容は……

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 よく考えてみたらあなたの東芝製品はうちのユーザー登録に製造番号まで書いてもらっていたのに、こう言えばよかったですね。

「あなたのレグザは問題ない」

 まあそういうことです。ご心配なく、ごめんなさい。

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 むろん思いっきり意訳していますけれど。
 (許可なく転載することを禁じます、って書いてあるもので)
 そういう内容。
 言われてみればそうなのだ。
 製造番号で判別できるのに、製造番号をみずから登録しているヘビーユーザーにまで、あなたのも不具合製品かも、なんて手紙を送るのは浅はかです。部署間の連絡がなっていませんね。にしても、こういう謝罪というのはあれですよな……こっちは別に、自分で調べて安心してそれで終わっていたのに、こうすればよかったのにまわりくどいことしましたごめんなさい、などと謝られると、その謝罪こそにカチンときます。

 謝らなければ怒られなかったのに、ということは多い。
 謝るならよけいなこと言わない、という姿勢も大事。
 たぶん、製造番号登録しているのにこんなメール送ってきやがってというクレームがあったのでしょうし、たしかにそっちで判別して知らせてこいよという感もありますが。でも、ともかく早く、不具合見つかったからみんなにメールを、というのは、正しかったと思います。なかなかできることじゃないですよ、私なら不具合を知らせる電話やメールをする前に、手持ちの個人情報でなんとか謝るべき相手の数を減らそうとしますね(笑)。
 とりあえず知らせる。
 で、よく考えてみたらと謝る。
 そりゃ、だったら最初からよく考えろやワレェと怒るお客さんもいるでしょう。
 しかしそこは。
 それでよかった。

 謝っても謝まらなくても、どちらにせよ不具合に怒るヒトはいるのです。
 でもモノ作る以上、不具合は出る。
 どうすればいいのか。
 どうせ怒られるし、どうせカチンとさせてしまうなら、なんどでも謝ってみる。
 やっぱそれしかないんですよね……
 はあ(ため息)。
 謝れば謝るほど、芝居に近づき心が薄くなる気がする。
 どうにか心を込めた謝罪をしようと思うのだけれど、そんなことを考える時点で、もうそれは接客の技術になってしまっていて、心の問題ではなくなっている。
 接客って、禅。

 謝るために心を喪失させ、
 からっぽの心に気持ちを込めて謝る。
 奥深い競技です。実に。

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