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Mwm5000

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『新しい靴』のこと。

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 新しいマウスを買うのはイヤだと駄々をこねて直してから、ほぼ一年半。
 また左クリックが効かない。
 そしてなんだか最近、電池が切れますよというメッセージがよく出る。
 メッセージが出るのに、まったく電池切れにはならず、それはたぶん私が充電池を使っているがゆえの電圧の不安定さから来るのだろうが、でもそのマウス、五年くらい、ずっとエネループで動いているのである。そうか、エネループの寿命か、と思って新しいのに変えてみたってなにも変わらない。もうすぐ電池なくなりますよ私……でも倒れることはなく。

 こういうのは、精神衛生上、よくない。

 左クリックの効かないのが、なんのせいなのかが、ぼんやりとする。責任の所在が明確でないというのは、責める相手がいないということで、胸ぐらを掴める相手がわかっていれば説教することも可能であろうが、もはやなんだか……

 直そう、という気にならなかった。

 写真を見てもらえれば一目瞭然なことに、ていうか写真なんて見るまでもなく、価格ドットコムの情報によれば『Wireless IntelliMouse Explorer M03-00036・レザーブラック』の発売は2003年の暮れである。今年は2012年である。九年前……マウスは革ジャンやお気に入りのステッキではない。ましてワイヤレス。まして縦横自在スクロール機能つき5ボタン。そういうものほど、日進月歩どころか秒単位で技術は洗練されていくもの。言いかえれば、最先端という言葉は一年もあれば陳腐化する。

 クリックが効かないことも、こいつの自己主張なのかもしれない。そろそろ別れたい。もう無理。見てよ艶やかだったレザーの隙間に、あなたの手垢が詰まって、分解清掃したって落ちないほどに薄汚れてしまった。
 じっと見る。
 まだまだやれる、と言っていないかと耳を澄ます。
 いや、そう。
 こいつは、もう、終えたがっている。
 異存はない。
 こいつは、もう眠っていいくらいに働いた。

 というわけで。
 三代目の新しいWireless IntelliMouse Explorerを買いに行った。

 なかった。

 うおおおおおおおおお。
 なんと、なかった。
 IntelliMouse Explorerというシリーズが終了していたのである。
 いや、それはこのときすでに知っていたのだが。

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『Microsoftマウスの閉じる設定はInternetExplorer8で無効になる』のこと。

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 私が言いたいのは、あのいわゆる、

「マイクロソフトの変なカタチのマウスシリーズ」

 それが、いまやものすごくヘンな形のものはあるのだが、インテリマウスの後継機と呼べる形では、存在しないのであった。いま現在、マイクロソフト製の先鋭はこれ。

Arc

 まったく食指がのびません。
 いやそもそもノートパソコンでマウスは使わないので、携帯性うんぬん言われても困ります。私はXboxのコントローラーがXbox360でひとまわり小さくなったことさえなげいた「もっと大きいのを握らせて」な派閥の人なのです。
 なのに、時代か。
 マイクロソフト製マウスの大半が、モバイルで収納らくらくとか、そういうことを謳ってやがる。

 他社製ならば、いろいろあるのです。
 でも、ダメだよ、怖いよ。
 マウスは手の一部です。自分の手を革新的な異形に変えたいなんてなぜ思う。育てたそれを、着実に進化させた、あたりさわりなく高機能な指先が欲しいのです。

 で、マイクロソフトのラインナップをもういちど見て気づく。
 左右対称が多い。
 右手でも左手でも使えます、と、どれにも書いてある。
 私が愛したヘンな形のマウスは、世にいうニンゲンコウガクテキエルゴノミクスデザインにもとづく作法で生まれていたのだが、そういえば……エルゴノミクスなマウスの、左利き用ってあるのだろうか。店頭で見かけたことはない。

 私の弟は、左利きだ。
 彼が、パソコンをさわっているのを見たことがあるだろうか。記憶にないが、マウスのつながったノートパソコンを持ち歩いているのは見たことがある。別段、違和感をおぼえる光景ではなかった。たぶん、彼は、右手でマウスを操作するのだ。だって、そうでないなら、ノートパソコンにたいていついているタッチパッドで操作したほうが、ずっと使いやすいはずだもの。

 ほぼ10人にひとりが左利き、というのが世界標準らしいが、日本ではその数がグッと減る。最近は矯正しない親が増えてきたので世界標準に近づいているというデータがあるけれど、私のまったくの推測で語らせていただくなら、それは若者の車離れと関係がある。

 そもそも、ナイフとフォークは両手に持つものだが、箸は片手。そのうえ、国土が狭くて人口密集度が高いとなると、ずらりと並んで食事するとき、ひとりだけ左手で箸を持つと、隣のひとと肘が当たる。武家の昔なら、酒を注いでまわる女房衆も、あらこのひとだけ反対だわ、となってイヤな顔をされる。つまるところ、レストランならコースでひと皿ずつ、家庭ならワンディッシュで、というのならば左右は関係ないけれど、お膳に小鉢を並べて箸で食うとなれば、必然的に全員が同じ向きで食べてくれないと配膳係が困ってしまうのである。

 というのが、特に日本で左利きが矯正されやすかった理由だととなえる方たちが多いのだけれど。私が思うに、日本独自というのなら、着物のことを忘れてはいけないのではないかと。

 洋服は、男女でボタンの留めかたが違う。
 男が右前、女が左前になる。「前」というのは「手前」ということで、あなたが裸族やヌーディストや江古田ちゃんでないならば、いま自分が着ている服を見てみるといい。
 あなたは女性ですか?
 だったら、左前だから、一人称視点でなら、ボタンの上に右の布が来る。
 女性は銃を脇に吊らないので右手を上着の中へ入れやすくする必要がない、という消極的な理由による説と、ボタンが普及した当時、それは貴族階級のもので、貴族とはいえ男性は自分でボタンを留めるから左手はボタンを持つだけで済む右前が標準になり、女性はメイドに服を着付けられるので、メイド視点でボタンが留めやすいように男性とは真逆になった、という説がある。

 そんなのはどっちでもいいが、少なくともアメ車のハンドルが左についているのは、助手席にベイビーちゃんを乗せたとき、ボタンの隙間からブラチラするのを眼福頂戴するためである。馬車の時代の貴族紳士の文化がそのまま自動車に反映されたのだ。ちょっと考えればわかるが、右利きの男が、押し倒そうとする女性を自分の右に座らせるなどというのは、かなりの不都合である。押し倒すのも左手になれば、そのまま彼女のボタンを外すのも左手になる。右利きのメイドが留めやすいように作られた左前のドレスを、わざわざ左手で脱がそうとするのは、アホなおこないだ。
 つまるところ、それは逆の発想なのである。
 左ハンドルは、襲わないことの確約。
 その後、左ハンドル車の助手席に左前のブラウスは、特に車の所持率の高い広大で暑苦しい薄着の南米あたりで絶対に不都合があったと思うのだが、メイドなんていなくなってからも、その形式が守られ続けたのは、サービスサービスぅ、な事情があったというのは想像にかたくない。決まって運転者たる男が左に座る車が普及した国で、左側から覗ける形の衣服が定着するなど、エロいこと考えている以外にありえません。
 というわけで、車中では、おさわり厳禁ながらチラ見せ合戦な修羅場が繰りひろげられ……ホラー映画よく見るひとならぴんと来るでしょうが、アメ車で、やたら女性が上になって腰振っているシーンがあるのも、右利きが助手席から手をのばしやすいアメ車の構造による必然。

 さて一方。
 馬車やガス車よりも、自分の足がもっぱら移動手段だった日本。
 日本の着物は、男女とも右前です。
 かつて、中国では左に立つひとのほうが偉いんだというのがあって、それが日本にも流れて「左大臣」と「右大臣」では左のほうが偉いのだけれど、その後、日本独自のルールとして、結婚式で、男性が右に座るようになる。お雛様もそうである(京雛だけは昔ながらの逆)。
 わかりやすい。
 解説するまでもなく、姫を押し倒しやすく、押し倒すと同時に右手を彼女の左生乳房にまですべりこませることが可能で、着物の場合、そのまま腕力で脱がせることまでができる。天皇の立つ位置だとか日の昇る方角だとか風水的なあれこれはまったく無視して、右利きの夫が観客の目から左にあるほうが、いまにもことがはじまりそうでニヤニヤできる、その一点において、ここまでの普及をみせた立ち位置なのである。
 
 で、後付けで自動車がやってきた。
 そんなことをいわれても、いまさら彼女が右に座るとか違和感ありまくりなのである。右利きなのに右の空間がないとか、あまりにも助手席本意なデザインだが、和車はもう、それでいくしかないほどに男が右で固まっていた。
 ちぐはぐなことに、そのころ日本ではすでに着物がすたれはじめ、あろうことかブラチラをこばむかのように外に開いた女性の洋服が普及しはじめる。運転席から見れば、悶々とする光景である。着物なら、すーっと右手を差し入れられるのに。クソボタン文化め。

 で、ホテル代もない若いのが辛抱ならずにひとけのないダムまで車を走らせ押し倒す。
 という文化が、ここに成立する。
 そんなわけで、日本のカーセックスで女性上位というのはあまりメジャーではない。
 かのホラーの生ける伝説、スティーブン・キングの名作で映画化もされた『痩せゆく男』というのがあるが、その冒頭は、助手席の妻が欲情して運転中の夫のジッパーをさげてフェラチオをはじめ、そのせいで集中力を欠いた夫がヴードゥーの魔女を撥ねてしまうシーンだ。それによって呪いがはじまり、夫は痩せつづけるのである。怖い。

THINNER

 だが、あなたが女性(もしくはゲイ)で、右利きで、しかも日常的に日本車に乗っているなら、映画はともかく原作小説の『痩せゆく男』を読んだとき、このシーンは共感しにくいはずだ。右に座る相手には、裏拳で漫才のツッコミは入れやすくても、ジッパーをおろしてフェラなんて、かなりの違和感である。面倒くさいから、そっちから押し倒して欲しいくらいよ、助手席のほうが広いし。

 実際、助手席から右の運転席にアプローチをするなら、右利きの場合、自然と袖を引いて「ねぇ」という問いかけのニュアンスになるものであり、これは日本男性好み萌え文化にも合致する。そのような都合から日本車が右ハンドルになったのは疑問の余地のないところであり、そうなれば、おのずと先の結論に結びつく。

 アメ車であれ和車であれ。
 閉鎖空間でふたりきりのとき、どうするんだエロを。

 この命題がさほど切実でなくなったのなら、もうどうでもいいのである。
 ぶっちゃけ、服もボタンのついていないもう一枚の皮膚のようなぴったりニットのチューブトップとか、そういうのが良い。ブラチラとか、需要自体がすでにないのだ。脱ぎたいなら彼女は勝手に脱ぐだろうし、そもそも脱ぐデートがしたいのに車に乗ってどこか行きましょうとかいうくだりが、近ごろではなくなっているのである。

 ナイフもフォークも、箸も使わない。
 近代化めざましいインドでは左手でケツを拭かなくなったという。しかしカレーはあいかわらず右手だけで食うので、不浄ではないのに使わない左手があまる。そういうわけで、スマートフォンをいじりながら食事をする風景は、いまや世界で常態化。

 だいたい、左手で箸を使ったら肘が当たる兄弟がいないし。
 おひとりさまっ子ならば、むしろ「この子もしかして左利きなんじゃないの天才の脳だわ」という流れであって、矯正するとかしないとかいうことでさえなくなっている。

 そんななか、右手専用マウスが消えていく。
 若者が車に興味を持たなくなったために尖った車をメーカーも出しづらくなり、全車エコカーのラインナップになったのと、同じ流れだ。
 いまどき、右だ左だ、そんな思想でわけることさえ鼻で笑われる。
 みんないっしょで、みんながつかえる。
 それが売れる、という社会。

 そして私は新しいマウスに馴染んでゆく。
 左右対称なことで、握りにくいということはない。そこはそれ、進化である。だれがつかっても心地良い物作りについて、みんなが考えている、よいこな世界なのだ。

Wireless Mouse 5000

 起きた問題はひとつ。エルゴノミクスデザインな右専用5ボタンマウスで右側面についていたボタンは、薬指で押しやすいようにかなり前の位置についていた。それが左右対称になって、左利きのひとが親指で押しやすい位置になっているため、ひどい違和感がある。いまのところ、押したつもりがボタンのないところを、というのが数度に一度あるが、人間工学とは、慣れに負けるもの。そのうち、というほど遠くもないころ、第5ボタンも私の手の一部になっているはずだ。

 右だ左だ考えない人類のために、偉大なるマイクロソフトが送り出した世界標準の左右対称マウス。これを買うにあたって、実際に使っているひとたちの意見をいくつも読んだのだが、日本のまさに車離れ激しいオタク層の強者たちが、正しい使い方を見つけて絶賛していたのは興味深かった。

 左手でも操作できるワイヤレスマウス。
 ということは、電子化したエロマンガとか、アダルトビデオとか、5ボタンで自在に操作しながら、いつもの右手で快適マスターベーション可能。その後、3秒でチンコをしまい、マウスを0.1秒で右手に持ちなおし、仕事に戻れる。

 なるほど。
 こだわりがなくなるというのは、すなわち自由ということ。
 左右のない道具が来たから、両手を使いはじめる。
 人類から利き手がなくなる。
 ビバ・ボーダレス!
 どっちが押し倒しても、押し倒さなくても、いいじゃないか。
 最近の人類が、私はけっこう好きです。

 「平和主義者も使えるひとを殺せない銃」とかもマイクロソフトで出せばいい。
 左手でエロマンガ読むみたいな、思いがけないしあわせな効果が自然発生するかもしれない。


(追陳。『マイクロソフト ワイヤレス ブルートラック マウス Wireless Mouse 5000 クール ブラック MGC-00008』の使用感をググったのに駄文を読まされてしまったあなたへ。私が年代物のマウスを使っていたせいもあるでしょうが、操作感覚の向上はめざましいものがあります。おそらく、悪評のほとんどが、その敏感さゆえにまだ慣れないうちに書かれたものです。慣れ、が人間工学を凌駕するのを肯定してはいけませんが、少なくとも私にとっては、最初に手に取った「おお、あきらかにスムーズ」という感動のほうが勝ちました。BlueTrackテクノロジー、ジーンズの膝の上でさえ正確にポイント操作させてくれます。エネループ使用、一ヶ月ちょい経ちますが、警告皆無。マイクロソフト製ワイヤレスマウスを使い継いでいるのだから、当然そうでなければならないのですが、このマウス、ちゃんと進化していて、前より快適です。小さくなったレシーバーはコードがなく、我が家ではモニタの後ろにUSBハブがあるにもかかわらず、部屋の中ならどこにいても問題なく動作。ボタン位置には慣れる余地はあるものの、上のブログは冗談ではなくて、左右対称でだれでも使えるようにすることで車種も絞られコストが抑えられ尖ってこそいないけれどものすごくエコ、というのは、褒めるべきことだと私は感じます。良いです。迷っているなら買ってください。とオススメする個人意見でございます) 

  


 ほぼ二ヶ月前、新書館の某編集さんがツイッターで「今夜のタモリ倶楽部でうちの本が紹介されます」とつぶやいていたのだけれど、私の住んでいる大阪ではタモリ倶楽部の放送は帝都東京比ほぼ二ヶ月遅れなので、それは楽しみですねとかリツイートすることもなく(いやまあそもそもリツイート機能とか使わないんですけれども)、年が暮れ、年が明け。

 ほんの数日前に、その回を観た。

 新書館の熊谷さんによれば、ボーイズラブを描くなら、キノコとツボミの身長差は10cm~12cmくらいが黄金比であるという。170ちょいの私だと、相手は185cm太陽ケアあたりか。いやまてオレ、なぜやられる側で想像している。でも太陽ケア先生を私なんかが組み伏せることはできないし……しなくていいのか。
 そうか。
 よかった。

BL

 ボーイズラブではありがちな場面というのを熊谷さんに解説され、一同は、すなおに、ほお、と感心していらっしゃる。そうBLはノンケの男性が読んだっておもしろいジャンルなのです。

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 ふらふらしていたタバコの先がようやく触れ合った。息を深く吸い込むと、弘夢の火が光晴に移る。うつむき加減の弘夢は、まるで目を閉じてキスを待つように見える。光晴はちりちりと炎が身内に広がるのを感じた。
 もしここに恋の熱を探知する器具があったとしたら、今こそ最大級の警報音を発しているのではないか。
 耳の奥で非常ベルが鳴り響いているように錯覚した。そのけたたましい音は、激しく流れる血流と、怯えた心の産物だったに違いない。
 火が移るまでに、ずいぶん長くかかったような気がした。顔が離れたときは、すっかり背中に汗をかいていた。


 いつき朔夜 『おまえにUターン』

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(↑完全な余談ですが、この一冊、主人公が「光晴」と書いて「コウセイ」とルビが振ってあるのですけれども。ノアヲタにその字面は「ミツハル」としか読めず(仮面ライダーのフィギュアとともに煙になった不世出のプロレスラー三沢光晴(ミサワミツハル)は我が崇めし聖人のひとり)。けっきょく最後まで「ああ違うコウセイだって」とつぶやきながら読んでしまいました)

BL

 番組では、↑この三巻の難易度高い裸シーツ巻きなどを描いていたのですが、それはともかく「女×女」でこのシリーズを出す気はないのかという質問に敏腕編集のそつないところで熊谷さんが「イヤ、いま考えているところでして」というYesともNoともとれる返事を返した(それはやはり『ひらり、』がそれなりに固定客を掴みはじめているのも含め、境界線のあいまいな新書館の良いところ。そうだいまこそ男性誌でも女性誌でもない中道のファンを掴むというウィングススピリッツの王道復権を……いや。もごもご。気にしないでください)それにみなが沸き、テンションが上がったところで、みうらじゅん氏が良いことを言った。

「あと、男×動物ってのはないですか。
 見てみたい……」

 ひらめきの天才、森田一義アンバサダーが間髪入れずに、

「AL」

 アニマルラブ。

Animal

 その一言にくすくすしてしまうこっちもこっちだが、完全に冗談ととった新書館編集熊谷さんの苦笑いに、私は笑みを消して持っていたグラスを画面に投げつけた(嘘)。

 そこでこそ「検討します」ではないのかぁ!
 会議にかけるべきではないのかぁ!
 新書館的にそういうところまで指を差し込むのは気が乗らないのかもしれませんが、言われてみれば、世に獣姦のアダルトビデオはあまたあっても(あなたが女性でノンケだったりすると想像の埒外のことかもしれませんが、あるのですよ、これがけっこう一般商材として)、犬×ヒト女以外のマッチメイクをとんと見ない。みうらじゅん発言も、タモリのへらっとした笑いでのAL発言も、そのあたりのジャンルに強いおふたりならではのことでしょう。

 そう、男×動物というのは、新しい。

 実際問題として、AVで犬が使われるのは、馬とか豚とか猿とか、用意しづらいし暴れたら死人が出かねないからだと思われるのだが、それ以上に、発情期の犬ってやつは掴まるところがありさえすれば腰を振るので、画が撮りやすいという事情もあるのだろう。それにしたって。つまりは挿入される側がどうかってことである。私は生粋のゲイのかたの嗜好がどうであるかは詳しくわかりかねるが、犬がヒト男を犯そうとする場合、枕の下から使い切りの潤滑ゼリーを取り出すのは前脚でやるのかという問題がある。あ、待って、つけて、とローション付きコンドームを男優の側が装着させるのか、でもそれだと和姦ということでしか演出できないが、それでその道のヒトは萌えられるのか。

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「アインシュタインだって、このままじゃおさまらないだろ」
「……ワウ」

 震えているのがわかる。
 アインシュタインをこんなにしたのは、ぼくのせいだ。
 ぼくが、犬小屋のなかに入ったりしたから……

「がまんしなくて、いいよ」

 アインシュタインの耳に唇をふれると、彼の尻尾は一瞬ぴんと立って、そのあと、全身の毛が逆立った。そっとのばしたぼくの手のひらのなかで、はちきれそうな動物が、びくりびくりと脈動する。

「アゥ……ぅうううう」
「かあさんに気づかれちゃう。しぃ」
「──くぅうん」
「くるしいんだね。だから。責任とってあげる」

 指先で、なぞるようにアインシュタインの動物をこすったら、ぼくの気持ちは伝わったみたいだった。のけぞらせて喉を見せ、後ろ脚で小さく跳ねる、それだけの動作で、ぼくは押し倒される。毛皮の奥の熱さを隠そうともせずにアインシュタインは全身を押しつけてきたけれど、彼にはぼくのジーンズを脱がせる指がないし、そもそも「前から」なんてヒトみたいだ。

「ァぐ……ワオゥウウ!」
「待って、脱ぐから。」   

 もどかしい。
 それでも、なんとか自分でジーンズを下着ごと膝まで降ろし、カラダを反転させて四つんばいになると、彼に向かって尻を突き出す……恥ずかしくて死にそうだよ、もう……アインシュタインみたいな立派な毛皮に包まれていない白いおしりに、失望されていないかと不安で息ができなくなる。
 一瞬、アインシュタインがいつもだらりと出しているあの膨らんだ舌で、ぼくの奥を舐めてくれるんじゃないかという妄想が浮かんで背中に快楽のしびれが走ったけれど、すぐに思い出した。
 アインシュタインは、犬なんだ。
 前戯なんて、しない。 

「ァ、ぁ、、ォオオゥ! アオーンッッ」
「え? ゃ……待っ……ひぐぅぃっ!!」

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 続きはWEBで。
 あ、ここがウェブか。
 じゃあ、続きが読みたいってヒトは新書館さんへ私宛で(嘘)。

 しかしまあ、自然に反する行為は撮影も大変だということで、だからこそファンタジーとなりうる要素もあるとのタモリ倶楽部指摘を、ぜひともアブノーマルを王道に変える出版社新書館のおちからで商材としていただきたいものだと夢想いたします。
 ものすごく矛盾した文章になりますが、ぜんぜんぜん興味はないけれど男×動物のアニマルラブものが世に出回り、しかもそれが駄ポルノを作らないことで有名な新書館の作だとなれば、私は見るなり読むなりするでしょう、きっと。アインシュタインとぼくは相思相愛なのだからそこにラブは描けるはずです。だれも描かないだけで。

 いまはもうなくなってしまいましたが、私が幼いころ、阪神タイガースの聖地甲子園に、阪神パークという遊園地があって、そこのこぢんまりとした動物園が、突如としてヒトで埋まったことがあった。

 レオ吉とポン子である。

 二匹は、レオポンという種だとされた。
 SFアニメ顔負けに阪神パークの「レオポン計画」によって人為的に造られた種だ。その後、レオポンは次々生まれた。彼らはみな、ヒョウとライオンの交尾によって生まれたのだった。

 この、交尾、というところがすごい。
 「レオポン計画」は営利目的で合成生物キマイラを生みだそうとした悪魔の所行であるとして世界中からの批難を集め、そのようなプロジェクトは倫理的に問題ありだという世論が形成され、追随する者たちは現れなかった。
 それゆえに、確証的と呼べるデータを取るにいたらなかったのだが、確実にいえることは、レオポンが卵子や精子を切った貼ったで造った生き物ではないという点。ヒョウとライオンを夫婦にして、セックスさせて、それで産ませた子供なのである。

 遺伝子操作、と呼ぶにはいかにもアナログな実験だった。
 生まれたレオポンたちに、生殖能力はないということになっている。
 それも個体数が限られていたので確定的ではないが、一代かぎりであったにせよ、異種間の子がたとえ一種の奇形という形であっても「生まれた」ということだけで、観客を呼ぶには充分だった。私も彼らを見た。ちょっとたてがみの長いヒョウのような動物であった。阪神タイガースの聖地付近に住みながら、マークがカッコイイという理由だけで西武ライオンズの帽子を欲しがっていた私などは、目をキラキラさせて彼らを見た。

(ヨシノギいくつなんだー、というメールをいただいたので追記。私が見たのはたぶん最後の一頭ジョニーで、そのころレオポンは宝塚ファミリーランドのホワイトタイガー同様、呼び物ではあるが爆発的集客力があるわけではない檻のひとつになっていました。すでにレオポンが国際的にあまりウケがよくないという事実は周知のことになっていて、幼稚園の遠足で行ったりすることはぜったいなく、しかし阪急宝塚線沿線に住んでいるならばホワイトタイガーとレオポンは幼児に見せておくべき、という暗黙のルールが親たちのあいだではあったようでした。なので、私が見たレオ吉とポン子は、すでに毛の抜けはじめた剥製の姿。でも実は、生きて動くジョニーよりも、剥製のほうがくっきり記憶に刻まれている。だからやっぱり、私が見たレオポンは、レオ吉とポン子という記述で正しいのかもしれません)

 で、思った。
 思ったから、訊いた。

「ガウディとカエルのコドモとかも生める?」

 ガウディというのはうちで飼っていたシャム猫で、カエルというのは私がその後干からびさせることになる水槽のなかのペットだった。
 それは無理、と答えは返ってきたが、聞かされたのはヒョウとライオンは似ているから子供も作れるのだというようなことで、私は幼頭ながら疑問を感じた。

「じゃあ、ゴリラと人間は?」

 どんな答えが返ってきたか、おぼえていない。
 しかし、あの阪神パークで感じたモヤモヤしたものが、大人になってなおバッタ人間仮面ライダーに夢中な私の性癖の根幹にあることは、精神科医でなくてもわかる。私はトレッキーでもある。スタートレックに出てくる異星人たちは、どんなに理解しがたい異種でも、機械生命体でさえ、ヒト型である。それは役者と着ぐるみという実際的な問題に起因しているのだが、私のなかではひとつの宗教的解釈によって説明されている。

 ヒトの創造物は怪物さえもヒトに似る。
 


『6匹の“親”持つサル誕生 米チーム、受精卵を接合 - MSN産経ニュース』

 年明けすぐに、キマイラのモンキーが誕生したと聞いて、私は、おどろおどろしい想像をしていたのだけれど、ニュース映像を見たらふつうの猿の赤ん坊だった。

 そして、すぐにレオポン計画のことを思い出した。これは、レオポン以後、やってはいけないことになっていた実験ではないのか。レオポンが、ふつうにセックスして生まれた子供だったことが問題だったように、このキメラ小猿も、外見がふつうだからこそ問題ではないのか。

 ヒトはもうとっくにキメラマウスの創造には成功していたのだが、その技術をサルやヒトといった霊長類に応用しようとすると上手くいかなかった。そこに神はいるのだとかなんだとかいう向きもあったわけだけれど、シンプルに考えれば、ものすごく繁殖したから忘れがちだが、ヒトなんてものはパンティーとブラジャーを着けたサルであり、そんなものがまともな進化の形態であるわけがない。メイド服のパンチラに萌える野生動物など存在自体がおかしい。

 変わり者なのだ。
 増えてしまった奇形である。
 好きでパンツを履いたアダムとイヴに生殖能力があったことこそが奇形の最たるところで、それゆえに世界は悩めるサルという愚種に埋めつくされ、ミサイルを撃ちあったりしているのである。

 そんなヒトが、夢を見た。

 あらゆる病気を克服したい。
 病気は出来の悪い遺伝子が起こす。
 だったらその因子を、取りのぞけばいい。

 ヒトは、それができるようになっている。
 もはやレオポン計画のような乱暴なプロジェクトではない。
 ただ問題は、遺伝子の一部を取りのぞけば、生物は不完全な形にしかなりえないということである。取りのぞいた部分は埋めなくてはならない。なにで埋めるか。むろん、欠陥のない、清廉な遺伝子によって。

 健康で良く肥える食肉用の豚を造ろうとかいうニュースと、これは違う。
 霊長類で、それが可能だと証明されてしまったのである。
 見た目になんの問題もない小猿が映っている。
 しかしキメラなのだ。

 キマイラ、という響きは怪物でしかないが、仮面ライダーの例を出すまでもなく、怪物とは特別な存在であるが悪とは限らない。

 キメラ小猿は、つぎはぎされた各々の遺伝子の形質を、きちんと継いでいるという。
 つまり、私に愛人が5人いて、ちょっとした研究機関があれば、私と5人の愛する者たちのちょっとずつを継いだキメラの子が造れるということを指す。

「おお右の眉毛はキヨミそっくりだが、この鼻はアツシ似だな。それにしてもこの泣きかたの強情っぱりなところはエレミネンコそのものじゃないか。甘いカフェオレみたいな肌はアマンダの美しさをもっと濃くしたみたいだし。それにこの尻尾……アインシュタイン生き写しだよ」

 むろん、愛人の性別や人種は関係ない。そもそもセックスして出産するとかそういうことでさえないのだから。愛人が犬でもたぶん問題ではなくなる日が来るだろう。倫理的に問題はあるのかもしれないけれど……はあ? ここにキメラの小猿がいるんですけど?

 その未来で、ヒトは愛をいまよりももっと重んじるようになるだろう。
 それは善きことのように聞こえるかもしれないが、違うよこの世に悪はない。むろん対極の善もない。同じ愛を信じる者が集団となり、それぞれのもっとも善い(と信じる)部分をキマイラ化して、ひとりの子供を創ったとしよう。

 綺麗な鐘の音を奏でるカリヨンの塔が建つ、世界に百堂ある聖教会の長たちの遺伝子を継ぐ、百なる善の息子ジーザス(仮名)が地に降り立ったとき、処女が聖人を生んだとか、生々しく愚かしい物語を崇拝していた人々も目がさめるだろう。

 そして新しい愛の形を見出すのか、アニマルラブが流行るのか、なんだか冷めきってしまって「じゃ、次は冷凍しておいたハルク・ホーガンとマンモスの遺伝子をキメラ化して試合させてみる?」みたいなことになっているのか。

 愛は自由になっている。
 自由を形にできるところまでヒトは来た。
 でも、たとえば強くなりたいと願ってヒトの限界に挑むアスリートを見て私は感動するが、その選手が自由にヒトという種の制限なく強さを追い求めることができるなら。
 愛も強さもキメラ化して、それが夢でないのなら。
 そこでの萌えとか感動とかって、なんなのか。

「すごぉい、ヨシノギさん、もうヒトじゃないよそれ」

 言われてにんまり笑う私がいるのだろうか。
 笑う私は、だれかの肌に口づけるための唇を、まだ、私に残しているだろうか。



 
 

Jujuba

干しなつめをもらった。
で、どうしたものかと考えている。
まず、なつめというのがよくわからない。
酒のつまみになるものだろうか。
そのままかじってみた。
ぬお。皮かたいし、実はぱさぱさだし。
味自体はほのかに甘いが、これはそのままでは食せぬ。
さて。どうするか。
グーグル先生に訊いてみる。
どうも、なつめ茶として飲むというのがポピュラーらしい。

しかしなあ。

これ、数分で色が出るとは思えない。
刻んで煮詰めたりするのだろうか。
それはお茶というよりも、漢方だよなあ。
いちおう私は薬屋さんで白衣着る身なのですが。
以前、お客さんに訊かれたことがある。
「この漢方茶って出がらしも食べたらもっと効きます?」
もっともである。
ていうかお茶にしたりせず、
その葉っぱとか実とか噛んで飲みこめばいい。
お茶にして効くのに、そのものが効かないわけがない。
なぜにわざわざ薄める?
煎じるとかって、要は飲みやすく吸収しやすくするための技術でしょ。
だったら、私はこのなつめを薬として摂取したいのか。
否である。
だいたい、私は紅茶やコーヒーも飲まない人なので。
せめて嗜好品ならばアルコールに漬けてみたい。

しかしなあ。

なつめ酒をググると冷え性や生理不順に効くとの記述ばかり。
わたくし。冷え性じゃないし。生理ないし。
だれも「うまい」って書いていないところが大問題。
なつめってなに?
味度外視で冷えを改善するために食すものなの?  
ていうか、けっきょくそれって漬けた酒を飲んで、
瓶に残ったなつめは捨てるということでしょう。
そうじゃない。
私は、この干しなつめそのものを、
どうにかして腹におさめたいのです。
で、見つけたのが。
「なつめケーキ」ってのが売っているって話。
なるほど。パウンドケーキな。
私それ作りかた知っている。

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『ドライフルーツ漬けと蠱惑のダーティーパウンドケーキ』のこと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

レギュラーのドライフルーツ瓶に入れて、
それがだいなしになってもこまるので。
なつめのための瓶を作る。
なにがいいかな。
ブランデーかな、やっぱり。
砂糖は入れないのです。
純然たる、酒漬け。

しかしなあ。

やっぱりなにか漢方臭い代物になりそうな予感が、
ひしひししているんですけれども。
ま。数か月後がおたのしみ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Jujuba2

 熱湯消毒した瓶に詰めて、ブランデーを注いで。
 およそ一ヶ月。

 干しなつめは実のなかに空間があるので、半月ほど漬けて実がふやけてくると、ブランデーが目減りします。なので注ぎ足す。そこを越えると、ブランデーはもう必要ありません。今回はジャムの瓶で作っているので、買ってきたブランデーは大量に余ります。

 なので飲みます。

 頂き物で棚に並んだりもしますが、ふだんの私はブランデーを飲みません。じっくりと酒をたのしむというよりは、食事には酒がつきものという飲みかたなので、ストレートで飲むのがメインの蒸留酒というのは使いにくいのです。ブランデーを水やソーダで割るというのは、どうにも抵抗がある。頂き物はありがたいことに安いものではないことが多いため、そうなるとなおさらいつかじっくり飲もうと、棚に置いたままになるのが常だったり。

 ブランデー漬けを作ろうと、買ってきたのは安物です。ていうか、通りがかった西友さんには、ブランデーというものがそれしか売っていなかったのです。

VO

 なんということか。その西友さんはずいぶんと大きく、一階フロアがぜんぶ酒という店だったのに、ブランデーは千円を切るそれが一種類だけ。どんだけ飲まれていないんだブランデー。もしかして私も今回そうだったように、その一本も、酒飲みのためではなく、製菓材料として置かれているのかもしれない。

 なんか不憫だ。
 おっさんの飲み物だと言われはじめていたウイスキーが、ハイボール戦略によって復権を果たしたいま、ブランデーだってどうにかできないのか。というわけで余った安物ブランデーを、なにかで割ったら美味くなるんじゃね、と検索してみたらば。

 まさに買ってきた安物ブランデーの発売元サントリーが、そのものずばりな戦略販売をはじめていたのでした。

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『ブランデースプリッツァーって? / サントリー』

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 ブランデースプリッツァーときたか。
 いま書いてみたらものすごく書きにくいし変換しにくかったぞ。
 略そう。

 ブラ割り。

 いやそれでいいじゃない。
 だいたいスプリッツァーって、ワインの炭酸割りのことでしょう。そこへ無理からブランデーと冠してみたり、ネーミングがパチモンくさい。いっそ大正時代にハイボールとともに流行ったというブランデーのジンジャーエール割り「ブラジン」の正統後継者だと胸を張り、ブラソーダ。さらに略してブラーダ。名前なんてそういうもんだって。ブランデースプリッツァーください、なんて飲み屋で普及すると思ってんのかね。

 だがしかし。
 読み進めていくと、どうも私の見当が優秀なる広告代理店さんのプレゼンとはズレているということらしい。そもそも、酒を飲む男性たる私は、ブラ割り普及委員会のターゲットではないのである。

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『つくって楽しい!自家製ブランデースプリッツァー / サントリー』

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 ……女子向けだ。
 しかしいいのかそれで。
 オレンジの皮は苦みが出るから一週間後に取りのぞく。って。千円しない強い酒を、フルーツ漬け作って薄くソーダで割るなんて飲みかた。ビール代わりに食事でぐびぐびやってくれというハイボール戦略とは一線を画す。おちょこ一杯で顔が赤くなるスイーツ系女子が月一でグラス一杯のソーダ割り作るのでは、一年で一瓶も空かない。それで西友たんに棚は増えるのか。

 勝算があってやっているのか、もはや打つ手なしなのか。
 いや、これさあ、なにも飲まなくても、その一週間ブランデーに漬けたオレンジでケーキを焼くとかいうほうがブーム起こせそうな気がするんですけど。フルーツ漬けのブランデーがもったいないから飲むなんて私ですよ。かわいらしい女子スタイルとして売るのは正解なのですかそれは。

 ブラ割りの普及があるかどうかはともかく。

 願ってもないことで、検索したら私にピンポイントでアドバイスをくれたサントリー。
 そう。
 ケーキはそれはそれとして焼きますが。
 なつめを漬けたブランデー。
 これをブランデースプリッツァーしましょう。
 いまから仕事なので写真は撮れませんが。

 今夜にでも、飲んでみます。
 クセになるのか。
 女子向けの企画で私は釣られてブラ割り党になってしまうのか。
 なってしまえば店の売り場にブランデーはサントリー一択。
 むしろ、ブランデー特有の重みに欠け、アルコール臭のあるそれこそ、割って飲むなら最高のブランデー(ほめてない)。フルーツで香りづけしなければ単純にソーダで割っても美味しくはないことをメーカーみずから認めるいさぎよさ(ほめてます)。
 なるほど……
 あの棚状況を改善するためならば、なんでもやってみるものですよね。

「なつめのブランデー漬けソーダ割りうめえっ」

 となったところで、ひとにすすめにくい感はありますが。
 がんばれブランデー。
 飲むなら、もっと大きい瓶にしてみようか……

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