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『おべんとう/サフランライス』のこと。



Saffron

そんな話をしていたら。
タイに行った友人が、
こんなものが売っていたと山ほどくれた。
サフランだって。
訊けば、ものすっごい安い。
もらっておいてなんだが、パンのミミ的価格。
実際、これはミミなのだ。
百貨店で試験管みたいなケースに入って売られている、
数十本で数百円ときには千円を超える。
正確な素材名としては、
『サフランのめしべ』
写真のは、それを採取したあとに残る…
正確な素材名としては、
『サフランの花弁』
まあ間違いなくサフランではある。
そもそも毒性のある花なので、
大量に入れるのはどうも怖い。
ちょっとだけ小鍋のお湯に入れ、
沸かしてみる。
…きいろ……というかオレンジ色。
ともかく色は出た。
匂いは、なんか微妙。
鮮烈な感じはない。
しかし私の主食は鶏肉。
パエリアもチキンベースだし、
ニンニクたっぷり入れるし、
多少の匂いの濁りなど気にならない。
むしろ肉に負けない強さが欲しい。
サフランの花弁。
うん。使えそうな感じ。
ていうか思ったんだけど。
商品化されているサフランライスの素とか、
原材料名にサフランて書いてあるけれど、
使っているのこの花弁じゃないかな。
匂いはどうとでもなるし、
色が出るなら企業的には、
原材料にサフランと入れられるだけでバリュー感アップ。
冷凍庫に眠らせました。
さっそく米を炊いてみます。
結果はまたのちほど。
こいつ使えればまた数年はサフランに困らない。
ありがとう。
このサイト覗いてくれていたことも驚いたけど(笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 というわけで。
 とりあえず実験してみた結果がこれ。

Saffron2

 色はついています。
 ただし、気になる点がひとつ。
 めしべなら数本で出る色を出すのに、花弁だと結構な量……たぶんパエリアにしてしまえば気にならないのだろうけれど、具なしのお弁当箱詰めだと、熱でしおれた茶色いしわしわの花びらがところどころに混ざっているの……美しくない。うごめきさんざめく虫みたい。
 そして翌日の食堂。

「ヨシノギさんの、それ、なにごはん?」
「……サフランライス的なもの」
「ああ、きのうカレーだったの? ヨシノギさんちってオシャレぇ」 
「いや、うちのカレーはナンを焼くからごはんは炊かないんだよね」
「……ぇ?」
「うん。ごはんだとカレーが酒のあてにならないから」
「じゃあ、それ」
「弁当用に炊いた」
「へえ……」
「黄色いよな」
「サフランライスって、それだけでおいしいもの?」
「いや、別に」
「だよね」
「うん」
「でもサフランライスなんだ?」
「諸事情により」

 弁当にサフランライス詰める事情ってなんだよと自分でも思うが。
 まあ、サフランの黄色いのは、目立つね。
 食べているあいだ、それなに? と何度聞かれたか。
 おかずが純和風だったからよけいなんだろう……
 焼き鮭にサフランライスっていうのを見たことなかったんだ、みんな。
 私も初めてだよ。二度としないよ。
 でもね。
 実は、サフランライスって、和風でもいけました。
 鮭にたらした醤油がじわりと染みたのが多国籍感。
 サフランライスで肉じゃが丼とか、いけるかも。
 やってみませんけれども。

 実験結果報告、終わり。

 ちなみに私は自分のお弁当は前夜に米まで詰めます。
 冬場は冷えていてプラスチックの箸が折れたりするんだよ……
 レンジにかけられないアルミ製の弱いところ。
 でもサフランにも染まらない。
 お弁当箱は金属製ですよ、やっぱり。
 電子レンジで温めるなんて去勢された牛のような現代人の軟弱さです。
 ちなみに去勢された牛というのはメキシコのスラングです。
 最近、スペイン語に凝っているのです。 
 そんなこんなで、また来週。

 ……お。来週はクリスマスですね。
 パエリアの仲間ジャンバラヤなんてどうですか。

yoshinogi

 ついでにナシゴレン。

yoshinogi

 みなさま、あらたなおみやげ、お待ちしております(笑)。

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