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 薬売りです。
 正月は病院が閉じているので売れます。
 と、同時に、大家族がノリでモノ買って行くという雰囲気もあり、ふだんはそう売れるものでもない、化粧品寄りの医薬品、つまり健康のためではなく美容のためのビタミン剤だとか塗り薬だとか、が持っていかれたりするもので。

 カウンターでもそういう話が増えるわけですが。

「おにいさん、肌きれいねえ」

 ええ。よく言われます。
 十代からニキビに悩んだことない。で、うちの娘がJKでニキビに悩んでいるんだけどアレかしらやっぱりダイエットが、みたいな話のなかで、もう、言っちゃうことにしているのですが。

「枕カバー毎日替えるといいですよ」

 イヤマジで。
 栄養バランスもそりゃそうだが、言ってしまえばニキビと口内炎は似ている。ビタミン剤のCMでも言っていましたが「お肌のなかとそと」。どっちにもビタミン摂って効果があるなら、悪いことだって同じ。

 細菌なのです。けっきょく。目に見えないバイキンマンの攻撃によってお肌に穴があく。極論、ひんぱんにマウスウォッシュすれば口内炎はできようがない。

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(水でもよし。冬場は一時間に何回か水やお茶を飲むだけでバイキンマンが胃のなかに落ちるから、上気道炎つまり風邪にもかからない。私、レジの横にペットボトル置いています。風邪ひきさんがひっきりなしにカウンターに来て話していくし、その人々の手を両手で包んで釣銭わたしているけれど、風邪知らず)

 ニキビも。
 夏場は、汗がクセ者なので、水道を見たら顔を洗うといい。洗顔料とかいらない。薬もいらない。洗うといい。

 冬場は乾燥によって荒れるというのもあるので、保湿も心がけたほうがいい。

 でもなんといっても一年中。
 枕カバー。
 枕使わないひとはシーツ。
 そこにほっぺた押しつけているのがよくない。

 枕カバー洗いましょう。
 台所のスポンジは、トイレのスリッパよりも細菌にまみれているという事実がありますが、台所のスポンジをほっぺたにこすりつけるひとはいないでしょう。でも、スポンジほどではないにせよ吸湿素材な枕カバーだっておしてしるべし。

 洗うとは、すなわち、替えること。
 洗即替。

 それにはカバーがたくさんいりますね。
 買ってもいいですが。

 私、白衣の下に薄手のタートルネックをよく身に着けているのですけれど。

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 薄手のそういうのって、一年も着ると、首とか袖口とか、だるんだるんになる。

 で、それ。
 チャコでざっと胴体部分に枕の大きさを書く。

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 そして縫う。
 フリーハンドで書いた線にそってマチ針も使わず勇気だけで!

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(写真をよく見るとわかりますが、左から縫い進めてきて下に曲がったところ。すでに縫った部分が大きくチャコの線からはずれている。チャコで描くのは最低限の枕のサイズ。大きくとれるなら大きいほうが使いやすい。そんなもん適当です)

 裾は、既製服なので、まつってある。そこだけ上下のラインを合わせて縫うと見た目がきれい。

Pillowcases02

 あとは歪んでいようが目が粗かろうが、洗い倒してまた一年後くらいには車いじりでオイルを拭き取るウエスになる運命。最初と最後は、こんな感じでVターンさせて留めて、結びもしない。

Pillowcases03

 外で着るものでなし、ほつれてきたらまた縫えばいいんだって。

(いやまあ、たいていはほつれたまま使い続けるのですが)

 縫えたら、余分な首と腕を刃物で斬って、裏返す。
 あとは枕を入れて、端は折り返すだけ。

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 できの悪いただの袋だが、あらゆる工程をはぶくことで五分で縫える。生地と糸の色を違うものにすれば、見えやすくて縫いやすい。

 クレアラシルも有効ではありますが。

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 それ、殺菌剤。できたのを治すより、できないほうがいいでしょう。顔洗ってきれいな枕カバーで寝る。着古しただるんだるんなカバーでも、清潔であるということが正義。

(同様の理由によって、冬場のマフラーも、毎日使い回してほっぺたに密着とか、大人ニキビの温床。ファブリーズ? 洗いましょうよ)

 どうせ日替わりなら抱き枕買うわ、っていうのも、捨てがたい選択肢であるとは思いますが……

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(好きなひとのだるんだるんになったカットソーを枕にすれば胸に抱かれた気分で安眠もできるかもしれない。盗んだってだるんだるんなのだから必死で探さないかもしれないし。ああ、でもかえって洗うのがイヤになってニキビは悪化するかも……)