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よく見ると、
あなただって、
こんなにぷにっているじゃない。


 『いっしょにとれーにんぐ』

hinako

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 発売前には、ほとんど知られていなかったダイエットトレーニングDVD『いっしょにとれーにんぐ』が、発売後の現在、AmazonのDVDセラートップを独走中である。

 このビデオ。
 ビリーのキャンプのようにゴムバンドを使ったりしないし、最近やたら目にするヒップホップなエクササイズコアリズムのように音楽を必要ともしないのでラジカセだっていらない。

 みずからの肉体のみを使ってみずからを鍛える。
 ただ黙々と反復運動をする。

 それは、ゴッチ式と呼ばれるトレーニングである。
 プロレスの神様カール・ゴッチ先生の教えだ。
 砂漠の無人島で、ぶら下がる枝のひとつさえない状況であっても、ヒトはマッチョになれる。
 まあ、タンパク質はどこかから摂取する必要があるのだが。
 飛行機が落ちたという状況なら、ほかの乗客を喰うしかないか。

gocth

 器具を使わないダイエットエクササイズとしては、近年、ヨガ(ヨーガとのばすのが正式とか。ヨーガフレイムっ!)も人気で、よく近所の自治体のお姉様がたがヨガマットをまとめ買いなどしてくださってありがたいことなのですが、なにせヨガは時間がかかる。このDVDも売れているらしいが、四時間って。ぼくらにはそんなRich And Famous略してRAFな時間の使い方はできないのです。

yoga

 そこで『いっしょにとれーにんぐ』。
 パッケージからもわかるとおり、もうそれは直球に「アニメ萌えっ娘がトレーニングするのを見つめる」収録時間は二十分ほど。2000円ちょっと。コンビニ的だ。身の丈にあっている感じがする。再生してみれば、実写は冒頭の数十秒。その後は美少女への接写過ぎるアニメ映像。毎日続ける実質のトレーニングは二分に満たない。はあはあ言っている。カメラのアングルも、あきらかに狙っている。いったい彼女はどういうシチュエーションでこんなふうにカメラマンになめ回されているのか、その舞台設定が気になる。

 と思ったら。
 カメラマンはいないのだった。
 設定が、あまりにぶっ飛んでいた。

「ひなこは、元は人間だったが、中2の時にアニメキャラ化されてしまった16歳。153センチ、48キロ。巨乳」

 すっごいおもしろいアニメ見てておもわず、こんなか入りた~い!! って叫んだら、入っちゃった。ということだそうだ。
 ……もとは人間だった?
 それはなんと噛まれたら化け物になるヴァンパイア設定好きの私をくすぐる話だろうか。
 そうなのである。
 ひなこは「アニメキャラ化」されて永遠の命を手に入れ、同時にその生きる環境そのものがアニメとなっているため、カメラで映されている、などという概念自体が存在しない状況になっているのである。しかし、彼女は思い切り視聴者へ語りかけてくる。ひさしぶりに逢った「リアル人間」だとそれだけで見ている者に笑顔を向ける。アニメキャラだからである。

 この状態はなかなかに深い。
 ひなこに悲壮感がないのもまた、物語を感じさせる。
 いまでは大好きだったアニメ作品に出演したりしているんだよ、と、ひなこは嬉しそうに言うが、だからといって「リアル人間」でなくなって笑っていられるものか。
 その時間経過が示されることはないが、実は、もはや達観の領域に踏み入るほど、ひなこがアニメキャラになってから時間がたっているのかもしれない。
 現実世界では、ほとんど人類の文明は崩壊しているのかも。
 そんななかでひなこはアニメキャラになったことで日常を確保したのかも。
 トレーニングを終えたら学校へ行くのかもしれない。
 永遠に卒業することのない学校へ。
 永遠に叶わない、永遠の初恋でもしていて、永遠の甘酸っぱさのなかで、ひなこは笑顔でダイエットに励むのかもしれない(実際の作品設定上では「三ヶ月で五キロ痩せないとアニメ番組を降板させられるから」ひなこは筋トレしています)。
 アニメキャラだから痩せない、などということはない。
 要望さえあれば、次作を売るために、ひなこには筋肉がついたり、ウエストのくびれだってできる。
 くびれたひなこには個人的に興味は持てないものの可能性はある。
 いっそ願えば貧乳の妹ができたりもするはずだ。
 じーと見つめるモードは姉キャラのほうがいいという向きも多いだろう。
 最後にぼそっと呟いてもらいたいじゃないか。

「まだぷにってんでしょぷにのかたまり。もっとやりなさいよ腹筋ちぎれるまで」

 あんがい簡単にそれらは実現する。
 だってアニメキャラだから。

 かように奥深い、ニューヒロイン、ひなこ。

 24日に発売されたばかりなのに、すでに英語字幕のついたファンサブ海賊版が海外で出回っているという。いや麻生さん。これこそまさにこの国の資産。16歳女子、ぜんいんアニメキャラにして輸出しましょう(笑)。男子はいまのご時世、18くらいが売り時ではないかと。ニキビがなくなるくらいがイイよな。

 いやマジな話……徴兵制のようにある一定の年齢で国のためにアニメキャラにされる若い命……これで一本書けそうな気がしてきた。
 詰めてくる。

 あーあとひとつだけ。
 腹筋するとき、ひなこは首の後ろで手を組んでいるのだけれど、あれは首筋に危険な負荷をかけるのでやめたほうがいい。両耳の横で触れずに静止か、胸のうえで十字に組むのがおすすめ。まあ、ひなこはアニメキャラなので首を痛めることもなく、巨乳を強調するためにもそのスタイルなんだろうけれど。スクワットもゴッチ式信奉者からすると、それでは膝を痛めるのではと思ってしまうが、まあいいんだろうね……ほとんどのひとが、本当にひなこと一緒に筋トレし続けるとは思えないし……でも続けるのなら、単純な運動だからこそ妙なクセがつくとホントにいろんなところを痛めます。これきっかけで、ちゃんと続けられる筋トレの作法を身につけるなんてのも、いいかも。

「ひなこ、おまえの腕立て伏せは速度出しすぎなんだよ、もっと指先を内側に向けてこう……」

 みたいな会話もはずむというものです。
 部屋にはひとりなんだけど。


 過去の記事の表題のみ残しておりますのは、その件によって知りあうことのできた方々もあり、いまでもその件を検索して当サイトに来られる方が毎日、何名かおられるからです。そこには、当事者の友人を抱えた私の想いが綴られていました。また、まったく情報のなかった直後の時期、ウェブ上で迷う方々をつなぐ役目が少しなら私にはできるかもしれないと思って書いた内容もありました。多少の成果はあり、そして、その役目もいまは終えたと判断します。

 そして2009年3月26日大阪地方裁判所においての債務権利者集会をはじめとする法的な整理の開始。ならびに関係者各位には全件に関し、あますところのない周知もされている、という確認がとれましたので、その件に関する過去の記事をすべて削除させていただきました。

 ファイトです。
 みなさん。

 もちろん、あなたも。
 あなたに言葉が届いたということは、私にとってなによりの書いた意味です。
 できうるかぎりのことを全力でおねがい致します。

 吉秒匠でした。
 今後も、なにかございましたら、どちらの関係者の方でもご連絡ください。
 メールアドレスは『とかげの月』トップページ最下段にあります。
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『テレビ大阪・ノアぷ~』の話。

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 そして第三回。
 潮崎豪。照れつつ、恥ずかしい恥ずかしいと身もだえし顔を覆い、それでも急かされてオープニングコール。

「おきろー!!
 ノアぷ~、はじまるよっ」

 で、また恥ずかしい恥ずかしい。
 でかいオトコの照れて悶えるのは、見ているほうが恥ずかしい。

 で、試合。
 今回はAAAのKENTA戦。
 メキシコに同行した仲田龍氏の解説つきで、いかにメキシコの屋台が薄汚い物を売っているかを教えられる。私は別番組でそのメキシコ遠征の様子を観たが、KENTAがひたすらテンションが上がらないとこぼしていた。年末に参戦したメキシコのマットに年明けてまた強行軍での参戦。おれ闘えるのかなこの状態で、などとつぶやいていた、まさにそれがノアぷ~第三回のメイン。

 すっかり歌えるようになった『くれおーる』の歌をまたエンドレスで聞き、インタヴューは休場中の丸藤正道。三回目にしてすっかりスタイルができあがった。そして私は自分が間違っていたことを知った。

 『ノアぷ~』

 おそらく、NOAHのプロレス、という意味なのだろうその番組名は、てっきり地上波のプロレス中継における新しい方向性を目指してのものだと推察していたのだけれど。
 違うのだ。
 次回予告、すなわち第四回『ノアぷ~』の内容が明かされる。

「次回…
 KENTAがおよそ1年半ぶりにアメリカROHのリングに立つ!!
 鳴りやまない"Welcome Back"の嵐!!」

 いや、そりゃもうアメリカ人に人気の「元祖 Go 2 sleep」のKENTAだ。
 (まったく同じ技名で同じ技を、世界最大のプロレス団体WWEの元世界ヘビー級王者CMパンクが得意技にしてしまったため、肩身の狭いアメリカの日本プロレス好きたちのあいだでは、こっちが元祖だパンクはパクリだという妙な連帯感で会場が盛り上がるのであった)
 来週は大絶叫するファンたちの映像で番組は盛り上がるだろう。



 だがしかし、駄菓子菓子。
 それが第四回のメイン。
 ということは番組がはじまって一ヶ月。
 いちどもNOAHの黄緑色のマットは映されない?
 ノアの番組なのに。

 なるほど。
 だから『ノアぷ~』なんだ。
 まぎれもなくノアのプロレスを放送してはいる。
 しかし『プロレスリングNOAH中継』ではまったくない。
 権利関係か。
 これは来月も続くのか。
 この先も、ずっと?

 仲田龍。日本テレビに地上波は打ち切られたもののノアの放送権を与えたまま「外でうちの選手が試合したのは問題ないでしょう」とテレビ大阪で。みずから開催する会場での試合はいっさい放送できないのに、それでもNOAHの名を冠した地上波放送を成り立たせてしまったのか。
 そうなのだとしたら、すごい話だ。
 前代未聞である。
 
 ノアぷ~

 そのタイトルには『プロレスリングNOAH』という団体正式名称ではNOAH中継を期待されるため名のれないが、それでも地上波という伝統を護らなければならなかった、王道の守護天使たちの苦悩がにじんでいるのであった。
 ノア関連の地球の裏側での試合とか放送しています。
 道場の隅っこで撮ったインタヴューなんかが番組後半のメインです。
 潮崎豪は錆びた自動販売機の前で照れて身もだえています。
 涙なくして観られないや。

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