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『矛盾のなかで生きてる塩』の話。


Sosalco

Iodized Dried Ground Salt
「ヨウ素添加した乾き砕かれた塩」
この国は島国なので。
海草という恵みのおかげで
歴史上それが問題になったことはないのだが。
世界的に見れば、広大な陸のまんなかで暮らす人々は多く。
そういう人にとってヨウ素の欠乏は死への切符。

○ 主な症状
無力感
皮膚の乾燥
低体温
発汗減少
便秘
体重増加
粘液水腫の発生にともない、精神に異常をきたすともう末期。
急激な老化の果て動脈硬化による心臓の停止。

それは大変です。
アメリカなどでは、基本的にすべての塩がこれ。
(規定でヨウ素添加を定めている)
純粋な塩を求める向きには
健康食品専門店にでも足を運んでいただくしかない。
ちなみに世界のヨウ素の40%は日本から輸出されたものだ。
この国にとっても貴重な外貨獲得の元素。
友人からみやげでもらったベトナムのこの塩も、
この国の元素が世界を救っている一例かもしれない。
熱帯魚の白点病などを治療するのに塩を入れるといいと言うが、
あれもそのあたりのスーパーで売っているテーブルソルトなどという
固結防止剤なんかも入ったものを使うと魚が死にます。
魚が死ぬのだから人間にも悪そうなものだけれど、
それはそれ。
そもそもヨウ素は毒劇法により医薬用外劇物に指定されている。
にもかかわらず、人体にとっては必須のモノ。
摂らないと死ぬ。
摂りすぎると中毒になる。
でもやっぱり足りないことのほうが多いんだよ。
心がけて過剰なくらいがちょうど良い。
矛盾のなかで生きてる。
宇宙の奇跡で生まれた人類は、
魚の死ぬ不純な塩がなければ生きられない。
矛盾を愛すしかないのだね。

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