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『Xbox360自主回収』の話。

 そういう記事を読売新聞の夕刊で読みました。
 見出し見たときは「あーうそーん」と、つぶやいたのですが。
 記事をちゃんと読んでみると。

●米マイクロソフトが五日、新しいサポートプログラムを発表した。

●その内容は、特定のエラーコード(本体電源部のランプ(名称・リングオブライト)が三つ赤く点く)が発生した場合、購入後三年目までは無料で修理する、というもの。

●この措置にマイクロソフトは10億ドル以上を予算計上した。

 つまり。

 これ。

 ────えーと。

 『リングオブライトの赤き光』のこと。 

 私がこの記事書いたのが、2006/07/07。
 昨年の七夕。
 そして今日は七夕。
 おめでとう出逢えたかな織姫と彦星。

 つまるところ。
 おめでとう私。

 マイクロソフトの反論。

 そういうことだ。
 一年前にすでに私も、私のまわりの360所有の友人たちも軒並みリングオブレッドオブ修理な状況だったわけで。この一年前の時点でさえ、私は見切り発車でもPS3に先行したビルおじさんの闘争心を褒め称えていた。そしてその先行逃げ切り作戦によって、いまや世界に360があふれかえった。で、当然、360発売日に本体を買った私のそれが壊れたように、みんなのも壊れ出す。そしてマイクロソフトはしようがないなあ、と動いたわけだ。ただでさえ赤字なのに10億ドル以上をかけて。

 一年前の七夕には無料修理だったが、当然それから一年たった今日の七夕にもしも我が愛機がまたリングオブデスと泣きわめいていたとしたら。
 一年間の保証期間はすでに切れているので有償修理になるはずなのだ。

 それが、この先もまだまだマイクロソフトが面倒見てくれるという。

 歓喜。
 ていうかさ「自主回収」の使い方、あきらかに間違えていると思うんだが新聞屋。スポーツ新聞の見出しみたいなあおりで一般紙が一企業にダメージ与えていいのかね。まあ、どう控えめに見ても360の故障が世界規模で多いから「保証期間外でも無償にします」といわざるを得なくなったのではあろうけれども。あれ以来、元気にやっている我が愛機を回収されてしまうのかとつぶやいた「あーうそーん」だったわけで。回収されないなら「自主回収」じゃないし。ぜんぜん、うれしいだけのことです。

 私も電気製品売っているひとりなので、ひどいメーカーの対応がいかに非道か──それもそういう非道のいかにまかり通っていることか──よく知っている。あいだに立ってメーカーサポートや問屋に向かって「で、それでお客様に泣いてくださいと私に言えっての?」と聞き返すことはざらだし、実際に「じゃあもうお客様に直接わびてよ、私は納得させられないよ」とクレームをメーカー側に直接処理させることも多い。今話題の中国製品とか、あきらかに保証期間ぎりぎりまで保てばいいやと作っている製品の多いこと多いこと。そういうこと考えると。

 良かれ悪しかれ。
「壊れやすい? じゃあタダで直しますよ世界中で」
 言い切る戦略が、器の違いを見せつけた感がある。
 有名なソニー様の「故障ではなく仕様です」という客の不満をあおる効果しかない利益至上主義発言を想い出してほくそ笑んだ。
 Xbox360ユーザーでよかった。

 少なくとも私は、いまだに修理で一円も払ったことがないし、四日以上待ったこともない。
 今回のことも、だったら黙っていれば新聞屋にあおられることもなかったわけで。
 壊れやすいから保証期間過ぎても無償修理にしますなんて発表、私はこれまで見たことがない。
 愛人の私でさえ「そんな良いヤツだったっけこのヒト」と思うくらい。
 いま、彼らは本当に世界を獲るところに来て、好感度上げたくて必死なのだ。

 さて。
 今回のニュースを検索してここに来たあなたはラッキーだ。
 どうぞこちらへ。
 初代凶箱からの愛人である私が保証する。
 こっちは楽しいぞ。
 心配はいらないと納得していい。

 しかし、日本発売も決まったエリート。
 黒好きの私としては、保証期間も過ぎたことだし今度逝ったらそっちに乗り換えようかとも画策していたんだが。



 
 そうか、壊れてもタダ修理といわれては……
 指が当たるとこ、すり減ってきたから、エリート黒仕様のワイヤレスコントローラだけ買おうかな。
 こんなコアユーザーに買い控えさせるとは、商売下手なことだ。
 近ごろ愛らしいほどイイヒトだぜマイクロソフト。

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