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「そういえば、軽いタッチができないって言ってたな」
「いつだったかハッキングしてたとき、もう五年前になるが、小指の骨を折った。気づかないで、そのあと何時間もキーを打ちつづけた。内出血で手が黒くなるまでね」
「耐久時間の記録は?」<フェイト>が訊ねた。
 ジレットは考え込んだ。「一度、三十九時間ぶっつづけで叩いたことがある」
「おれは三十七時間。もっとつづけるつもりだったんだが眠ってた。目が覚めたら二時間手が動かなくてね……しかし、おたがいどうしようもない馬鹿だな」


 ジェフリー・ディーヴァー 『青い虚空』
TBN

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 おそろしいまでの難産のなか、本日が某誌用の原稿締め切り日でして。
 昨夜から機械化されたかのごとくタイピングする指と腕が痙攣して箸も持てない状態です……タイプが強すぎるんだな、たぶん、しかしいまさらこういうクセは直らないもの。だったら痙攣する筋肉のほうを鍛えればいいのだ、ということでトレーニング不足を半年ぶりに痛感しています。小説書いていて、筋トレ不足を嘆くというのもあれですが、とある一線を越えたあたりから、ほんと書くことって腕力の勝負。闘う意志があっても躯が動かないという11ラウンド目のボクサーの、自らに対するもどかしさに共感する。機械とつきあっていると、いつだって限界が訪れるのはヒトの躯のほうが先。ヒトはヒトの形にあわせてキーボードをデザインしてきたけれど、そろそろハンマーを持ちやすく手が進化したように、ヒトの側がキーボードにあわせて進化してもいい頃合いだと思う。指が二倍あったらだいぶラクになる。脳が二つあったら、半分が寝ているあいだも仕事が続けられる。

 そんななか、息継ぎがわりにいつも覗くサイトを覗いていて。
 昨日から何度もトラックバックはろうとしているんですが上手くいかず、原因究明をしているほど時間に余裕がないので、もうさっくりと新しい記事としてトラバします……なぜかこうすれば受けつける。どうなっているのかFC2!!
 お手数おかけしてもうしわけない、リコさん。

 『それはそれとして。』

 それで、私のとこのピクルスの話っていうのがこれね。

 『ピクルスをつくってみる』のこと。

 追いつめられると、ふだんではそんなに気にもしない細かな作業に気が向いてしまうということはあります。テスト前になると、何度も読んだマンガを読み始めてしまうとか。現実逃避なのでしょう。そんなときはそのマンガを燃やせばいいのです。もしくはテストをあきらめればいいのです。どっちか捨てないと。
 そんなわけでトラックバックはれなかったです。
 後日、原因究明いたしましょう。

 ともあれ。
 これでよし、と。
 すっきりした。
 原稿に戻ろ。

 あと半日で20枚削る。
 一晩かけて削れるとこぜんぶ削って、まだこんなに。
 どこが捨てられる……決断するんだ、私。
 この子の腕をもぐか、脚をもぐか。
 どっちがよりカッコヨクなるだろう……

 ああ、ピクルス作りたい。
 カレーも長らく作っていない。
 餃子パーティーの具考えなくちゃ。
 肉食えないコが来るんだよね、肉なし餃子って。
 いやいやいや……いっそ首をもごうか。

 いつもながら、この締め切り。
 精神状態が不安定。
 そこを制御したり。
 しないで酔ったり。
 するのがまた愉し、なのですが。
「Yoshinogiさん、こんにちは」

 という文章で始まるメールがXboxLiveで届きまして。

(意外に知られていないが『My Xbox』を使えば、PC上でもゲーマータグだけでショートメールのやりとりができる。スパムも(いまのところ)まったくなく、なかなか使える機能だ)

 『Halo3ベータテストと仮想うつつ』の話。

 ↑この記事で、
 『Halo 3』 マルチプレイヤー パブリック ベータ プログラム参加権、もらっちゃいました。

 ところで、この知らせをXboxLive経由で受けとる前日。
 普通のメールも一通受けとりました。
 よろこんで『伝言』に書き込んだのだけれど、よくよくそのメールを読んでみれば。

「本メールの内容の一部もしくは全文を他へ引用することは禁止いたします。」

 との表記が。
 触らぬ神にたたりなしと、書き込みを削除。
 あらためてこっちで内容に触れますが、そのメールは『Halo 3』 マルチプレイヤー パブリック ベータ プログラム 「ファミ通.com読者特別枠」に当選したというお知らせだったのでした。ファミ通.comからの応募/当選特典として、500 マイクロソフトポイント(XboxLiveで使えるXboxの国の通貨)もついてきた。

 ファミ通.comからの応募だったけれど、そのメールの配信元はXbox キャンペーン事務局。
 マイクロソフトが一括管理しているということなのでしょう。

 でもだったら、すでにポイント付きで参加権をいただいている私のもとへ、ブログで触れてくれたお礼だとまた参加権が送られてくるというのは──このパブリックベータ、参加を決意したマスターチーフたち(私はエリート使いだが)は、あらゆる手段で参加権を取得しようと奔走していたはずで、もしもマイクロソフトが抽選を一括管理しているにもかかわらず、応募先ごとにそれを区分けしているのだとしたら──私同様、二回も三回も参加権をちょうだいするケースは多発しているのではなかろうか。

 当然ながら、当選した参加権の他人への譲渡はできない。
 かといって、同じアカウントで一つ以上の参加権を持っていてもまるで無意味。
riot act
 参加権付属ソフトなんてモノもあるくらいなので、どうしても参加したい人はだれでも参加できるテストだとはしても。
 なんだか二通の参加権当選メール。
 タダでもらったうえに500ポイントもついてきて、罪悪感を持ってしまう。
 いや、むろんうれしいんですが。
 同じXbox事務局で参加者選んでいるなら、余ったぶんは『Halo』Loveな同志にゆずってあげて欲しかったなあ、と。
 思ったりもしたのでした。

 ともあれ。
 『Halo 3』 マルチプレイヤー パブリック ベータ プログラム実施、
 2007年 春 (期間限定)。
 待ち遠しきことなり。

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 突き破りたい。
 合流したい。
 一官能素(1ピクセル)もあまさず味わいたい。
 しかし境界は開かない。
 そのもどかしさが、獰猛な、こわれた欲望を倍加させる。
 しゃにむに動くしかないのだ。身体のあちこちをぶつけあう、噛みあう、すすりあう。押し殺した叫びをたがいの耳に叫びあう。優雅でもなんでもない、ぎこちなく、ぶざまで、凶暴な行為。


 飛浩隆 『グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉』

b-s beachHalo3



第12回 第一次選考通過
     『(タイトル不明)』
第13回 第四次選考通過(最終選考落選)
     『幸せなモノ』
第14回 第二次選考通過
     『哀しみを癒すモノ』
     『ひとなつのみず』
     『僕の泣く声を聞け』
第15回 最終選考通過
     『みぎみみの傷』
第16回 第四次選考通過(最終選考落選)
     『なぁあお』
第17回 第四次選考通過(最終選考落選)
     『兎の瞳はなぜ紅い。』
第18回 第二次選考通過
     『兎はどこに逃げるのか。』
      編集部期待作・一席
     『とかげの月』
第19回 第三次選考通過
     『ふれうるきずに』
第20回 編集部期待作
     『アスプの涙』
第21回 第四次選考通過(最終選考落選)
     『バオバの涙舟』
第22回 第三次選考通過
     『ささやかな旋律。』
第23回 第三次選考通過(最終選考落選)
     『りんゑの宴、ぼくの唇。』
第24回 第三次選考通過(最終選考落選)
     『うさぎがはねた。』
第25回 第二次選考通過
     『愚かしく魔法使いは。』
第26回 第三次選考通過
     『幽閉の銀の箱』     
第27回 第四次選考通過(最終選考落選)
     『幻追い~とかげ~』
第28回 第四次選考通過(最終選考落選)
     『幻追い/リーリー』
第29回 第四次選考通過(最終選考落選) 
     『造形師ディクリード・フィニクスのヒーローな休日。』
第30回 第四次選考通過(最終選考落選)
     『幻追い~三結神~』
第31回 第三次選考通過
     『幻追い/少年鎖骨電光掲示板』
      第四次選考通過(最終選考落選)
     『ゲームの真髄。』
第32回 第四次選考通過(最終選考落選)
     『ルビオの世界にぼくらはいない。』
第33回 第四次選考通過(最終選考落選)
     『恋愛花電 -A.F.L.-』


※回によって最終選考前の選考が第三次であったり第四次であったりするので、最終選考に到達して落選したものはそれを明記しました……してみて気づく、最終選考落選の数の多いこと……

 編集部期待作、二回。
 最終選考通過、一回。
 最終選考落選、十三回。

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 ネタ的にいかにも少女小説らしくないところを選んだけれど、もちろんタイトルに恋愛の文字を入れるくらいなのだから、ド直球の恋愛モノです。
 モチーフはこれでした。

 girl's side

 生まれてこのかた男の私にとって、ややこしい乙女BLラヴ心理というのは非常に理解しにくいものなのですが、ウィングスへ書く以上、そこは避けて通れず、というわけで男性にも女性にも人気あるシリーズというようなものは、大変勉強になり参考になります。そんなこんなで絶対に「少女小説」とは呼べない「大人女性狙いあわよくば大人男も」路線で暴走を続ける吉秒匠の第33回ウィングス小説大賞、ここに終了──

 同じ路線をさらに継続加速して、今月末の〆切に向けた次の弾は!!

 『脳が焼けて感情をなくしたホモ
     VS
  魔法少女パステルはのか』

 勝つのはどっちだ!!

 本当にそういうのを書いている。
 われながら懲りない。
 そうですね、時間もまだある(作品も交換しあって勉強になるにもほどがある柚井黄菜子さまに今回も励まされました)。名前は出せませんが、メールくださった同志みなさま死ぬ気で闘りましょう。
 いかんせん私のテンションは上がっていないのですが。
 テンションとは、掘り出して沸騰させるものである。
 この賞、もっと盛り上げたい。
 勝つことよりもなにより十年以上ぶりの大賞を「出せる」賞にしたい。
 そこに挑んでいるんだって言いたい。
 この虚脱感をどうにかしたいですよ、とりあえず。
 熱い闘いを、ヤってヤられるウィングス小説大賞へ。
 さしあたり〆切まで脳味噌沸騰させましょう。